29 December 2012

Young探鳥会

久しぶりに一時帰国し、何もかもが新鮮に感じたのは束の間。気づけば日本の生活に慣れて、2年間のイギリス暮らしは、心地良い夢か何かだったような気がしていた。
そしてまたケンブリッジに戻ってきたいま、今度は日本滞在が夢だったような気がしている。ナルニア国とロンドンを行き来する子どもたちが味わっているのは、こんな気分だろうか。



15日に井の頭公園で行われたYoung探鳥会に参加した。本当に大勢の参加者にびっくり! そしてキクイタダキやヒガラ、イカルと今年の冬鳥の多さにも、改めてびっくり!
オシドリが長いことポーズをとってくれたのでスケッチできた。



そして翌週のYoung探鳥会交流会では、2年間イギリスで体験したこと、学んだこと、留学について、絵本づくりについてのお話をわたしが発表させていただいた。見事に風邪を引いて声が出ず、お聞き苦しかったと思いますが、集まってくださったみなさま、ありがとうございました!
I made a presentation about my experience in Britain for young bird watchers in Japan. I talked about public footpath, a walk in fresh air with green wellies, rivers without fences or concrete bank, dark night and big sky, gardens performing as green corridors, tradition of field sketch, living in a hundred years old house...all those things that I love about being here.

2 comments:

  1. かもたん30/12/12 08:36

    一年間楽しませていただいた御礼をまず。
    イギリスでの絵本作家誕生を期待します。
    そういう生き方もあるなあと感心。
    すてきな本を紹介します。
    買った送ってあげてもいいんだけれど
    これは自分で買って読んでみてください。
    松家仁之 火山のふもとで 新潮社
    http://www.amazon.co.jp/%E7%81%AB%E5%B1%B1%E3%81%AE%E3%81%B5%E3%82%82%E3%81%A8%E3%81%A7-%E6%9D%BE%E5%AE%B6-%E4%BB%81%E4%B9%8B/dp/4103328118
    ではよいお年をお迎え下さい。

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  2. かもたんさま、
    本年もブログをご愛読ありがとうございました。こんな生き方が成り立つかどうかは、数年後に蓋を開けてみるまでわかりませんけれどね!
    いつもおもしろそうな本のご紹介ありがとうございます。日本に帰国したらぜひ。海外にいると一番恋しいのが本ですね。
    読みたい本がどんどん増えているのですが、和書は、買えないし、手に入れても持ち帰るのに困るしで、なかなか手が出せません。
    こちらにいる間は、洋書を読めということなのだと観念してますが!

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