4 December 2014

鎌倉のカッパドキア

Some more autumn scenery!



Hokokuji temple in Kamakura. One maple tree in the bamboo forest was beautiful.




まんだら堂やぐら群
鎌倉一帯は、鎌倉石と呼ばれる凝灰質砂岩の層があり横穴を掘りやすいため、あちこちに「やぐら」と呼ばれる横穴式のお墓がある。鎌倉時代の中頃から室町時代の中頃にかけて、奈良、京都から石工など技術を持った人が入ってきて、また鎌倉の人口増加もあって、山の中に供養する場がつくられるようになったようだ。いくつも「やぐら」が横に続き、中に供養塔・石仏が置かれている様は、ちょっとカッパドキアみたい。

この「まんだら堂やぐら群」は約150穴あり、「やぐら群」の中では規模の大きいものだ。鎌倉時代に尾根を掘り割って作られた道、名越切通沿いにある。「まんだら堂」という呼称は残っているが、実際の「まんだら堂」の存在はまだ確認できていないらしい。まだ調査などが進められていて、一般には春と初夏と秋に数日しか公開されていない。



何の実だろうと思って調べたらサネカズラだった。 Kadsura japonica
名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られで くるよしもがな

4 comments:

  1. 先日、大磯宿場祭りを見た後、駅近辺をうろついていて、高台の高田公園という所に
    ”湘南平まで2km”の看板をみつけました
    そういえば、行ったことがなかったな。2km位なら行っちゃう?と、夫と矢印の方向へ歩きはじめました。
    リアルに働く猪嚇しがあったり(猪出没注意の看板があった!)、カケスが群がる椎の木があったり、
    鎌倉の山にも似た雰囲気を楽しみつつ歩いていたのも始めのうち
    ・・・あれれ?街中の公園から気楽に歩き始めたはずなのに、いつのまにかリアルなハイキング化してないか?
    ダレた体に、落ち葉の積もったアップダウンがキツくなってきたが、時折設置された看板の湘南平への距離が
    ちっとも減らない?これはTingちゃんの散歩道か?
    ぶつぶつ、ひぃひぃしながら、ようやく展望台が3箇所もある頂上に着いたのは、高田公園を出て1時間半;
    曇って煙った景色でも堪能しました。快晴だったら、どこまで見えるのだろう・・・

    バスもなさそうなので、再びハイキングコースに突入
    分岐点から別ルートを行くと、楊谷寺谷戸横穴群(ようやく、この元記事の関連に辿り着く!)があらわれました
    名越の横穴群よりも作りが荒削りな印象だったのは、こちらが古墳時代と古いものだったからなんですね
    かなり埋まっているようでした。

    こっちのルートは1時間ほどで駅まで辿り着けました。
    心の準備のないハイキングにぐったりと、上り東海道線に乗り、ふと車窓から駅の看板が目に入りました
    近隣の見所”湘南平 徒歩2時間”
    ・・・下調べのない行動はいかんですね
    2kmは直線距離だったのかもしれません;

    それでも次は、ハイキング大好きなひなも一緒に行こうと話しています
    懲りてないかも

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    1. まみさん、
      母が楊谷寺谷戸横穴群の話をしていました! あまりにリアルなハイキングコースで、藪漕ぎ状態で、たどり着けなかったそうです。
      いつか「下調べ」をして大磯のほうも見に行ってみたいなー
      冬ならば、バードウォッチングも良さそうですね。

      2キロ、徒歩2時間?!?

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  2. うちからそう遠くない場所に吉見百穴という場所があります。ご希望ならば、いつでもご案内しますよー!

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    1. ぜひぜひ! 写真で見るかぎり、これまたどこだろうと思わせるような光景ですね。けっこう探せばあるんだなぁ。

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