砂漠でたった一人で迷ったら、
西でも東でも、北でも南でもいいから、とにかくいったん歩き始めたら二度と絶対に方向を変えないこと。
いったん歩き始めた方向が、街やオアシスへの最短距離なのだと思い込むこと。
森達也『東京スタンピード』より卒論調査という、砂漠をさまよっている気分だ。データがあまりとれなくて、不安な日々。
先生に相談に行ったら、あまりコロコロ変えても、データにならなくなる。このまま続けてみましょう、と言われた。ふと上の一節を思い出した。ひたすら歩き続けてみることも必要なのかもしれない。「弱気になって方向を変えてばかりいたら、最後まで砂漠から抜け出せない」から。
でも、歩き続けるなら、風景の変わる旅がしたい。同じ調査地に通い続ける、研究者気質がわたしにはどうやら足りないようだ。
ヤマグワからヒメコウゾ。季節がどんどん変わっていくのは、焦るけれど、ありがたい。
砂漠の例え、なるほどなと思いました。
ReplyDelete��同じ所をグルグル回っていると徒労感は大きいしね・・・
データはコントロール区との比較が基本ですので、とりあえず収集・蓄積が必要なのでは。
あとから俯瞰して、時期変化や地域差を見たりするためにも。
私の場合は、植物種を変えただけの実験をベースにして、最悪同等の結果は出る保険をかけていました。
自分の材料特有のデータが出るかは出たとこ勝負でした(予備実験等前例なかったので)。
やられている内容を知らずに書き込んでいますので、ハズしていたらごめんなさい。
久々~(^^)/
ReplyDelete砂漠の話に異議あり!!
「これだ!!」って決めた道をひたすら突き進むのも重要だと思うけど、「これだ!!」って思う前はちょっと進んでまた方向転換して、また進んで…みたいに悩みながら進んでいくものじゃない?
俺の人生はカーブだらけだよ(*_*)
ITO先輩、
ReplyDeleteコメントありがとうございます!
「比較」できる質や量のデータをとる、その段階ですでに困っている気がします。フィールドだと、思うようにはいかないし、なかなかむずかしいですね。
neo先輩、
わたしも、カーブがいっぱいあっても、寄り道しても、いいと思います! ただ、どこかの方向に(多少の自信を持って)進みたいなぁ。いつまでも同じ場所で迷ってはいたくないなぁ、と思います。
ヤマグ和、たくさん食べるの舌がすごい色になるのを思い出しました(笑)
ReplyDeleteヒヨ吉さま、
ReplyDeleteわかります!
昔、友人と公園に鳥見に行ったはずが、鳥の気分になって?!、ひたすらヤマグワを食べてしまったことがあります。指も真っ赤になりますよね。
この時期のヤマグワの近くは気をつけてよ〜。
ReplyDeleteこのまえ長野に行ったら、熊の匂いがプンプンしてました
ヒヨ吉さま、
ReplyDeleteご心配、ありがとうございます。
わたしが調査をしている場所にクマはいないので大丈夫そうです。ありがたや。