25 December 2018

Happy Holidays!

A little belated but I wish a happy Christmas to all of you!
Every year, we'd go to a beach and had roast chicken cooked in Dutch oven and open fire. But with a zero-year old, we stayed inside. We had quite a lot of visitors and my husband cooked Borscht for the party with friends and Samgye-tang for the family meal.  
今年のクリスマスの丸鶏はサムゲタンになった。買ってきた鶏を見て、大きさ的にも曲がり具合も、チビの足みたい……と一瞬みなで顔を見合わせたけれど、結局はおいしく食べてしまった。



Yet, we didn't miss the sea.   It was the first sight of the sea for her although I am not sure if she really saw it or not!  
自分とチビへのクリスマスプレゼントと称して、暖かいダウンのママコートを買ってしまった。コートの前にダッカーと呼ばれる赤ちゃんを覆う布をつけて大きくできる仕様のもので、抱っこ紐で抱いたまま一緒に着れてしまうのだ。これで冬でも、ちょこっと自然観察に出られるだろうか。



なかなか首がすわらないと思っていたけれど、4ヶ月健診で、もうすわっています、大丈夫ですと言ってもらえた。頭が大きいだけに違いない。健診で集まったいろんな子を見ると、大きさも髪の量も、顔の子どもっぽさも、本当にずいぶん差がある。それぞれマイペースに大きくなっているんだなあ。



最近のお気に入りのペンギンさん。短い間なら持っていることができるようになった。





車での帰り道、ちょっと渋滞したらチビがぐずり出した。なぜか動いているときは機嫌が良いのに、止まると泣き出す。抱っこしていても、立っている時はよいのに、座るとダメ。一体何が違うのだろう。

18 December 2018

秋色

It's suddenly got chilly and the autumn colour is gradually disappearing.  Persimmons at the orchard had already been picked before I sketch them.  
Well, you can not do everything.   



カラスウリ(Trichosanthes cucumeroides
何でもない荒れ地や斜面に生える植物だけに、整備された場所が多くなると見かけなくなる気がする。
線路沿いを散歩中に、ほとんど誰も来なさそうな道、その先に放棄され気味の果樹園と空き地を見つけた。囲い込まれていない私有地に久しぶりに入り込んだ気がする。コンクリートで覆われた崖をカラスウリが覆っていて、いくつも赤い実が生っていた。

小さい頃は、まだそんな場所があちこちにあって、畑の中を通る土管道を歩いたり、栗林を抜けて出かけたり、崖を登って探検した。でもいつの間にか、子どもが入り込んでも許される、適当にしか管理されていない土地はみんな開発されてしまって、本格的に生産している農地が少し残るだけになってしまった。パブリック・フットパスのような抜け道すらもない。

チビがもう少し大きくなるまで、このわずかな秘密の場所が残って、ちょっと探検気分を味わわせてあげられたらいいなと思った。



ノブドウ
This year the autumn colour was not so good because of the typhoons in summer.  But there were some beautiful red and yellow around us.  



ハタハタ
相変わらず、ちょっと変わった魚が安くなると、夫が買ってくる。やらなくてはいけないことはいっぱいあるのに、つい描いてしまう。

13 December 2018

ワイバード通信2019年春夏号

The latest brochure of Ybird travel agency came out. This time, the cover image is Okinawa Rail.
I'd been wanting to make a linocut image of this rail since I saw them two years ago in Yambaru, Okinawa so I was glad to have this chance!  




チビが生まれてからはじめて版画作品を作った。チビが寝ている隙間時間に彫るのはコツコツできても、摺る作業は丸一日まとまってない限りできない。週末に夫に預けて、実家で摺った。そのうちチビが動きはじめたら、彫りカスをみんな食べちゃったりして、家で彫るのも難しくなりそうだ。
でもやっぱり版画は楽しい。時々でも、作り続けたいなあ。

4 December 2018

第18回フィールドスケッチ会

久しぶりのフィールドスケッチ会を新横浜公園で開催した。モコモコの上着を着ていったのに、暖かくて風もなく、暑すぎて脱いでしまうほどだった。
We had a field sketching day on the 1st of December at Shin-yokohama Park. There were several ducks, coots, cormorants, a heron and a Great-crested Grebe. A  Sparrowhawk flew passed us several times.



White of male shovelers stood out vividly.   



