22 December 2025

ピアノの発表会

Yesterday was the piano recital of my aunt students in a big hall. Kabuka played Burgmüller's Pastoral and Ballad. 
 昨日は伯母が主催するピアノの発表会だった。
カブカはすでに4回目。
今年弾いたのはブルクミュラーの牧歌とバラード。メトードローズやトンプソン教本から一気に難しくなり、親としてしっかり練習させるのが大変だった。 家には電子ピアノしかないので、発表会直前は3回ほど近くのコミュニティハウスの音楽室を借りて練習した。予約をとるのは面倒だけれど、ピアノや防音室にお金をつぎ込むほどのやる気も金銭的余裕もない者にとって、無料でこういう施設が利用できるのはありがたい。税金を納めようという気にもなる! 

どちらの曲も、けっこう上手く弾いていたのに、最後になってもう終わったという気分になったのか音を外して、「失敗したー!」 本番ってそんなものかもしれない。 
演奏以上に成長を感じたのは、会場入りした13時過ぎ(発表会自体は12時前からはじまっていた!)から、終わりの20時近く(!!)まで、ほとんどの時間を席に座って、良い子に聞けていたことだった。 

 幼稚園生の時からピアノに魅了されていたというピアノ狂の主催者の伯母とは異なり、わたしは問答無用で気付いた時には始めさせられ、やめるという選択肢を与えられないまま中1までやったタイプなので、音楽はそこそこできるもののちっとも好きにはならず、練習も面倒なら、他の人の演奏を聞くのも苦痛だと思っていた。カブカも似たようなものだと思う。 楽譜通りの高さや長さを守った音を弾き、反復練習をし、発表会となれば静かにじっとしていなくてはいけないなんて、なんて優等生向けで、子どもの性分と相反する習い事なのだろう。
だからせめて聞く時間は楽しく、と思ってわたしもひたすらクロッキー。手を動かしている分には、イライラせずに会場を楽しめる。カブカもとっても良いスケッチをしていた。 
カブカには、いつやめてもいいんだよ、練習させるために怒るのは疲れたからむしろやめてくれて全く構わない、と言っているが、今の所続けるつもりらしい。 発表会はシクラメンが1鉢もらえるのがすごくうれしいらしい。

2 December 2025

七五三

We did Kabuka's Shichigosan (seven, five and three-years old celebration) yesterday at a local shrine in the woods. She wore my gran's kimono when she was a baby, which is about 90 years old and worn by six girls, including me, for the Shichigosan celebration before her. It was a beautiful autumn day and the Giko tree leaves were bright yellow.
カブカの七五三のお参りをしてきた。
4月に散歩でこの八幡宮を訪れたとき、ここで七五三をやろう、ママ友カメラマンのなみちゃんに撮ってもらおう、と即決。普段は誰もいない神社で、毎年、日にち固定で一日だけしか七五三をやらないとわかったので、もうその日のうちになみちゃんに12月1日はあけておいてーと予約したのだった。 
 

平日なので、学校を早退させておにぎりを口に入れながら美容院へ直行。
カブカ、初めての美容院に緊張しながらも、日本髪に結ってもらった。わたしはちょうど良いモデルを前に暇だったので、ひたすらスケッチしていた。逆に言えば、美容院とその後の車待ち時間に描いた以外、スケッチする余裕はちっともなかった。
 


この着物は、祖母がお宮参りのときに着たという90年ほど前のもの。わたしを含め、親戚6人の子がこれを着て七五三をしている。 伯母が小物を含め、どれもきれいにとっておいてくれたのだが、足りない物もいくつかあり、お金はかけまいと母が三重紐やら帯枕やら帯板やらを夜鍋して作ってくれた。 
髪飾りもぜんぶ手作り。わたしは櫛にカブカが好きなカブトムシとエノコログサを描き、ピンにたくさん羽をつけた。全部カブカが自分で拾った羽だ。

この素敵写真は、もちろんなみちゃんによるもの。昨日のうちに、ハイライトを数枚送ってくれた。データが届くのがとっても楽しみ。