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Well...it's a toy-sized one that came with a magazine.
It seems to take a few more years at the earliest for me to own an actual press. So I just have to live with this little one to play and dream about a real one for now.
夏のアトリエ仲間のSNS投稿を見て、つい『大人の科学マガジン 小さな活版印刷機』を買ってしまった。雑誌の付録として名刺サイズの活版印刷が楽しめる機械がついてくるものだ。大人気だったらしく売り切れだったので、2刷りを予約してようやく昨日届いた。
こんなものが来てしまったら、仕事はつい机の隅に追いやって……。
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This magazine published by Gakken is called "Science for Grown-ups" and features many machines, such as camera, drone and planetarium, and shows how they work. Its last December issue was about letter press and came with this toy press kit!
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最初からリノリウムで彫った絵も一緒に刷ってみようなんていう野望を抱いたせいで、遊んでみるもそう簡単に上手くは刷れず、ずいぶん試行錯誤した。
リノリウムを文字と完全に同じ高さに調節しないと、どちらか微妙に低いほうが刷れないのだ。
ローラーに重さがないので、文字のように線の細いものはきれいにインクアップできるけれど、絵の面の部分は難しい。
絵は人力で押して、小さな活版印刷機であとから文字を入れるというのが正解なのかも。
付録では水性インクがついてきたのだが、乾いてくると目詰まりしてダマになりやすい。
ネットで少し調べると、ローラーにシリコンチューブを使って油性インクを試した方の投稿がのっていたので、それも試してみることに。やっぱり版画は油性のほうが線の出方も発色もきれいだと思った。
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付録でついてきた文字の数が限られるので、同じ文字が複数ある言葉は書けない。追加の活字セットも欲しいな。
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小学生の頃、「いろはにほへと」の別バージョン—ひらがなを一度ずつのみ使った文章—が出来ないかと考えたことがあった。小さな活版印刷機のひらがなが一文字ずつしかない制約から、ふとそれを思い出した。最初のきれいな文言はすっかり忘れ、「風呂で本読め 燃えぬ苔」だけ鮮明に覚えていたのだが、母が昔の秘密のノート(手製)をとっておいてくれたおかげで、全容が見つかった。