はじめ水面に浮かぶハシビロガモやオカヨシガモの鉛筆デッサンをしていたのだが、何となく手が動いていない気がしたので、筆だけで大雑把に描いてみることに。一番左の個体は、筆で細かく描く前にいなくなってしまったので、適当になってしまった。

お披露目会で、葦は水際と一番上は茶色いのに、真ん中は黄緑色でしたね、という話になった。下は茶色い皮?に包まれていて、一番上は枯れているけれど、真ん中部分はまだ緑が残っているようだ。わたしはずっと望遠鏡をのぞいて描いていたので、背景もあまりにアップで見ていて気が付かなかった! でもこのスケッチをしていて、奥行きのある葦原らしさを出すには、緑や黄色で描くだけでなく、その後ろの黒い影を入れないといけないのだなというのは実感した。



ヒメアマツバメ!っと隣で描いていたヒヨ吉さんが教えてくださったので空を見上げたら、100羽くらいが空を乱舞していた。数分眺めているうちに、いつの間にかどこかへ消えてしまった。それから何度か、ジュリリリリという声で気付いて見上げると、同じように数十羽が空を舞っていた。きっとどこか近くにコロニーや集団ねぐらがあるのだろう。



歩き回ってもそう環境が変わる公園ではなかったし、久しぶりのじっくり描ける機会だったので、最初から最後まで一カ所に座り込んで描いていた。
しばらくしたらハシビロガモが数羽、目の前までやってきて採餌をはじめた。肉眼の距離! 2羽でくるくるまわりながら餌を採りだしたのもいた。



Not a good sketch but a record to show that there was a Common Snipe.  It was standing there near the water's edge, taking a nap and preening from time to time.  While I was drawing it though, a cormorant popped its head up in front of it, which surprised the snipe and make it hide away in the grass. 



Female shoveler preening. 
ハシビロガモのきれいな灰色の肩羽を描きたいと思うのだが、羽を開いた一瞬しか見えないので難しい。雄ほどきれいな色ではないとはいえ、雌が羽づくろいをはじめたので、しばらく観察していた。でも形をとるのに精一杯で、色までは進まずじまい。



公園の池には、ずいぶんたくさんのアカミミガメがいた。

28 November 2018

ツグミ初認

遠出できない分、高校時代にマイフィールドにしていた川に通うようになった。元々、ヒドリガモやイソシギ、モズ、アオジが見られれば良い日というくらい単純なフィールドだったけれど、環境が変わって、さらに見られる鳥が少なくなった。でも、今年もコガモが12羽、ジョウビタキの雌がやってきた。カワセミも毎回見られる。



One day, I was surrounded by a flock of Long-tailed Tits at a nearby river.  A happy moment!  

今日は、用事があって川のずっと下流まで自転車で行ってきた。見つけたのは、なんとゴイサギ! 
わたしがちゃんと探せていなかっただけかもしれないけれど、この川での出会いは本当に久しぶり。



A Black-crowned Night Heron was standing still in the river. It was still there when I did my errand and came back to the spot two hours later.



バンもいた。 I spotted a Moorhen, too. Hello, Not-little Brown!



そして家に帰り、自転車を止めていたら、キョキョッっという声。ツグミだ!
And when I returned home around noon, I had my first sighting of Dusky Thrushes in this season. Three of them were perching on a Ginkgo tree in front of my apartment.
すぐに3羽で飛んで行ったので、通過個体だろうか。定着しそうにはなかった。
ずっと家の周りばかりをぐるぐるしていると、この辺りの初認日がかなり正確に記録できて、うれしい。



休日はチビを連れて少し大きな公園へ。この日は始終寝ていたけれど、それでもカツラの良いにおいなど、何かしらは感じているのだろうか。



ナンバンギセル

22 November 2018

Life with a Baby

いつの間にかある日の一番のニュースが、 うまくおっぱいが飲めなくて大変だとか、オシメ替えに失敗してウンチが漏れたとか、寝たと思っても20分で起きてしまって困るとか、そんなことになっている。
日々の雑用と仕事とで精一杯で、気付けば世の中のことや自然のことを知ろう、学ぼうという元気がなくなって、自分が外の世界からどんどん遅れて行くような気がする。

こうやって子育て中の人の会話は、育児の事ばかりになり、そうでない人と話が合わないなんていうことになるのだろうと身に染みて感じる。そしてこれが子育てだったらSNS等で自慢も愚痴も共感を得られるけれど、介護になるとそう気安く書けすらもしないだろうか。

My little one has been rather troublesome for the last few days, boycotting against drinking milk.  And that is really taking over my life and thoughts.  But I do believe that she will go on to another phase, soon.  



うつぶせにさせると、その瞬間はかなり首を持ち上げるようになった。でも、しばらくもがいた後は、なすすべもなくという感じで横たわってしまう。



When I lay her on her stomach, she can lift her head quite hight only for a minute.  But she can't hold her head up yet. 



My mum bought this flamingo pattern coverall for her.  
Since she got many hand-me-down from my relative, she now has many clothes! 
親戚の男の子からのお下がりで、自転車や車がついた寒色系の服をたくさんいただいた。女の子だからピンク色で花がついた物などと親がステレオタイプを押し付けたくはないので、適当にいろんな色や柄があるのはかえってうれしい。



With this sketch, I'd filled one whole sketchbook only with drawings of her!  

13 November 2018

自然公園へお出かけ

Last weekend, we took our baby to nature parks.  On Sunday, we even had a picnic lunch there.  



