20 March 2019

ヤクザル調査隊30周年

学生時代に参加したヤクザル調査隊が今年で30周年を迎える。わたしが参加したのはすでに10年以上も(!)前で、たった2回、のべ20日ほどの体験だったけれど、その日々は強烈な印象となって記憶に残っている。
屋久島の森の中で一週間、20人以上のキャンプ生活をし、日中は森の中で一人座って、サルの気配に耳を澄ませた。本当に自然の中、野生動物の世界に入り込んだ気がした。一緒に調査した何人かとは今も交流があるし、同じ年には参加しなかった人とも、ヤクザル調査隊員として何となくの同志意識があって、何か機会があると話したりする。そんな体験を学生時代にしたヤクザル隊員が、30年間、毎夏、数人ずつ増えていったというのはすごいことだと思う。
そしてもちろん、30年間という長期に渡って調査が行われている動物、地域はそう多くなく、屋久島のサルの行動や群れの変遷の知見が蓄積されていることも貴重だ。



The research group of Yakushima macaque, which I joined twice during my university days, celebrates its 30th anniversary this year.  I made this image for the memorial booklet for the research participants.    
30周年を記念して作られた調査隊員向けの記念誌に文だけでなくてイラストも寄稿した。
白黒冊子なのに、裏表紙にカラーで印刷してくれた!



様々なイベントも行われる。
4月21日には東京大学弥生講堂一条ホールにて公開シンポジウム「1368人で解き明かした屋久島のサルの暮らし」がある。

また調査の必須アイテムでありながら、老朽化してしまった車を買うためのクラウドファンディングをはじめている。車は通常の研究費では買えず、屋久島には四輪駆動のレンタカーが1台しかないため、調査を続けるには購入が必須条件だという。
金銭的な支援は、まがりなりにも"社会人"になって7年も経とうとするのに、未だにわたしが不得意とすることなので、せめて宣伝を!

16 March 2019

太陽が富士を登る

毎年3月11日になると、夕方にそわそわと西の空を見る。
晴れているかな。
そろそろ太陽が富士山の向こうに沈み、ダイヤモンド富士が見られる頃だからだ。



The sun and the Mt. Fuji on the 11th March.  
My grandma, my mum and my little one and I watched the scene together.  For generation and all female!   
今年は運良く晴れの日が多くて、太陽の沈む位置が、どんどん富士山を登って行くのが見られた。



12th of March. 



13th of March.  
抱っこしていると顔が近すぎて、うまく描けない。
ちょうど山頂に沈むのは、毎年12日か13日のようだ。今年は13日。雲が多くて、ぼんわりと光ったダイヤモンドだった。

2 March 2019

初節句

Tomorrow, the third of March is Hinamatsuri, the Doll Festival.  And it is the first one for my baby.  



うちには素敵なお雛様がいろいろあるので、それを大事に飾るので良いことにした。
これは昔、母が作ったお雛様。布でできた円錐形の人形で中は綿がつまっている。太鼓や大鼓、弓矢もアップリケ刺繍されている。



チビが今から楽しめるお雛様。むんずと掴んでも、投げても、舐めても大丈夫。
昨日、せっかくなので記念撮影したのだが、チビがお雛様に手を伸ばしてしまい、五人囃子以下が転げ落ちて、雛壇崩壊! それでも大笑いで済むのがこのお雛様。



Hinamatsuri is also known as the Peach Festival.
夫が桃と菜の花を買ってきてくれた。ちょっとした機会にお花が飾れるのはうれしい。



お雛様で遊ぶチビを描いていたら、その瞬間、仰向けに寝ていたチビが初めてうつぶせにひっくり返った! ただそれ以来一度もその芸当を見せてくれないので、まぐれだったらしい。でも、できるようになるのも、あと少し、かな。



It is getting warmer so today, we had a picnic lunch in a nature park for the first time this year.  Special sandwich made by my husband!  
今日は暖かだったので、近くの公園へ。古民家に雛壇が飾られていて、甘酒も飲めた。お昼は久しぶりにピクニック。そして今年初めてのウグイスのさえずりを聞いた。
明日は、夫がちらし寿司を作ってくれるらしい!



