丘という地形が故に、モンマルトルはオスマンのパリ大改造時にまだ田園風景を残しており、たくさんアーティストが移り住んできたようだ。横浜の地元のような(!)急階段や坂道のせいで、建物は多少、がたがたしているし、一軒家も残っていて、街中の整然とした町並みに比べれると少し暖かみを感じる。
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Cafe in Montmartre, "La Bohème"
ボヘミアンたちのたまり場、そんな場所と時代に憧れる。
でも今のモンマルトルのテアトル広場は、いかにも観光客向けに作られた、同じようなポストカード、絵、似顔絵描きであふれていた。観光地になると、柄だけその場所用に変えただけ、というようなお土産ばかり売っているのにはいつもがっかりする。そして、アーティストのテーマパークか何かに来てしまった気分にさせられるのだ。
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