14 November 2024

Bookaroo Day 3

Bookaroo 3日目。どのセッションも林の中に色とりどりの布を貼った即席でつくられた会場で行われている。
This is Elisabeth Ets from Austria talking about her book and her carrier as a writer. 
Sunday on the 10th, I read aloud my picture book, "When the Sakura Bloom" and talked about Japan and Japanese spring under pink Bauhinia blossom (what an appropriate venue for it!). 
Having seen other people's sessions, especially those Indian authors and storytellers, I realised that they tell stories in such a dramatic way with lots of performances. In Japan, story telling time is usually very quiet.  I even believe that in Japan, story tellers are advised to read aloud without too much intonation or performance in the fear of those extra performances adding certain colour to the story and forcing kids to feel in certain way about that story.   But I also think that for children who are not used to quiet storytelling (and there are many of those in japan, too), adding some performances can be good in terms of attracting their attention.  
3日目のわたしのセッションは、『さくらがさくと』(英語版『When the Sakura Bloom』)を読み、日本の春のお話をするというものだった。 
日本でお話会といえば、読み聞かせをする人の周りに子どもたちがぎゅっと集まって静かに聞くイメージ。絵本の物語を子どもたちがどう受け取るかを左右しすぎないよう、あまり脚色せずに淡々と読む方が良いという人も多い。
でもこのBookarooでインド人作家や、世界中を渡り歩きインドの昔話をする語り部などによるセッションを見ていると、インドの話し手はみんなパフォーマーという感じだった。身体を張ってジェスチャーをし、声色を変えたり、効果音を入れたり、絵本の途中で「それで、お母さんは何って言ったと思う? そう、もちろん、NO!です」等々の子どもたちとのやりとりを挟む。 こんなパフォーマンスは、いきなりやれと言われてできないなあと思いながら眺めていた。 
友達やボランティアの人たちと話してみて「大丈夫、日本人なんだから日本のやり方でやって、子どもたちがいつもと違うと思えば、それはそれで良いことだ」と言ってもらったので、今回はわたしのやり方で割と淡々と読むことにした。インドの子どもたちが語り部たちが演技をする強い刺激の読み聞かせに慣れているとすれば、飽きちゃう子もいるかなと思ったけれど、みんな真剣に聞いてくれた。
This is me explaining that during spring time, lots of companies make special Sakura package for their products. 
日本を知っているかと質問してみたら、身近な人が日本に来たことがあるという子がけっこういた。「寿司が有名です」などという定番にはじまり、「いっぱい地震がある国だって知っています!」のほか、「長崎と広島に原爆が落ちた国だと知っています」などという回答も。日本に興味のある子がたくさん集まってくれたようだ。
終わったあとに、『さくらの本、とっても気に入りました』と女の子が絵本にサインを求めてきてくれて、とっっってもうれしかった。

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