9 August 2026

Gardens

What made this trip more special than anything else was that we could all stay together again at my friend’s house—the very place where we lived after finishing my MA course under the Postgraduate study visa. 
 We are so grateful and just can not thank her enough! 

 It was right after I started my MA course when I met her. I was looking at a dunnock and wondering what bird it could be in the Mill Road Cemetery. She noticed me, told me what bird it was. After that, she invited me for tea, took me to where the Secret Water by Arthur Ransome was based, and then when two of my friends and I were struggling to find a place to live, she rented rooms to the three of us! 
We were so happy to sit in her beautiful garden, listening to the swifts and drawing!
今回の旅、何よりもうれしくて、何よりもありがたかったのは、MAコースが終わったあと、Postgraduate study visaで滞在中に住まわせていただいていた友人宅に、またみんな揃って滞在させてもらえたことだった。 渡英直後に大学近くのお墓でヨーロッパカヤクグリを見ていて、識別できずにいたら、何の鳥か教えてくれたことがきっかけで知り合い、お茶に招いてくださったり、アーサーランサムの聖地に連れていってくださったりしたあげく、住むところを探して困っていたわたしと友人二人の3人に部屋を貸してくださったおばさんなのだ。わたしにとって、イギリスのお母さん。 前に住んでいた家、前に住んでいた部屋、いつも眺めていた庭。あの頃はまだ苗木だったMedlar(セイヨウカリン)が十年のうちにすっかり大きな木になっていて、カブカは毎日のように登って楽しんでいた。
町をあちこちまわるのも楽しいけれど、結局、朝早く起きて一人こっそりと、朝ごはんのあと友達とおしゃべりしながら、懐かしの庭を描いている時間が一番楽しかった気もする。
 

 まだヨーロッパアマツバメが鳴き交わしながら空を飛んでいたのもうれしかった。わたしたちが帰ったちょうどその頃アマツバメも南へと渡り、姿が見えなくなったらしい。

これは鳥見友達のお家のお庭。
帰りは夜中の1時半にケンブリッジを出て、空港で仮眠をとって朝の便に乗ったので、眠すぎてあまり記憶にない。でもジェット気流の関係か、大陸ヨーロッパ、黒海、カスピ海、中国を抜けて中国地方から日本へと入った。羽田到着直前、伊豆諸島が御蔵島までよく見えた。

London Day!

London Day! 
We didn't have enough time for sightseeing and sketching but I was very happy to visit the British Museum and see two objects from "A History of the World in 100 Objects", Standard of Ur and Lewis Chessmen. Since we flew over the Lewis island on the way to Heathrow and I was telling Kabuka about the chessmen, she wanted to draw them.    I found out that we can still listen to the podcast "A History of the World in 100 objects" with Spotify or perhaps with other applications. I knew about it because my mum translated that book into Japanese! 
ロンドンに行くついでにちょっとだけ大英博物館に寄った。
ぜんぜんちょっとだけ寄るようなところではないのだけれど、たとえ1日中いたとしてすべて見切れる場所でもない。無料で入れるので、隙間時間にひとつか二つだけ展示物を見るという楽しみ方もできるのが素敵なところ。

『100のモノが語る世界の歴史』に出てくるオブジェクトを二つ見つけて見ることができた。元はBBCのラジオ番組だったこの本、日本語訳を手がけたのはわたしの母なので、機会があったらぜひ読んでほしい!ひとつはウルのスタンダード。ラピスラズリや石、貝でシュメール社会の戦争と平和が描かれている木製の箱だ。何に使われたものなのかは未だ不明なのだそうだ。写真では細部を拡大して写してあるので、実物を見て小ささに驚いた。ラピスラズリ、心をひかれる色だなあ。もう一つはルイス島のチェス駒。ちょうど行きの飛行機がルイス島の上を飛んだので、機内システムのマップで遊びながら、カブカにそこで見つかったチェス駒の話をしていたばかりだった。このチェス駒はノルウェー産と思われ、ほとんどがセイウチの牙で作られている。昔はスコットランドの北も北のこの辺りは、完全にノルウェーの支配下にあり、北海は交通網だったという。100のモノのラジオでは、話者のニール・マクレガーが女王の表情について「commically glum」と表現していて、確かに!っと思うのだ。
レイケンヒース周辺にナイトウォークに連れて行ってもらったときに見た満月。この時期の満月の日には、インドではGuru Purnima(グル・プルニマ)という、先生やメンターに感謝と敬意を表すお祭りが開かれるそうだ。弟子同士で集まって、たとえば音楽やダンスの先生が作った曲を弾いたり、習った踊りを踊ったりするという。
The last two pictures are the full moon we saw from our night walk near Lakenheath. It was super beautiful! Ruchi told me about Guru Purnima, the festival to celebrate your teachers and mentors!

