23 July 2007

渡瀬線の向う

 ちょっと一段落。まだまだレポートはたくさん残っているのに、差し迫ったテストがなくなると一息ついてしまう。せっかくなので、ワイルドライフアート展 絶滅危惧線上の生きものたち/日本 PARTⅡに出品した絵をアップしよう! 見に来てくださった方、どうもありがとうございました。



The paintings that I sent in for the Wildlife Art Exhibition held at the beginning of June.
オキナワキノボリトカゲ(Okinawan tree lizard)
絶滅危惧Ⅱ類(VU)
屋久島と奄美大島の間にある生物分布境界線、渡瀬線を実感したいと言って、昨夏は屋久島のあとちょっと無理に奄美まで足を伸ばした。これは、そのときのスケッチをもとに描いたパステル画。
今年もまた屋久島と奄美に行く。



オオトラツグミ(Amami Thrush)
絶滅危惧Ⅱ類(VU) 2006年のレッドリスト改正に伴い絶滅危惧ⅠA類(CR)から1ランク下がったようだ。
どちらの絵も暗くなりすぎてしまった気がする。

13 July 2007

クロコノマチョウ



クロコノマチョウ
実習中、携帯にメールが入った。
「うちのススキに蛹がついてた!調べてみたらクロコノマチョウらしい」と母。
実際には羽化した後の抜け殻だったけれど、小さくてきれいだ。


My mother found this little chrysalis in our small garden. It was the empty chrysalis of a butterfly, whose habitat is advancing north because of the grobal warming.

11 July 2007

Frog



Frog run up the path to Toad's house. He knocked on the front door. There was no answer. "Toad, Toad," shouted Frog.

This is the first part of Frog and Toad are friends by Arnold Lobel. When my friend found a frog, I suddenly remembered this, which I learned when I was 11.


ニホンアマガエル(Japanese tree frog)
 実習で、わたしの班は甲州街道の宿場だった上蔦木にあたった。街道沿いの古い家並みや道祖神、ところどころに耕作されている田んぼと畑。活性化されていないところが、ひとつの良さなのだけれど、そこに暮らす人にとっては、どうなのだろう。

あるもの探し

 入笠山から3週間後、また富士見町に行ってきた。今回は、農村集落の地域資源を発見するという学科の調査実習だ。班ごとに置き去りにされた集落で、「無いものねだり」ではなく「あるもの探し」をする。その集落の特徴を生かして地域の活性化を計るには……なんて数日いただけでは、わかりっこない。



ノシメトンボ
わたしの背中に止まったのを友達が捕まえた。

8 July 2007

記録



 「怖かったけど、きれいだったから」と母が家の前で見つけて、この虫の死体を拾っておいてくれた。
どこかで見たことがあると思い、昔の記録を引っ張り出してみたら、やっぱりあった。シロテンハナムグリだ。



・2001年8月13日 ○○公園近くの急な階段 死んでいる。
・2001年8月24日 ○○公園で
・2002年7月9日 家のそばの道路に落ちていた。
昔の記録は懐かしい。

high-moor

This is the last article of the trip to Mt.Nyugasa. The second day we went to Nyugasa marshland.



 泥炭が堆積したところに、雨水のみによってできる高層湿原だ。でも全体的に乾燥化が進んでいるようだった。湿原は水の微妙なバランスの上にできているから、その状態で維持するのが難しい。とくに高層湿原はなかなか復元できないという。