16 August 2006

お知らせ

 明日から2週間、旅行のためブログをお休みします。
I will be going away for two weeks. See you in September!
台風10号がちょうど接近中で、どうなることやら。待つこと覚悟で、分厚い本を持って行くことにしよう。


 8月10日、横浜自然観察の森に夏バイトで行ったときに見たシンジュサン。夕日にあたってきれいだった。


ナガサキアゲハ

The Great Mormon
 7月23日、変な幼虫を隣の家のミカンで見つけた。

 
 8月1日に脱皮して緑になった。ナガサキアゲハだった。今日のNHKでも放映されるみたいだが、やはり温暖化でナガサキアゲハは北上しているのだろうか。

 
 8月9日に前蛹に、8月10日、無事に蛹化。羽化のときに家にいないのが、なんとも残念だ。

14 August 2006

剥製

 鳥を間近でしっかりと見てみたいと思い、剥製屋と博物館に連れて行ってもらった。

 Taxidermist
 バンコクのチャルン・クルン通りの店のような、ハリー・ポッターのダイアゴン横丁にありそうな、そんな感じのお店だった。

 
 剥製にする前。中の臓器を出す作業を見せてもらった。
 
 Stuffed birds
 博物館で描いた剥製。モズはいつも上手く描けないので、剥製にトライしてみたけれど、やっぱり少しいびつになってしまった。

 くちばしのつき方や形、羽の感じ、脚を剥製で勉強し、野外スケッチに活かせたら良いなと思う。

9 August 2006

いなか2

 演習林では、チェーンソーを使って、ヒノキとオノオレカンバの丸太を一人ひとりが輪切りにした。オノオレカンバは、斧が折れるほど硬いというので名前がついた木だが、チェーンソーを使うと機械の重みだけで切れてしまう。チェーンソーが導入されてから、森林伐採が進んだというのがよくわかった。
 
Cross-sectioned logs of birch(left) and Japanese cypress(right) which I cut using a chainsaw.
 
 キャタピラーのついた、林業用の運搬機械の運転も体験し、森林の管理を垣間みてきた実習だった。でも、こうやって講義の一環として林業を学びながら、わたしはやっぱり"都会から来た学生さん"なんだと感じた。都会の人間として森を見ているのでは、本当に良い森作りを考えるのは難しそうだ。

 最終日の朝、5時に目が覚めてしまったので、宿舎のまわりをひとりで散歩した。モズの高鳴きが聞こえたので探していると、ケッケッ。アカゲラだった。何だか変な顔をしていると思い、特徴を覚えた。背に白い逆八の字がなくて、頭頂が全部赤い。あとから図鑑を見てびっくりした。逆八の字がないのは、オオアカゲラだ!

7 August 2006

いなか1

 2泊3日の学科の実習で、足尾、群馬の演習林、桐生自然観察の森に行ってきた。初めての野外実習。のんびりと見学したり、山歩きをしたり、田舎を満喫して帰ってきた。


 宿舎から見えた山々。東京より少し季節が遅いのか、ノウゼンカズラが満開で、思わず道に落ちているのを拾ってきた。

 5時半からの早い夕食後に散歩に行った。

2 August 2006

彩湖

 7月31日、彩湖にカワウのねぐら調査に行ってきた。6時20分から1時間ほど、ねぐらの鉄塔に帰ってくるカワウを数える、という調査だ。カウンターで数えるのだが、なかなかすべては数えきれない。


 調査がはじまるずいぶん前に彩湖に着いたので、のんびり散歩した。彩湖のまわりも、荒川の土手もアシが生い茂っていた。

 コアジサシ

 カワウ

 5時半頃、荒川の土手をおりたら、何かが動く気配がした。キツネだった。スコープで確認したので間違いない。こんなところにも、いるんだ。