4 August 2026

Birding in East Anglia

My bird watching friend kindly took us to Breckland and Norfolk coast to watch birds! It was such a special moment for me to go back to see the familiar birds and nature reserves.
Black-tailed Godwits at Cley Marshes. 
ノーフォーク北部にはいくつか大きくて有名な保護区がある。その一つがノーフォーク・ワイルドライフ・トラストが運営するクライ・マーシーズ。スペルはCleyだが、地元の人はクライと発音する!
ヨーロッパチュウヒが飛び立つと、カモメやタゲリが驚いて舞い上がった。でも湿地の真ん中の島に降り立ったら、あまり気にせず、またまわりでくつろぎはじめた。
Shellduck 
出水で見損ねてしまったので、カブカはずっとツクシガモが見たいと言い続けていた。 イギリスなら簡単に見られるかと思っていたけれど、今の時期、イギリスで繁殖した成鳥は、オランダやドイツのワデン海の島や砂州に渡り換羽をしているようで、ほとんどいないらしい。 でも運良く、ずいぶん成鳥した若鳥が数羽、クライ・マーシーズにいた。
I was very happy that I could show the Avocets to Kabuka because it is the iconic bird and it is on the RSPB logo!  
ソリハシセイタカシギ。
Linnet ムネアカヒワ 実は和名を全く覚えていなかった鳥。
Stone Curlew at Breck and they had two chicks! 
イシチドリ。けっこう距離はあるけれど、ヒースの中を動くのが望遠鏡ならとてもよく見られる。何か足元で動いている小さな白い鳥がいると思い、よく見たら、なんとイシチドリのヒナだった! 今頃まだヒナがいるというのはけっこう遅いのではないかとのこと。二番子だったりするのかな。

Thinking back, my Cambridge days were when I watched birds most intensively.  And it is all thanks to my birding friends there. 
I love the quiet time sitting in a hide for a long time, watching, listening and drawing birds. Somehow birding places in Japan are not as comfortable as those hide in UK nature reserves! Maybe it is something to do with lack of hides or climate or the numbers of mosquitos.  

 

3 August 2026

Cambridge and Grantchester

And we took a coach up to Cambridge, where we met up with two of my best friends and wonderful illustrators Ruchi Mhasane and Rosemary Shojaie. 
Cambridge School of Artのクラスメートで、ハウスメートでもあった友達、インドから飛んできたRuchiとアメリカから飛んできていたRosemaryと合流して、ケンブリッジで1週間を過ごした。
3人集まってまず最初にやったのは、昔みたいにケム川を抜けて、牧草地を抜け、Grantchesterまで歩くこと。Orchardというカフェでお昼にした。
The first thing we did was to walk to Grantchester, just like the old days. We met up with our old friend and his kids, played together and had lunch. Swan greeted us just like the old days and we sat by what we call Ruchi's tree and drew till the evening. 
 ここ1ヶ月以上全く雨が降っていないらしく、あちこち草地が茶色かった。 でも道中、あちこち草は覆い茂っている。間違ってセイヨウイラクサに触ってしまうとかぶれて痛いのだが、カブカがいきなり「オオバコの葉の汁を擦り付ければ治るんだよ」と言い出した。愛読書『未知なる冒険の書』に載っていたらしい。 試してみたら、本当に効いた。 オオバコの英名はplantainだが、アメリカ先住民にはwhiteman's footprint(白人の足跡)とも呼ばれていると知った。白人の入植地に沿って生えてきたからだそうだ。
This is Kabuka's drawing rowers along the river Cam!

London Wetland Centre

On the second day in England, we visited the London Wetland Centre.  We were greeted by lots of Moorhen's and Coot's babies! 
2日目は歩いてロンドンウェットランドセンターへ。南極探検をしたロバート・スコットの息子、ピーター・スコットが設立したチャリティー団体、Wildfowl & Wetland Trustによって運営されているサンクチュアリだ。
オオバンもバンもキンクロハジロも小さなヒナ連れ。

ヨーロッパアオゲラ 
And we had a nice view of a Green Woodpecker until a granma came and let it fly away.
Kabuka was really happy to see these Canada Geese because she is a big fun of a board game called Wingspan and this American bird is in one of the cards.
11年振りに出かけたウェットランドセンターは、ずいぶん変わっていて、Wild Walkという、丸木橋や吊り橋からなる子ども向けの道ができていた。ピーコックタワーというタワーハイドからは、 Purple Loosestrife(エゾミゾハギ)のピンクとCommon Fleabaneの黄色が一面に見えてきれいだった。
The Wetland Centre also has an area where they keep waterfowls from around the world. I was happy to find that they recently opened an are with Australian Pelicans.  I was familiar with this bird only because it was in my Magnificent Birds book.
ウェットランドセンターの一部は世界各地から集められた水鳥が飛べない状態で放し飼いにされている。時間帯によっては餌やり体験などもできる、ちょっと動物園のような場所になっている。 あまり生き物に詳しくない両親とその子どもにとっては、平凡な自然保護区は何をどう見て楽しんだら良いのかわからないこともあるだろう。だからこうして子ども向けのアトラクションがセットになっていると自然豊かな環境に出かけようと思うきっかけになり、1日遊ぶ中で30分だけ野鳥を観察する、というふうに自然観察沼の入り口に入っていくのだろう。きっとこういう取り組みのおかげで、イギリスの若者の生き物好きは多いのだと思う。
Kabuka also wanted to see crested cranes so she was happy, too!

