11 January 2025

飛ぶ魚 とうごうなりさ展

My next exhibition is at a lovely gallery and cafe in Manazuru (Yoshihama, Yugawaracho, Kanagawa) called Tobusakana. 
2月1日から真鶴駅の山側にあるギャラリー・カフェ 飛ぶ魚さんで『あかちゃんの おさんぽえほん』を中心とした展示をさせていただきます。 真鶴岬で取材して作った『きょうはたびびより』の原画も持っていきます。
「とうごうなりさ展」 
2025年2月1日(土)-3月8日(土)の金曜日と土曜日のみ 11:30ー17:00
 ※金土のみなのでご注意ください。 
2月1日(土)14:00から、トーク会をします。(要予約、1500円) 
素敵な三つ折りリーフレットを作ってくださいました。
<ギャラリー・カフェ 飛ぶ魚> 
場所:神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜2000-12 
アクセス:東海道本線真鶴駅もしくは湯河原駅からコミュニティバス又はタクシー。
真鶴でのスケッチをもとに2点描いてみた。
2023年10月28日のジョウビタキのスケッチ 
2024年10月飛ぶ魚の森洋子さんの展示を訪ねた際のスケッチ。
 2024年10月、真鶴の日の出。

9 January 2025

餅つき

Mochi pounding day at Kabuka's kindergarten. 
 今日は幼稚園で餅つきだった。
ついているところを見学できるので、今年もスケッチブックを持って出かけてきた。
幼稚園の行事ももう残りあと数個。園にいる間は、ちょっとした行事を覗ける機会もけっこうあるけれど、小学校にあがったらぐんと少なくなっちゃうんだろうなあ。どうどうとスケッチブック広げて他の子を描ける機会も減りそうだから、いまのうちに。
ついたおもちを丸める。

7 January 2025

お正月の鳥見

今年もどうぞよろしくお願いします。
カブカがめきめき絵が上手になる横で描いていると、ちょっぴりめげる反面、負けちゃいられないとがんばる日々。今年はカブカも春から小学生になり、生活がガラリと変わる予定。仕事も生活も、楽しみつつこなせる余裕が欲しい……!

We went birdwatching around Kasumigaura, Ibaraki.  

Hen and Eastern Harriers roost.  It is a scene that reminds me of England. 
お正月は神奈川ではなかなか見られない鳥を探して鳥見旅。 
前は祖母宅が船橋にあったからもあるけれど、渋滞や鳥の種類を考え4年続けて、千葉や茨城方面へ行っている気がする。最初の頃はカブカのことを考えて海ほたるや銚子電鉄に犬吠埼、ストライダーやキックスケーターの時間などを組み合わせた旅にしていたけれど、今年は探鳥地をハシゴするだけの完全に鳥屋の旅。一鳥屋として、ぜんぜん問題なく楽しんでくれ、むしろカブカのほうが鳥を見続けたくて移動できなくなるくらいだった。

家の近くでは数種類のカモが10羽単位で見られるところなどまずないので、
お昼を食べに道の駅に寄ったのに、カモを描きはじめて動けない。
水に浮かぶカモは、どんどん動いてしまって、けっこう描きづらいから、いつまでも挑戦し続けられるのだ。
Hawfinch 
オオヒシクイ観察小屋にも立ち寄らせていただいた。カブカにとってはライファーのタゲリが近くで見られ、大満足。

Peregrine Falcon


公園でルリビタキ♂。餌付けされていたのだろうか、びっくりするほど近くまでやってきた。

シロハラ、アカハラはそれなりに見られたけれど、ツグミがいない! アオジも声を聞いただけ。この冬は小鳥類が平地に少なくてさびしい。
On New Year's Eve, we walked about 30 minutes to visit a nearby temple to ring the bell just like the picture book I made several years back. 
年越しは近所のお寺で除夜の鐘。カブカは①ずっと起きている(もし寝たらパパとお留守番)、②夕飯後に寝て除夜の鐘の前に起こしてもらう、③ 昼寝をして夜に備える、の3択を与えたら3を選び、ちゃんと1時間半昼寝。 おかげで元気に30分近く歩いてお寺まで行って帰ってこられた。大きくなったなあ!

23 December 2024

Season's Greetings

I hope you all are having a lovely holiday season.  
7月に義母が亡くなり、喪中につき新年の挨拶は控えさせていただきます。
郵便代金もあがってしまったし、そもそも年賀状終いかなあという気もしている。
でもクリスマスと年始の挨拶的に、できれば版画は作り続けたいなあ。
クリスマスのグリーティングカード、わたしは毎年年賀状(今年は母が使う用)を兼ねて作っていて、あまりクリスマスらしさがないので、カブカが園で描いてきたクリスマスカードも!
Kabuka drew this while she was at the kindergarten. Happy Christmas!
Kabuka also made a calendar for 2025.    
毎年わたしは一年間のスケッチをもとに家族用にカレンダーを作っているのだが、来年のカレンダーはカブカ作。わたしが絵本『ノムとノマの のいちごつみの』の原画を水彩のスパッタリング技法で作っていたので、同じことをしたかったカブカが自分で勝手にカレンダーを作るというプロジェクトをはじめた。
中のカレンダー自体も自分で書いた。来年、わたしが休日を間違えたら、たぶんこのカレンダーのせい!
全部バラバラの紙で渡されて、「カレンダーにして」と言われたので、どうしようか悩んだけれど3冊だけ中綴じ製本してみた。

