16 March 2025

真鶴・湯河原・根府川

15日土曜日、飛ぶ魚さんへ搬出に伺ってきた。芳名帳を見ると、思った以上に本当にたくさんの方が見にいらしてくださっていて、作品をご購入くださった方もたくさんいらして、とてもうれしかったです。本当にどうもありがとうございました。 
1月半ばの搬入にはじまり、この展示のために4回真鶴へ出かけたので、その度に少しずつまわりで遊び、ずいぶんこのエリアを楽しんだ。
On Satureday we went to the Gallery Cafe Tobusakana to pick up my original prints that had been displayed there for a month.  I learned that so many people came to see my show and several prints got sold! 
Thanks for this opportunity, we enjoyed the Manazuru area so much. This time, lots of Okame cherry trees were in full bloom! 
 行きがけ、石橋インターを降りたところの山に桜が咲いていて、カブカが「『もう いいかあい? はるですよ』(富安 陽子 文 / 松成 真理子 絵)みたいんだねえ!」と言い出した。根府川は河津桜ではなく、おかめ桜まつりをしていた。家の近くにもオカメの木が2本あって親しんでいる種だったのもあり「ここは、オカメなんだねえ、帰り絵を描こうねえ」と約束していた。帰る頃には冷たい雨が降っていたけれど、なんとか桜が見えて車も止められる場所を見つけて、ちょっとだけスケッチした。空が暗かったから、絵本の印象とはずいぶん違う絵になってしまった。
午前中は琴ヶ浜で少しだけ磯遊び。アメフラシがたーくさんいた。小さな魚2種類(まだ調べつかず)、ハゼの仲間、エビの仲間などを捕まえて絵を描いた。

2月16日、真鶴岬の朝はヒヨドリでいっぱいだった!  数千羽はいただろうか。お林は樹冠が高いのでよくは観察できないのだけれど、飛び交う鳥がみんなヒヨドリ。声もすごい。
渡りの通過点とぼんやり思っていたけれど、渡り損ねたのか、居心地がよくて居着いているのか、ヒヨドリの大越冬地になっているのだと知った。どういう個体が渡ろうと思うのか、どういう個体が残ろうと思うのか、とっても気になる。
磯まで降りるとフグがたくさん落ちていた。お腹側にも白斑があり、調べてみたらホシフグらしい。 冬に大量漂着したという記録が各地であり、どうやら水温の影響によるものらしい。
カラスザンショウにメジロが15羽くらいきていた。これも数の多さにびっくり。

1月13日の午前中は幕山公園とその先の林道を歩いた。久しぶりにたくさんのアオジとジョウビタキに出会えたほか、ビンズイ、ルリビタキ 、カワガラス、ホオジロ、ソウシチョウなど。
Olive-backed Pipit.
そしてなんとニホンジネズミの死体を拾った。
顔が尖っていたのではじめヒミズ?と思ったけれど、しっぽがネズミっぽく、耳が大きい。背中に傷があったがとってもきれいな亡骸だった。 図鑑を読むと、このトガリネズミの仲間は独特の体臭があるせいで、捕食者が捕まえても食べずに放置するからではないかと書いてあった。カブカがスケッチをしていて、足の裏にボツボツの突起があると気づいた。肉球のようなものらしい。 せっかく見つけたので死体は帰りがけに生命の星地球博物館に届けてきた。
On the 13th Jan, we walked around the Makuyama park in Yugawara and found a dead Dsinezumi shrew. It looked so untouched. Apparently, these shrews have an odor and predators leave them untouched.

