オー・ケーニッヒスブール城と近くの小さな村は、半日ツアーに参加して訪れた。バードウォッチングでないかぎり、ツアーなんてまず参加しないので、それはそれで新鮮だった。少人数、おもしろいガイド、現地では自由観光だったので、気に入ったところで立ち止まりラフなスケッチをすることも可能だったし、道中はアルザス地方についていろいろな話が聞けた。何をするにも10人を越えないというのはキーかもしれない。
Requewihr, a little village near Colmar. The Japanese lady with us was just like Camille in Monet's painting.
たまたま日本人カップルと一緒で、日本語のしゃべれるガイドだったので、英語と日本語で二度も解説が聞けることになった。ガイドは気の向いたほうの言葉から先に、すらすらと解説を始める。そしてむしろわたしの頭がこんがらがって、どちらの言葉で誰にしゃべったらよいのかわからなくなった。バイリンガル家庭や、同時通訳をする人の頭ってどうなっているのだろう。
ホストマザーたちがテキサス出身だったので、サン・アントニオの近くにあるCastrovilleというアルザスから移住した人々によってつくられた村についての話で盛り上がった。この村の人たちは、現在のアルザスではもうほとんど使われていない、古いアルザス語の単語や言い回しを未だにつかっているそうだ。遠いアメリカで昔の言語が保存されているというのは興味深い。
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