4 January 2012

Dummy Book

Tomorrow is the hand in day. I printed my Little Brown story from the university's copy centre and bound it simply by myself. But I was so happy to see it as an actual book!



わたしの卒業制作"Little Brown"は、バンの若鳥である主人公が両親の第二回繁殖を手伝うというお話だ。
ケンブリッジの町中にある公園脇を流れる水路500メートルほど区間に、昨年春は9つがいのバンが繁殖していた。この絵本は4月から6月にかけてその水路に通い詰め、観察記録をつけたデータとスケッチを元にしている。
ただ情報を伝えることだけがメインの図鑑や科学絵本にはしたくなかったので、早春生まれの若鳥の視点から書き、会話も入れてお話として読めるようにした。芸術作品と科学絵本との間のバランスをとるのは難しい。でも、こんな中途半端なジャンルを開拓するのがわたしの夢だ。





We still have a month before the final exhibition. I hope to get more works done...

9 comments:

  1. It looks great... congratulations!!! Happy New Year

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  2. ヤマセミ5/1/12 05:13

    素敵な本に仕上がりましたね。きっと絵のトーンとストーリーともマッチしているのでしょう。一生の宝物ですね。おめでとうございます。

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  3. Congratulations!

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  4. ヒヨ吉7/1/12 17:26

    お、バンのヘルパーという生態を巧みに取り入れたすてきなないようですね。
    かわいいだけの内容がめちゃくちゃな生き物絵本が横行しているなかで、こういう絵本がきちんと作れるようなTingさんの存在はこれから大切になるでしょうね!

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  5. Thank you!
    >ヒヨ吉さん、
    わたしが生物と関係のない児童書の分野にいる影響が強いと思いますが、むしろ一般の読み手は、生き物が出てくるからといって、必ずしもその「種」について考えてはいず、人間の生活、価値観に置き換えて読んでいるような気がします。だから科学絵本をお話形式にして芸術的に作ろうと思うと、どうもキャラクター化しやすい生き物を人間の変わりに主人公にした物語として読まれてしまうみたいなのです。なかなか難しいです。

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  6. かもたん9/1/12 08:35

    すてきな本ができましたね。
    いちど、手にとってさわって、そして読んでみたいです。
    電子書籍ではぜったいに生み出せない本の魅力は
    本の中味とその表現である本そのものが発している光やぬくもりだと確信しています。
    おめでとう。なんだかとてもうれしい新年のおしらせでした。

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  7. あしなが10/1/12 00:55

    もう、10日過ぎてしまいましたが、あけまして
    おめでとうございます。今年もよろしくお願い
    致します。
    素敵な作品が完成しましたねー。これが、これ
    からの自分の基準になっていくんですよね。
    おめでとうございます。
    確かに、芸術作品と科学絵本のバランスって難
    しい感じがします。また、科学は漫画で学ぶこと
    もあり、その需要が圧倒的に多そうなのも、やや
    気になったり‥
    私はここのレスを読みながら、例えが変かも‥
    ですが、説明的な台詞無しのノンフィクション
    歴史映画・ドラマを製作するような難しさだと
    感じました。
    でも、思い付いていないだけで、意外な答えが
    あるのかもしれませんね。挑戦し甲斐がありそう
    です。次作品以降、期待が高まります!

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  8. Setsuko Makinoda10/1/12 23:59

    ティンさん、おめでとうございます!
    最初の頃、窓辺から見える、ベリーの木にとまっているバンの絵が印象的でした。じっくり観察されたのですね。お兄ちゃんが子育てを手伝うことは知りませんでした。
    どの年代の人にも感動を与えてくれる本だと思いました。
    早く手にとって読んでみたいです。
    出版されるといいですね。

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  9. かもたんさま、
    手にとってページをめくるのは、ボタンでページをめくるのと格段の差がありますよね。絵本アプリも、一つのジャンルとし、それはそれでおもしろいと思いますが、やはり一筋につながった物語を伝えるには、シンプルに紙でできた絵本が一番だという気がします。
    あしながさま、
    あけましておめでとうございます。
    歴史のノンフィクションも、自然科学のそれも、変えられない事実があることと、事実が解明されていないorわかり得ない部分があるという意味では同じですよね。歴史は、風景なども現在の様子からはビジュアル化しにくかったりして、もっと難しい気がします。
    Makinodaさま、
    読んだ後に、気づいたら何か事実を学んでいるという絵本をつくりたいなと思います。
    出版・・・あとはただfingers crossedするしかないですね。

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