16 February 2017

英吉利流連載を終えて

雑誌BIRDERの3月号が家に届いた。わたしの連載 『Tingの英吉利流バードウォッチング見てある記』の最終回が載っている。3年間の留学の"鳥見"という部分をこうしてまとめられたのはうれしい。
I have finished writing the series of 24 articles about British birders and birdwatching on BIRDER magazine.  Since I learned so much from my experiences of birding in the UK during my three-year stay, I started this series to share them with Japanese birders.  
W
riting articles turned out to be more of a great opportunity for me to study further on many aspects, from British culture to environmental organisations to laws.  It really became a good sum up to the days I spent in the lovely country.  
I want to say big thank you to all my birder friends who took me around to almost everywhere in the country, and to all who answered my various questions for this articles.  



鳥とは全く関係のない絵本作りを学びに留学したはずなのだが、気付けば毎週末のように鳥見に出かけ、イギリスの野鳥の会と言えるRSPBのケンブリッジ支部に入会し、レポートのネタを探す農工大生のように自然保護区の作りや運営に興味をそそられていた。
とても簡単に鳥見の世界に入れ、自然保護を勉強できる環境だったのだと思う。

イギリスは世界に先駆けて自然を破壊していただけに、自然保護を始めたのも、失ったものを取り戻す政策を始めたのも早い国。これは学びたい、すごい、と思うことが多々あった。そして、一般の人たちの野鳥や自然に対する関心の高さにも、文学や絵画、居住空間、休暇の過ごし方などといった文化や生活の中にバードウォッチングが入り込んでいるところにも、とても驚いた。



2年間の24回分を記念に並べてみた。
一つのトピックに1ページというのは字数が足りず、全体的に削りに削った生真面目な記事になってしまった。でも、書いたおかげで頭の中が整理され、いろいろ勉強できた連載だった。

4月号からは新連載をはじめるので、ぜひそちらもよろしくお願いします!

4 comments:

  1. 連載おつかれさまでした。新連載も楽しみにしております。

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    1. ありがとうございます。
      連載の企画出してみたら?と言ってくださったhiyokichiさんのおかげです。

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  2. はじめまして。
    3月号で初めて拝見して興味を持ちこちらに参りました。最終回とは残念です。本としてまとめて出版されるご予定はないのでしょうか?
    私事ながら2013〜2016の英国在住時に鳥見に目覚め、RSPBやWWTの会員になって週末バードウォッチを楽しんでおりました。また庭のバードフィーダーに来るrobinやblue tit にも癒されました。
    次回のご連載にもイギリスの鳥は登場するので初めてしょうか。楽しみにお待ちしております。

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    1. はじめまして。読んでくださりありがとうございます。
      イギリスに行って、鳥を見始めたという方、意外といらっしゃるのですね。やっぱりそれだけ、バードウォッチングにハマりやすい環境なんですよね。

      残念ながら本連載を本としてまとめる予定はないですが、新連載にも時々はイギリスの鳥が出てくるかもしれません!

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