7 March 2025

絵本文庫

Yesterday was the last day we could visit our local private library. It was a precious place for Kabuka where she could select the picture books she wants to read by herself. 
近くの絵本文庫に通える最後の日だった。 1歳半頃から未就学児の頃は月に2回、園に通い出してからは月1回行って、約80回くらい通ったらしい。ここで借りた本は貸出簿によればのべ347冊。 図書館がちょっと遠いのでなかなか子連れで行けず、図書館で借りる本はどうしても親がネットで見た情報を元に選んでしまうことが多かったので、子どもと一緒に選べる、本棚から選べる文庫の存在は貴重だった。お話会を含め、親が選ばない本を読む機会は大切! 
文庫で子どもをスケッチしていると、なんだこのお絵描きして遊んでいるお母さんは?と子どもたちが覗きにくる。
にじいろえほん箱のみなさま、大変お世話になりました。また機会を見つけて遊びにいきます。
「おやきって何? 食べたことない」と言い出したからと、母がおやきを作らせていたときのスケッチ。料理教室中、わたしはこうしてスケッチしちゃうから、延々にうまくならず。カブカはわたしよりは料理できる子になるだろうか。
ふきのとうを見つけ、「フキ味噌にできる?」とうれしそうに言い出す我が家の6歳児。自分で作らせてみた。 
フキ味噌は、祖母が大好きで、毎年アルミホイルに包んで大事そうに持ってきてくれたなあ。 わたしは夫が作ってくれる、フキボナーラ(フキ・カルボナーラ)が大好き。

12 February 2025

飛ぶ魚 展示風景

真鶴にあるギャラリー・カフェ 飛ぶ魚での「とうごうなりさ展」がはじまっている。 3月8日までの金曜・土曜日開催です。
>My exhibition is on at a lovely gallery and cafe in Manazuru (Yoshihama, Yugawaracho, Kanagawa) called Tobusakana.
「とうごうなりさ展」 
2025年2月1日(土)-3月8日(土)の金曜日と土曜日のみ 11:30ー17:00 
※金土のみなのでご注意ください。 
場所:神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜2000-12 アクセス:東海道本線真鶴駅もしくは湯河原駅からコミュニティバス又はタクシー。 

 2月15日(土)在廊予定です。
初日は真鶴駅からののんびり1時間くらいかけて飛ぶ魚まで歩いて登った。 道中、ルリビタキ♀、花粉で喉がオレンジになったメジロ、シロハラ、ヤマガラなどを観察。そしてカブカが「あ!てんとうむし」とナナホシテントウを見つけてギャラリーに連れて行ったので喜んでいただけた。
このクッキーは、初日のトークイベントの参加者へのお土産として作ってくださったあかちゃん絵本クッキー!よくできてるー!
夜は、ギャラリーの方、この絵本の編集者さんたちとめちゃくちゃ豪華な夕食会。いろいろお話して楽しかったです。 

初日の2月1日はトークイベントをさせていただいた。
いらしてくださったみなさま、どうもありがとうございました。
「子どもといっしょの自然観察と絵本作り」というお題をいただたので、前半は『きょうはたびびより』と『あかちゃんのおさんぽえほん』3冊を中心にわたしの絵本作りについて、後半は子どもとの自然観察×絵本についてお話しした。いつにも増してカブカがお邪魔虫だったけれど、みなさんが温かい目で見てくださり助かった。

29 January 2025

第32回フィールドスケッチ会

葛西臨海公園でフィールドスケッチ会を開催した。
とっても久しぶりに参加者が2桁! お披露目会でたくさんのスケッチブックが見られて楽しかった。
公式ブログはこちら
We had a field sketch day at Kasai Rinkai Park. The sun was shining but the chilly wind was constantly blowing. I struggled to find a nice spot where I can avoid the wind and watch birds.
冬なのに鳥が少なめ。でもセンダンの木にヒヨドリとムクドリがひっきりなしに来ていて、良いスケッチ対象だった。ぶら下がって実を採るところが描きたいのだが、ほんの一瞬なのでなかなかうまく捉えられない。
センダンの実はヒヨドリには少し大きすぎるらしく、飲み込むのに苦労していた。ポンと上に放り投げてから器用にキャッチして食べていることもある。でもずいぶん下に落っことしてもいた。
センダンは乾いていて喉が乾くのか、よく近くの水路に水飲みに降りてもきていた。
 
落ち葉ごそごそ、シロハラ。 お披露目会時に、今年はなかなか見られないツグミも発見。みんなで楽しく観察した。
海側は森で風が遮られて、とっても暖かだった。ヒドリガモ、オカヨシガモの群れがいたのでスケッチ。
カブカはわたしが頭までしかスケッチできなかったオナガをちゃんと捉えていた。
アオサギ

