
母が翻訳したカラスの本が昨日、ついに書店に並んだ。ジョン・マーズラフ、トニー・エンジェル著「世界一賢い鳥、カラスの科学」だ。わたしもまだ読み始めていないのだが、最も身近にいながら、たいがいは邪魔者扱いされ、視界の隅に追いやられてきたカラス類が、いかに高度な知能をもち、人間とよく似た思考パターンで行動し、逆にわれわれを観察しているかを思い知らされる本だそうだ。
邦訳版カバーには、私のリノリウム版画を採用していただいた! 中の挿絵は共著者でもあるトニー・エンジェル氏によるもので、緻密に描かれていながら動きがあってとても素敵だ。

They used my illustration for the back cover and the tittle page as well! I am so happy about this.
◇◆◇ 世界一賢い鳥、カラスの科学 ◇◆◇
ジョン・マーズラフ/トニー・エンジェル著、東郷えりか訳、河出書房新社
書店で見かけたらお手にとって見ていただければ幸いです。