公園のテーブルにチビを寝かせて、お弁当を食べた。
こうやって何も分からないうちから問答無用で自然観察へと連れ回して、自然好きな子になるのか、逆にアウトドアなんて大嫌いな子になってしまうのか。



Brown-eared Bulbuls. 



草地でホオジロとアオジとガビチョウを見た。日が傾いてきた帰り際、アオジが一羽ずつ、草地の横の木の上へと上がり、森の中へと飛んで行った。そういえば、冬のアオジはどんなところで寝ているのだろう。全く考えたことがなかったなと思った。



Common Kingfisher is always a very good model.  





今年は十数年ぶりにジャパン・バード・フェスティバルに何も出展しなかったので、たぶん高校時代以来はじめて、ただのお客さんとして遊びに行った。時間を気にせず、ブースをじっくり見て回れて楽しかった!

31 October 2018

秋の散歩

モズは10月6日から、ジョウビタキはその数日後から、声だけは聞いていたのだけれど、家に籠っていると姿はなかなか見られない。 でもここ数日、どちらも家の窓から見られるようになった。つい望遠鏡をセットしてスケッチしてみる。のぞき見しているわたしのことは、誰ものぞき見していないと信じて。
Winter birds had arrived in my area and now I can occasionally see a Bull-headed shrike and a Daurian Redstart from our apartment room.   



家から見える公園のケヤキの木に止まったモズの雌。18日に同じ公園で見た個体は雄だったので、ちょうどその辺りが縄張りの境界なのか、雄はどこかへ追いやられてしまったのか気になっている。



A female Daurian Redstart on a electric pole spotted from home.  It was a silhouette against the light, though.  



もう終わりかけのシラヤマギクの花とベニシジミ。同じ花にクロアゲハやミヤマセセリもやってきて、にぎわっていた。



シモフリスズメ



母がうちに連れてきたサトクダマキモドキ。同じような種がいくつかいるらしい。"ヒメ"ほど小さくはなく、"ヤマ"のように前足が赤くはないので"サト"かなと思った。



カワセミ



アザミを吸いにきたホウジャク。ホウジャク類は一つの花での滞在時間が驚くほど短いけれど、アザミは小さな花の集まりなのでいくつもの花を吸う間、ほぼ同じ位置でホバリングしてくれる。



Another fish from the supermarket on Friday.  今度はカワハギ。

近所を散歩して、イモムシやチョウなどはけっこう観察してスケッチする機会があり、それはそれで楽しんでいるのだが、それでもやっぱりわたしは鳥が好きなんだな、と渡ってきたモズやジョウビタキを見て思った。
今日は散歩中に今シーズン初のアオジを見た。

22 October 2018

Fish on Friday

Nearby supermarket seems to sell whole fish more on Friday and have them discount at night when my husband go after his work.  
So these were what he bought the other day.  He loves cooking and while I was painting these, he was checking several cook books that he owns to decide how to eat them.  
近所のスーパーで数百円で安売りしていたらしいホウボウとキンメダイ。母が魚を丸ごと一匹買ってくることなどまずなかったし、もちろん自分で買ったり、釣りをしたりもしなかったので、魚は何かと縁遠かった。せっかくなので勉強にと描いてみた。



ホウボウはホットプレートの上でアクアパッツァに、キンメダイは中華風になってそれぞれ夕飯に出てきた。描くのも食べるのも、丸ごと一匹はおいしい、とわたしはのんきに筆から箸に持ちかえた。



何とも言えない金色の目を表現するのが難しかった。



下は実家から、蔓ごとやってきたヤマノイモのむかご。これもペンの練習に描いてみた。

13 October 2018

お宮参り

The other day, we took our baby to a shrine for the first time and asked the priest for a special ritual of blessing.



親戚が手作りしたベビードレスを貸してくれたので、お宮参りをした。せっかくならと祈祷もお願いした。子どもがいると、これまでやろうとも思わなかったことを体験する機会を得る。



『戦争と平和』のオードリー・ヘップバーンみたいなかわいい帽子!
なのだが、あごの下でリボンを結んだのを見て祖母が「ぼうちは、やだよねえ」とチビに話しかけていて、おかしかった。



最初のひと月は、足の皮膚に対して中身が細く、シワシワしていたのに、いつのまにかムッチり、ハムのような足になった。太ると短く見える。
わたしの指や洋服などを強く握るようにもなった。足指でも握ろうとするのは、樹上生活をしていた祖先の猿の名残だろうか。



「きっと、今が幸せの絶頂期っていうやつなんだよね」っと夫が最近、しみじみ言っている。チビの面倒に洗濯に仕事にと日々は飛ぶように過ぎていって、「幸せな今」は意識しないと気付けないものかもしれない。



She now has variety of facial expression and follow things with her eyes.  It's getting fun to play with her so I get less time to sketch her.  



It's difficult to draw when she is awake!  



Sleeping happily with Oochan, the orangutan.  I got this big orangutan just before she was born, intending to take photos of the two regularly and compare their size as she grows.