ピアノの発表会

On sunday we had the piano recital of my aunt students in a big hall. 
日曜日、伯母の生徒のピアノの発表会があった。毎年クリスマス直前の一番行事が多く、感染症も流行っている頃で、体調管理と練習時間の確保に悩まされるのだが、今年もカブカは無事にこなすことができた。
3度目の出演で、普段練習しない割にはそれらしく弾いていた。
いつもは母にピアノのレッスンの付き添いをお願いしているのだが、発表会の連弾の下パートをわたしがやることになり、その練習を兼ねて直前1ヶ月はわたしがレッスンに付き添った。
相変わらずペラペラしゃべってばかりだけれど、1年前に比べたら、ピアノでかくれんぼを始めないだけ(!)、ずいぶんまともな生徒になっていて成長を感じた。  
リハーサル。 
今年のはじめに見に行った人形劇団プークの『エルマーとりゅう』で主題歌的に「ロング・ロング・アゴー」が使われていて、それを見た時から「発表会はあれを弾く」と決めていた。
ドレスも、「りゅうりゅうの曲だから、去年と同じ青と金色のやつでいい」と言うので安上がりに済んだ! 当日は、髪飾りを金色のリボンにする?と聞いたら「りゅうりゅうのとさかだから赤がいい」とのこと。リボン入れをのぞいたら赤はmikihouseのロゴが入ったリボンしかない。困ったなあと思っていたら、クリスマスツリーの上に赤いリボンがついているではないか!ちょっと拝借してつけることに。  
 
大人の生徒さん。 
Some scribles from the recital.
同じ位置から同じピアノに向かう子どもを描いていると、小学校6年間のうちにこんなに成長するのだということがよくわかる。でもいつも小さい子ばかり描いているので、高学年の子を描こうと思うと、つい足が短くなってしまう!
演奏する伯母。 下はカブカ作バージョン。
ピアノの練習は大嫌いなカブカ。練習させるのに一苦労で、わたしのほうがめげている。でも発表会みたいなのは結構好きらしく、終わると来年はバッハのメヌエットが弾きたいなどと言っているので、続ける気はあるのかもしれない。

8 December 2024

第31回フィールドスケッチ会

We had a field sketch day at Shinyokohama park. The number of winter ducks were small and the reservoir looked emptier than usual year but we all found some birds and plants to sketch.
フィールドスケッチ会を新横浜公園で開催した。
思ったより暖かくて、参加者も多く楽しい会だった。公式報告はこちら
 
スズメの大きな群れが葦原にいた。
Common Kingfisher
最近は、ゆるく鳥の雰囲気を捉えたいなと思って、筆ペンで描く練習をしている。
どうせ細かく描けないので、細かいところにとらわれず、模様は大雑把に濃いところ、薄いところと思いながら描く。黒いところは面で塗れるのもいい。       
Common snipes and shoveler. タシギも3羽見つけた。
コガモのメスタイプ。
オオバンは一番簡単に見られる鳥だったので、みんなのスケッチブックはオオバン祭りだった。
ミコアイサのメスもいた!

寝ているコガモ 

4 December 2024

2025年ラインナップ

2021年夏にお話を思いついて作り始めた絵本がようやく形になってきた。 こどものとも年中版、来年7月号(6月発売)になる予定だ。
I had just finished the entire artwork for my next picture book. It will be out as the July issue of Kodomonotomo picture book magazine from Fukuinkan Shoten Publisher. 
I created two fictional characters for this story. 
まだ詳しくは書けないけれど、初めて取り組んだフィクションに分類される絵本。
お話を作り描くにあたって集めたもの、作った小物がたくさんあるので、出版されたらどこかで原画とともに展示できないかなあなんて思っている。
でも原画は水彩なので売れないし、小物はテーブル展示がメインになるし、月刊誌だし、やらせてくれるところを見つけるのは、なかなか難しそうだなあ。

3 December 2024

屋久島ガイディングブック

 「屋久島西部地域 ガイディングブック&ガイドライン」のイラストを数点描かせていただいた。

I made illustrations for Yakushima's western area guiding book & guideline. This is a leaflet for the licensed guides to study about the area.
環境省屋久島自然保護官事務所による発行で「令和5年度屋久島国立公園西部地域における自然資源の持続的活用方策検討業務」の中で作られた。 編集は株式会社一成が担っている。
これは、屋久島の公認ガイド向けの冊子で、講習会開催時に配られるようだ。
他の地域と比べての特異性や屋久島ならではの動植物の生き方戦略、動物との接し方等々細かく書かれている教科書的なもの。公認ガイドを頼むと、これをもとに勉強した方に島を案内してもらえることになる。 

 屋久島は学生時代にヤクザル調査隊に参加して、夏に10日ずつ2度訪れた。西部林道でのサル実習、そのときに炭焼き跡を見せてもらったこと、定点調査した森の雰囲気などをいろいろ思い出しながら描いた。 こうして少し屋久島とその動植物の役にたつ仕事ができるのはとてもうれしい。