25 April 2008

混在

タイ旅行の続き。また市場だ。



Talaad rom hup in Ampawa, Thailand
旅行に行くと、鳥を見ているか市場を見ている気がする。友人にタイのアンパワ郡にあるタラット・ロム・フップ(傘を閉じる市場)に連れて行ってもらった。線路沿いに傘を張り出し、店が並んでいる市場fだ。客が通るのは線路の上。でももちろん線路は現役で、一日に8回はしっかりその役目を果たすようだ。2時まで待ち列車が通るのを見届けた。いよいよ通るという10分くらい前になると、やおら店の人が線路に張り出す傘を閉じ、大きなかごなどを片付ける。地面に置いた果物などはそのまま放置。
マイペンライ(気にしない)。

20 April 2008

ピアノリサイタル



ちょっと宣伝。
伯母のピアノコンサートがあります。前半はスクリャービン、バルトーク、プーランク、ドビュッシーなど20世紀前半の名曲を、後半はベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を、5人の弦楽器奏者と共演するピアノ六重奏です。お時間がありましたら、どうぞおでかけください。ちなみにチラシはわたしがデザインしました!


『東郷まどか ピアノリサイタル』
2008年5月2日(金)19:00~
横浜みなとみらいホール(小)
全席自由 ¥3000

チケット→CNプレイガイド

19 April 2008

Sam Chuk Market



Toys from a Hundred Years Old Market in Suphan Buri, north east of Bangkok.

お菓子や乾物、日用雑貨、おもちゃなどが売られている。昔は川を行く船が交通手段で、川沿いにいくつもの市場が栄えていたが、道路の発達によって活気が失われたという。これまで市場に集まっていた人たちがバンコクまで足を伸ばすようになったということだろうか。100年近く続いたこの市場を保存しようと、サムチュックではバンコクからの観光客を集めようという努力がなされていた。伝統的なタイのお菓子や懐かしいおもちゃが売られ、古い写真館もある。市場の博物館として木造の建物が当時のままに保存されていた。こうした伝統を地元の人々の生活そのままに残すことは難しく、観光地化して生き残りを図らなければならないのはどこの国でも同じようだ。

16 April 2008

Khon Jeepun

I only stayed one night in expensive Singapore and flew to Bangkok. When I arrived at Suvarnabhumi Airport, I felt like coming back home. Although I know only a small part of the city, Bangkok seemed like my second hometown.



Wat Phra Mahathat, Ayutthaya
All the temples were full of Japanese, especially university students.


ぼけっと座って絵を描いていると、何組もの日本人観光客が通り過ぎていった。
「アユッタヤの三番目の王様が建てたお寺ね」
「トウモロコシかたちはカムポチアの様式。釣鐘かたち、タイの様式です」と日本語をしゃべるガイドさんが同じような説明をしていく。

バンコクへはミニバスを使って帰った。「バス」といってもボックスカーの相乗りで、ある程度、人が集まると発車する。5人ほどは集まったのだが、あと一人欲しいらしく、運転手はずいぶん長いこと粘ってキョロキョロ周りを見回していた。「バス停」にはとくに標識もなく、「バス」もただの乗用車に見える。ガイドブックに書いてあるからこそ乗れるけれど……。

13 April 2008

All the fables of the exotic east



ラッフルズホテルのアーケードをくるりとまわってきた。ドールハウスの中を歩いているような気分だった。
植民地時代、とんだ異国の地にきてしまったと故郷を想う欧米人の社交の場であったことを想像すると、作家が好んで滞在したのがわかる気がする。
帰ってからサマセット・モームにはまりだした。外国に行き、一から出発しなおす主人公が結構でてくる。当時、東南アジアに来ていた人たちは、新たなチャンスや刺激を求めて、大きな賭けをする気持ちで国を出てきたのだろう。現代の旅行は、ぜんぜん気楽で軽い。

12 April 2008

国境



飛行機だとあっという間に国から国へと移動してしまい、なんだか騙されているような気分になる。だから一度、陸路で国境を越えてみたかった。
クアラルンプールからマレー鉄道でシンガポールへ。
ジョホールバル駅で止まり車内でパスポートを検査され、ジョホール海峡を渡る。シンガポール島に入ってすぐのところでまた列車が止まり、今度は降りてイミグレーションを通り、もう一度同じ列車に戻る。国境通過はあっけなかった。朝の6時半、まだ真っ暗でみんな寝ぼけ眼だ。

4 April 2008

RM29.0



Steamed Fish
We went to the fanciest restaurant in Kuala Selangor's old town. When I saw this steamed fish in the menu that said "market price", all the sudden I decided I must eat it.
We waited and waited and came this huge plate! It cost as much as 29 Ringgit, while the hotel room charge was only RM20. But come to think of it, RM29 is only about 1000 yen.

2 April 2008

ショウビン3兄弟



ナンヨウショウビン(Collared Kingfisher)
Kuala Selangor has a very good bird watching spot, Taman Alam Kuala Selangor!

クアラスランゴール自然公園は、マレーシア自然保護協会が管理しているせいか、日本の野鳥公園のような設備だった。もちろん、そこにある自然はぜんぜん違い、湿地のような池とマングローブ林が広がっている。
「池は人工的に作ったもので、マングローブも植林している。こっちの森も二次林だ」とビジターセンターの模型を見ながら教わり驚いた。

ナンヨウショウビンは、池の脇の観察台から見た。かなり高いので、虫もいないし、梢が真横に見える。一日いても飽きないところだった。



ヤマショウビン(Black-capped Kingfisher)
The nature guide at the visitor's center told me that this kingfisher is a migrator in Kuala Selangor.

ナンヨウショウビン、ヤマショウビン、アオショウビンとどれも飛ぶと背中の青が光る。少しずつ色味が違うのが素敵だ。



アオショウビン(White-throated Kingfisher)