I felt really honored to draw a cover image for Dr. Sjoerd Duijns's thesis on Bar-tailed Godwits.
It was at the International Ornithological Congress that we met each other. He came to our art show and looked at my portfolio and asked for this! You can read his wonderful thesis from here.
夏に立教大で行われた国際鳥学会での展示が縁で、オオソリハシシギの研究者、Dr. Sjoerd Duijns氏の論文集の表紙を描かせていただいた!
ヨーロッパにはオオソリハシシギが2亜種が分布していて、片方はスカンジナビア半島からシベリアにかけての地域で繁殖しアフリカで越冬するL l. lapponica。もう片方は北ヨーロッパで繁殖し、西ヨーロッパで越冬するL l. taymyrensis。その2亜種の渡りの中継地、越冬地となるオランダを中心とした西ヨーロッパでの採食行動の違いなどを調べた研究だ。
オオソリハシシギの雌雄ではくちばしの長さが違うので、オランダのワッデン海などで冬期に餌となるゴカイなどが地中深くに潜ってしまうと、雌は餌が採れても、雄は採りにくくなるのでどこかに行ってしまい、雌の比率が多くなるそうだ。逆に、より暖かく餌となる生物が地表面に残っているイギリスのThe Washではくちばしの短い雄のほうがよほど多く観察されるとか!
英語ですが、ここから全文が読めるので、ご興味のある方はぜひ。
いい仕事していますね!
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