Little one had milk under an Ume tree. 

16 February 2019

Half Birthday

The other day, my baby celebrated her first half birthday. Baby became totally a part of my life and she often appears in my dream.
先日、チビが6ヶ月になった。





1月9日、仰向けからうつ伏せにひっくり返れるように!



でも、いまだに寝返りは半回転しかしない。どうも仰向け寝が大好きらしい。うつ伏せにすると、仰向けになりたさに必死で動くので、仰向けからうつ伏せはすぐできるようになった。でも仰向けになっていると、満足してしまって動かない。ちょっと遅いけど大丈夫なんだろうかとわたしと夫が心配する傍らで、祖母は「動いちゃったら、何もできなくなって大変じゃない。いいよいいよ、ゆっくりで」と。わたし自身は3ヶ月頃には寝返りをしてしまって、すぐに動きだし、祖母は大変な思いをしたらしい。転がしておけば仕事ができる時間を楽しむことにする!



Trying to flip herself and ending up doing the airplane pose.  



離乳食をはじめたら、便秘に下痢にと忙しい。お腹が冷えるのはいけないと、祖母と母が古いセーターを壊して、へんな虎パンツと腹巻きを作って着せてしまった。チビはしょっちゅう腹巻きをつまんでは、「何コレ?」という顔で見ている。



ロンドンからやってきたカワセミさん。尾羽をむんずと掴まれて、くちばしをしゃぶられて災難である。カワセミをくれた友人は「クチバシは川の中に突っ込むものだしね!」と言っているが……!



She loves this stuffed Kingfisher, a souvenir from London from my friend. She loves him so much that she is almost always chewing his beak.



すやすや寝息を立てて昼寝してくれているときが幸せな時間だ。

11 February 2019

立春号

札幌の庭ビルが出している「庭しんぶん」の2月号は立春の特集。七草粥のときに描いたスケッチを表紙に使っていただいた。新聞の一面はこれまでずっと写真だったので、今回初めてのイラストの表紙なのだ! とてもカッコ良くデザインされていて、さすが庭しんぶん。
My illustration of the seven herbs of the spring became the top of the Niiiwa newspaper for children published by Niiiwa building in Sapporo.



We make rice porridge with these seven herbs on the 7th of January, wising for good health for the year.   
七草のパックとして買ってきたものなのだが、全く均一には入っていないし、しなっとしてしまってもいて、どれがどの草なのか見極めるのに案外苦労した。セリやナズナやハコベは、花のイメージは強いけれど、まだ葉のみの状態だと、どうもイメージと違う。



立春号のついでに、節分の時に描いたものもアップ。
This is another tradition for spring in Japan, Setsubun, "seasonal division" from winter to spring, which was the third of February. We throw beans to drive the evil sprit away. Ora-chan is going to play the role of the evil sprit, my husband said.
柊鰯という節分の飾りは、その存在すら知らなかった! 
鬼役はオラちゃんね、とオランウータンの人形を指して夫が言ったので、ついへんな絵を描いてみた。本当は、チビが福豆で、鬼役のオランウータンと対決している絵を描いて欲しかったらしい……?!

7 February 2019

冬の鳥見

Winter is a very welcomed season for me.  Because I can not go outing as much yet we can see a lot more birds in nearby area.



海苔ひびとオオバン、ヒドリカモ、スズガモ、キンクロハジロ、ハジロカイツブリ。日曜日の午後に数時間だけ、野島公園に行った。ノスリ、ミサゴ、ハヤブサと見られて猛禽デーだった。



I go for a walk visiting orchards, a small river and woodland near our apartment  carrying my baby almost everyday.  And I spotted several good birds that I had never seen in the area before like this water rail!  