2 August 2026

To England

This summer, I decided to go on a holiday to England to see as many friends as possible and relive the good old days with Kabuka.  
We flew to London and first stayed at my Japanese friend's house in London.
夏休み旅行はイギリスへ。 
何もこんなに円安の時に行かなくてもとも思ったけれど、カブカの年齢、会いたい人たちの状況、国際状況も考えれば行けるときに行かなくてはと決行を決意。 
1月始めにはカタール航空ドーハ経由で飛行機をとっていたのだが、その数週間後にはアメリカによるイラン攻撃で雲行きが怪しくなった。結局、泣く泣くキャンセル料を払って、ブリティッシュ・エアウェイズの直行便で取り直した。蓋を開ければ、そのまま行けなくもなかったかもしれないけれど、子連れで危険は犯せなかったし、飛行機が飛ばなくて行けないというのは絶対に避けたかったので仕方ない。
でも、唯一困ったのはこの航空券くらいで、あとは何一つ問題なく、とっても楽しい時間を過ごして帰ってきた。ひとえに泊めてくれた2軒のお家、一緒に過ごした仲間たち、車を出してあちこち連れて行ってくださった人たちのおかげ。 行きの飛行機はアラスカ、グリーンランド、アイスランド、スコットランド(ルイス島!)の上を飛び、ロンドンに着陸した。
They have a very nice allotment and we had fun picking enormous courgettes, strawberries, watching blue tits and jays, weeding (some are the same as in Japan and some very different!) and cooking with a strange knife, mezzaluna.
はじめはロンドンにある、わたしが勝手に親戚だと思っている日本人の友人宅へ2泊させていただいた。留学当時ベビーシッターしてた子がもう高校生! 家庭菜園とそこで採れた野菜を楽しませていただいた。
メッザルーナなるイタリア製のハーブを切る包丁を初体験。カブカはなんと言っても、家の中にカーペットが敷かれた急階段があって、そこを滑り台のように降りれるのが新鮮で楽しかったらしい。14時間かけて、何十万かけてガイコクへ連れて行っても、子どもって結局、そういうことがうれしいんだよね。ショーン・タンの『エリック』を思い出す。

14 July 2026

とうごうなりさ絵本原画展ー自然へのまなざし

8月末の3日間、横浜駅徒歩3分の会場で個展とトークイベントをします! 
I will have an exhibition in Yokohama on the 28th, 29th and 30th of August!
 
わたしの地元戸塚区で環境に優しい印刷をされている大川印刷さんが企画してくださったイベントです。2月に社長さんとお会いする機会があり、全く別のところで絵本好きの社員のお一人とも繋がって、不思議なご縁を感じたところからとんとん拍子に話が進みました。 
とうごうなりさ絵本原画展ー自然へのまなざし

日にち:2026年8月28日(金)-8月30日(日)11:00-16:00 場所: with GREEN PRINTING(横浜市西区高島2-14-12 ヨコハマジャスト2号館3F) 
観覧無料
主催:大川印刷

 これまでに出版したさまざまな絵本から原画20点、その他小作品を10点ほど展示予定で準備しています! 

 アーティスト・トーク&サイン会 わたしの絵本作りやカブカとの自然体験についてお話しする予定です。 
8月30日(日)14:00〜 
詳細申し込みは決まり次第ご案内します。

4 June 2026

第38回 フィールドスケッチ会

We had a field sketch day at Inokashira park in Tokyo.  I sketched the Little Grebe both in the outdoor pond and in the zoo. 
井の頭恩賜公園でフィールドスケッチ会をした。久しぶりに都会のど真ん中。
ヒヨ吉さんが書いてくださった公式報告はこちら
真ん中の七井橋からカイツブリが間近に見え、橋の真下を潜る様子、足の様子もよく見れた。でもここは日陰がなくて、5月末だけれどすでに暑くて早々に日陰に退散した。年々スケッチに適する気温の日が減っている気がする。
お昼後は水生生物園に入り、やっぱりカイツブリをスケッチした。水の下の様子も見られる展示がとてもうれしい。

カブカのカイツブリ
水生生物園でのスケッチ
生物園のオシドリはヒナが生まれていてかわいかった!