6 July 2014

照ヶ崎

We were planning to have another sketching day at Terugasaki, the small rocky shore in Oiso, to draw White-bellied Green Pigeons coming to drink sea water. But since the weather didn't look promising, we had to cancel the event. (I know that British wildlife artists wouldn't have called off the event for drizzle. But it is hard to draw in the rain.)
Yet, I went to Terugasaki by myself just to see some green pigeons and to try drawing in the rain. Godo-san was there, too.




スケッチ会は中止になったけれど、せっかくなので大磯まで出かけてきた。雨は時折、ぱらつく程度だったけれど、その雨粒が水彩の上に落ちると、どうにも絵をコントロールできなくなる。そこが雨のなか描くおもしろいところで、雨らしい絵に仕上がる一因にもなるのだけれど。
でも肝心のアオバトが全然、こなかった。



ウミウ(Japanese Cormorant)
何の気なしにカワウと言ったら、ウミウですね、と言われてしまった。何か言う前によく見なくては! 



Drizzle stopped for a while.  The hills on the Hakone side was in deep ultramarine.
アオバトが来ない。それでもドラマチックな風景がある限り楽しめる。



ようやく数羽、飛んできたアオバトを少しだけ描くことができた。
照ヶ崎でいつも大歓迎してくださるこまたんの方曰く、アオバトの子育ての時期にあたる7月前半は、もともとあまり飛来数が多くないそうだ。とくに朝方、丹沢が雨だとアオバトが出てこられないので、飛来数は極端に少なくなる。大磯の天気だけではなく、丹沢の天気にも影響される。こんなにアオバトが来ない日もあるんだ、とひとつの勉強になった。

アオバトがたくさん飛来しないと、スケッチはしにくいので、会としては中心にして正解だったかもしれない、と主催者としてはホッと胸をなで下ろした。 9月はむしろ飛来が多く、空気も澄んでいるからおすすめシーズンだというので、またリベンジでスケッチ会を企画しようかと思っている。
These green pigeons are summer visitors to the mountain forests in our area.  But they fly 30 kilometres or so to this tiny rocky shore to drink sea water.  It is said that they need salt (sodium) from the sea water in order to help absorb the water and nutrition of the berries they eat.



一号線沿いのパン屋さんアヴィアントの「大磯のアオバトクッキー」。わたしが昔描いたアオバトの絵をシールに使ってくださっている。照ヶ崎でアオバトを見た帰りには、記念にぜひ! ちなみにアヴィアントには、わたしの鳥グッズも少し置かせていただいています。

2 comments:

  1. 6日午前中にもう一回行ってみたら、20-30羽の群れが飛んできていたりしましたよ。
    海なし県に住むと、こういう光景は機会があるときにちゃんと見ておきたいですね。

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    1. hiyokichiさん、
      さすが、リベンジに行かれたのですね。やはり次回は、しっかり天気の良い日に出かけたいものです。2日目のスケッチも拝見しましたよー!

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