近くで何とクイナを見つけた! チビを抱っこしながらも必死でスケッチ。



お散歩程度にしか鳥見に行けていないのだが、それでも近所を丹念に回って、真剣に鳥を探せば、けっこうおもしろい鳥が見つかるものだなあと実感中。横浜の住宅地だって侮れない。



トラツグミ!
Scaly thrush was also found at a very close place from ours. 



12月のスケッチから、柿をついばむメジロ。



今季のシメの初認は12月15日だった。翌日の16日には家の近くでも見た。



アオゲラ。この枯れ木の上にはシメとヒヨドリが止まっていて、なかなか不思議な光景だった。



舞岡公園の積み藁。



Red-breasted flycatcher
何の気なしに遊びに行った公園にこんな鳥が出ていた。実はライファーだったりする!

27 January 2019

第19回フィールドスケッチ会

1月26日にフィールドスケッチ会を葛西臨海公園で行った。風が冷たかったけれど、お昼頃には日も照った。
寒い中、じっとしてスケッチするのは辛い。でもイギリスの野鳥画家たちが、氷点下の野外へも出かけて行って、寒い場所ならではの絵を描いているのをみると、やっぱり寒いからと言って諦めてはいけないのだなという気がしてくる。少なくとも、水彩に使う水が凍ったりするわけではないのだから!
We had a field sketching day at Kasai Rinkai park on Saturday.  Official blog article about this event is here.  
公式ブログの報告はこちら



この日の朝、ヒヨ吉さんからボローニャ絵本原画展入選のお祝いといって、なんと画材をいただいてしまった。その中に、チャーコール鉛筆があったので早速、使ってみた。
わたしが好きなイギリスの野鳥画家のジョン・バズビー氏がチャーコールかそれに近い太くて濃い鉛筆でスケッチされているので、憧れてはいる画材だった。でも細かい線が描けないので、一発で良い線が引けないと、うまく使えこなせない、難しい画材でもある。
もうちょっと大きなスケッチブックに、さらっと描けるように練習してみたい。



Drawing with charcoal pencil loosened me up to draw freely.  



Flock of Greater Scaups, Great-crested Grebes and Tokyo Gate Bridge.    



Falcated duck. 
これまであまり見る機会のなかったカモで、ナポレオンハットにばかり目がいっていたので、描いていて、首回りに黒い線があるのだと初めて気付いた。



A Black-faced Bunting came to just a few feet away from where I was standing.
渡ってきた当初は薮に隠れがちなアオジも、この時期になると大胆になって長々と地面で採餌していることが多い。それにしても、この葛西臨海公園のアオジは真横を人が通っても飛ばず、じっと立っていれば足下までやってきた。
肉眼でスケッチできるのはうれしいけれど、あまりに上からの構図になってしまう。でも写真を撮っていた人が、少し離れたところでしゃがんだら、一発で飛び去った。立っている人は自分に興味がないものと認識しているようだけれど、しゃがんでいる人には危険を感じるようだ。



Eastern Buzzard.  最後に見つけたノスリ。

タゲリスケッチ

ちょっと忙しくて、ブログに書き損ねていたのだが、お正月休みの最後に、ヒヨ吉さんがマイフィールドを案内してくださって、久しぶりに丸一日、鳥見と鳥スケッチをした。久しぶりに「遊んだー!」という気分になった一日だった。おいしいサンドイッチまで作って出してくれた夫に大感謝。
見られた種は限られていたけれど、いつになく鳥が近い日だったらしく、じっくり観察できた。
My bird artist friend kindly took me around to his birding fields and we had a sketching day.



Lapwings are very rare in my area so it was great to see them close up.  It is one of my favorite birds though I always find it difficult to capture their unique shape. 
So I did draw them for long hours.  Eventually, I started to get the hang of its shape from head to shoulder, I thought, but not the legs.  Legs are always the trickiest part.     