11 January 2025

飛ぶ魚 とうごうなりさ展

My next exhibition is at a lovely gallery and cafe in Manazuru (Yoshihama, Yugawaracho, Kanagawa) called Tobusakana. 
2月1日から真鶴駅の山側にあるギャラリー・カフェ 飛ぶ魚さんで『あかちゃんの おさんぽえほん』を中心とした展示をさせていただきます。 真鶴岬で取材して作った『きょうはたびびより』の原画も持っていきます。
「とうごうなりさ展」 
2025年2月1日(土)-3月8日(土)の金曜日と土曜日のみ 11:30ー17:00
 ※金土のみなのでご注意ください。 
2月1日(土)14:00から、トーク会をします。(要予約、1500円) 
素敵な三つ折りリーフレットを作ってくださいました。
<ギャラリー・カフェ 飛ぶ魚> 
場所:神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜2000-12 
アクセス:東海道本線真鶴駅もしくは湯河原駅からコミュニティバス又はタクシー。
真鶴でのスケッチをもとに2点描いてみた。
2023年10月28日のジョウビタキのスケッチ 
2024年10月飛ぶ魚の森洋子さんの展示を訪ねた際のスケッチ。
 2024年10月、真鶴の日の出。

9 January 2025

餅つき

Mochi pounding day at Kabuka's kindergarten. 
 今日は幼稚園で餅つきだった。
ついているところを見学できるので、今年もスケッチブックを持って出かけてきた。
幼稚園の行事ももう残りあと数個。園にいる間は、ちょっとした行事を覗ける機会もけっこうあるけれど、小学校にあがったらぐんと少なくなっちゃうんだろうなあ。どうどうとスケッチブック広げて他の子を描ける機会も減りそうだから、いまのうちに。
ついたおもちを丸める。

7 January 2025

お正月の鳥見

今年もどうぞよろしくお願いします。
カブカがめきめき絵が上手になる横で描いていると、ちょっぴりめげる反面、負けちゃいられないとがんばる日々。今年はカブカも春から小学生になり、生活がガラリと変わる予定。仕事も生活も、楽しみつつこなせる余裕が欲しい……!

We went birdwatching around Kasumigaura, Ibaraki.  

Hen and Eastern Harriers roost.  It is a scene that reminds me of England. 
お正月は神奈川ではなかなか見られない鳥を探して鳥見旅。 
前は祖母宅が船橋にあったからもあるけれど、渋滞や鳥の種類を考え4年続けて、千葉や茨城方面へ行っている気がする。最初の頃はカブカのことを考えて海ほたるや銚子電鉄に犬吠埼、ストライダーやキックスケーターの時間などを組み合わせた旅にしていたけれど、今年は探鳥地をハシゴするだけの完全に鳥屋の旅。一鳥屋として、ぜんぜん問題なく楽しんでくれ、むしろカブカのほうが鳥を見続けたくて移動できなくなるくらいだった。

家の近くでは数種類のカモが10羽単位で見られるところなどまずないので、
お昼を食べに道の駅に寄ったのに、カモを描きはじめて動けない。
水に浮かぶカモは、どんどん動いてしまって、けっこう描きづらいから、いつまでも挑戦し続けられるのだ。
Hawfinch 
オオヒシクイ観察小屋にも立ち寄らせていただいた。カブカにとってはライファーのタゲリが近くで見られ、大満足。

Peregrine Falcon


公園でルリビタキ♂。餌付けされていたのだろうか、びっくりするほど近くまでやってきた。

シロハラ、アカハラはそれなりに見られたけれど、ツグミがいない! アオジも声を聞いただけ。この冬は小鳥類が平地に少なくてさびしい。
On New Year's Eve, we walked about 30 minutes to visit a nearby temple to ring the bell just like the picture book I made several years back. 
年越しは近所のお寺で除夜の鐘。カブカは①ずっと起きている(もし寝たらパパとお留守番)、②夕飯後に寝て除夜の鐘の前に起こしてもらう、③ 昼寝をして夜に備える、の3択を与えたら3を選び、ちゃんと1時間半昼寝。 おかげで元気に30分近く歩いてお寺まで行って帰ってこられた。大きくなったなあ!