風のせいか同じ向きに立っていることが多かったので、ひとまず左向き、左だがちょっと前から見たポーズとちょっと後ろから見たポーズの3種類を何度も捉えてみた。



タゲリスケッチをしましょうというお誘いだったので、タゲリ色の色鉛筆を数本持って出かけた。色鉛筆での直接スケッチが上手くできるようになりたいと思っているのだが、動く鳥を描くのに色を持ち替えている余裕がなくて、難しい。



去年、今年とずいぶんタゲリを見せていただいたので、何か作品を作りたい気がムクムクと起きてきたのだが、実現するのはいつになるのやら。



Long-billed Plover. イカルチドリが数羽、コチドリも2羽いて、2種類を比べてみるよい機会だった。



6th of January, we had partial solar eclipse. I borrowed my husband's special filter and observed it while birdwatching. 
6日はちょうど部分日蝕の日でもあった。夫に日蝕を見るフィルターを借りて行ったので、太陽が欠けているのをしっかり見ることができた。横浜は曇っていたようで、子守りに残された夫は見損ねてしまったらしく、余計に申し訳なかった。

19 January 2019

ボローニャ絵本原画展に入選!

火曜日の朝、いつものように朝食にする前にメールとSNSのお知らせをチェックした。
知人からのFacebookのメッセージ1件。
「なりささん、Congratulations !」と書かれていて、何だ?と思ってリンクをクリックしたら、ボローニャ絵本原画展の入選者リストだった! まだ寝ていた夫を叩き起こしてしまった。
My work, "A Perfect Day for Traveling", a story of Brown-eared bulbul migration, got selected for the Illustrators Exhibition at the Bologna Children's Book Fair 2019!
I am over the moon!




実を言えば、留学中から毎年欠かさず出していたので、8回目のチャレンジだった。
入選したいという夢はもちろんのこと、でも入選は難しそうだと思っていたので、それ以上にブックフェアに行きたくて出し続けていた。エントリーすると昔はフェアに入れるチケットがもらえた(近年は割引らしい)ので、そう安くない入場料を払うなら、コンペに挑戦するべきだと思っていた。もちろん金銭的、時間的理由から、そう簡単にボローニャには行けないのだが、応募時点ではいつも翌年に行ける可能性に賭けていたわけだ。

去年の夏は、どうせチビも生まれるからフェアには行けないし、応募はやめようかと思っていた。でも制作年の問題から『きょうは たびびより』をエントリーできる最後のチャンスだったので、出しておくことにした。応募期間の9〜10月は自由に動けないと思い、7月末にはもう完全に梱包して、母に郵便局に持って行ってもらえるように預けてしまった。
コンペや賞は、なぜか意気込まない時のほうが入選するような気がする。



I am so happy imagining my bulbuls in Bologna!
夫と一緒に何度もヒヨドリの渡りを見に行き、ストーリーボードに散々頭を悩ませ、100羽以上のヒヨドリの判子を彫って作った絵本だったので、この作品で入選できたのはとてもうれしい。

諦めずにチャレンジし続けるのは、やっぱり大切だなとも思った。

14 January 2019

どんど焼き

星川杉山神社のどんど焼きを見に行ってきた。火おこしに始まり、その火で焼いたお団子をいただく。生演奏のお囃子や高校生二人の獅子舞などがあって、雰囲気のあるイベントだった。



I went to a shrine to see Dondo bonfire. They burn New Year decorations, charms from the previous year. It means to send off the deity who visits us during the New Year holiday.






Lion Dance
チビは抱っこ紐の中で半分以上は寝ていたけれど、ちゃんと頭を獅子にかんでもらってきた。



We baked rice cakes on the bonfire.
けっこうたくさんの子どもも見に来ていて、楽しそうにどんど焼きの火でお団子を焼いていた。