Birds sketches from last weekend. Some summer songbirds were already here and singing out with their full energy.
さえずるオオルリを何個体も見ることができた。やっぱり夏鳥の歌はきれいだ。
One male perched on a branch at our eye-level and we had several minutes admiring its beautiful blue.
お食事中のトビ。
ユリカモメはほとんどみんな頭が黒くなっていた。
夏鳥も来ているけれど、家の近くには昨日、まだツグミがいた。
29 April 2018
17 April 2018
Spring sketches
This blog post of my spring sketches has been in the draft for so long but I am finally publishing it.
アブラチャンの花。小さいけれど、個性的でかわいい。
This was the full moon before the Easter.
ずいぶん時間が立ってしまったが、寒竹孝子氏の文で、箕輪義隆氏の絵による『つばめのハティハティ』の原画展を見に三浦半島の津久井浜にある「うみべのえほんや ツバメ号」を訪ねた。この絵本は、科学的事実に基づいているけれど物語があるという、わたしが目指しているジャンルの本なので、企画・編集をされている川嶋隆義氏のお話をぜひ聞きたかったのだ。絵本は、決して型通りに作れるものではないので、それぞれの本が出来上がるまでの話は、それぞれにおもしろい。編集していく過程でお話や入れるイラストがどう変わっていったかなど、色々な裏エピソードを聞くことができた。
またこの絵本屋さんには「ツバメ号」の名前通りにアーサー・ランサム関係の本もおかれていた!
会期は5月6日まで、今週の日曜日には箕輪さんのツバメのお話もあるので、ご興味のある方はぜひ。
津久井浜まで行ったので、海岸まで散歩。冬にはカモメ類が集まるココス前まで歩いたけれど、カモメ類もミユビシギも見かけなかった。代りに見つけたのが、浜に打ち上がっていた、これ。ドチザメかな?
アカフジツボ。
Meadow Bunting.
一昨日、家の近くの林で、もうキンランが咲いていた。
アブラチャンの花。小さいけれど、個性的でかわいい。
This was the full moon before the Easter.
ずいぶん時間が立ってしまったが、寒竹孝子氏の文で、箕輪義隆氏の絵による『つばめのハティハティ』の原画展を見に三浦半島の津久井浜にある「うみべのえほんや ツバメ号」を訪ねた。この絵本は、科学的事実に基づいているけれど物語があるという、わたしが目指しているジャンルの本なので、企画・編集をされている川嶋隆義氏のお話をぜひ聞きたかったのだ。絵本は、決して型通りに作れるものではないので、それぞれの本が出来上がるまでの話は、それぞれにおもしろい。編集していく過程でお話や入れるイラストがどう変わっていったかなど、色々な裏エピソードを聞くことができた。
またこの絵本屋さんには「ツバメ号」の名前通りにアーサー・ランサム関係の本もおかれていた!
会期は5月6日まで、今週の日曜日には箕輪さんのツバメのお話もあるので、ご興味のある方はぜひ。
津久井浜まで行ったので、海岸まで散歩。冬にはカモメ類が集まるココス前まで歩いたけれど、カモメ類もミユビシギも見かけなかった。代りに見つけたのが、浜に打ち上がっていた、これ。ドチザメかな?
アカフジツボ。
Meadow Bunting.
一昨日、家の近くの林で、もうキンランが咲いていた。
9 April 2018
いすみ鉄道
タイの友人たちが東京に来ていて、いすみ鉄道に乗りたいというので、みんなで五井から小湊鉄道、いすみ鉄道を乗り継いで、大原まで房総半島を横断した。
あちこち途中下車してのんびり散歩やスケッチをしたい風景だったけれど、通しで乗ろうと思うと電車の本数が数時間に一本なのでなかなか難しい。
I went riding Kominato and Isumi trains with my Thai friends. Most of the sakura trees were already with green leaves but the double-flowered sakura and the oilseed rape flowers were in full bloom. We spotted the Japanese pheasants several times and some Dusky Thrushes.
I was hoping to see the Grey-faced Buzzard, which is a summer visitor and breeds in this kind of paddy field countryside but I did not even hear its characteristic call. It was maybe a bit too early in the season.
上総中野のけよけよ市で、タケノコご飯やタケノコの天ぷら、おでんのお昼ご飯。「けよけよ」というのは、「食えよ、食えよ」や「食べていきなよ」という意味の方言だという。
At Kazusa Nakano. Below is my mum sketching us waiting for a train.
We got off at Kazusanakagawa and walked almost four kilometres among the paddy fields, through the tunnel, to visit Gyoganji temple.
The temple has stunning carved ranma, panels between the top of the sliding door and the ceiling which brings light and breeze into the room. Three of ranma in the room were carved by a sculptor called Nami-no-Ihachi and were the design of dynamic waves, just like Hokusai's Great Waves off Kanagawa.
As a matter of fact, it is said that Hokusai got the inspiration from this ranma and made that famous Ukiyoe print.
The interpreter at the temple showed us one of the ranma carving from the back side and there, we could find waves in exactly the same shape as Hokusai's design.
上総中川で下車して行元寺も訪れた。左右に田んぼしかない道を延々と歩いたところにあるのだが、秘宝の多いお寺だ。
かやぶき屋根の建物に、「波の伊八」の名前で知られる、房州生まれの武志八郎信由が彫った波の欄間彫刻がある。これに北斎が影響を受けて「神奈川沖浪裏」の浮世絵を作ったと言われているものだ。実際に比べてみると北斎の絵と波の形がそっくりな部分がある。
波をあんな風に真横から見た構図を最初に描いたのは、北斎ではなくて「波の伊八」だったということだ。そしてわたしも、北斎の絵に影響を受けて、『きょうは たびびより』のヒヨドリが波間を飛ぶシーンの構図を作ったりしている。
「波の伊八」は行元寺から九十九里の海岸まで馬で出かけて行き、馬に乗ったまま海に入って波を見たと言い伝えられているらしい。「神奈川沖浪裏」の絵を見る度に、東京湾にあんな荒い波が立つことはまずないのにと思っていたのだが、実は九十九里の波だったというわけなのか。
あちこち途中下車してのんびり散歩やスケッチをしたい風景だったけれど、通しで乗ろうと思うと電車の本数が数時間に一本なのでなかなか難しい。
I went riding Kominato and Isumi trains with my Thai friends. Most of the sakura trees were already with green leaves but the double-flowered sakura and the oilseed rape flowers were in full bloom. We spotted the Japanese pheasants several times and some Dusky Thrushes.
I was hoping to see the Grey-faced Buzzard, which is a summer visitor and breeds in this kind of paddy field countryside but I did not even hear its characteristic call. It was maybe a bit too early in the season.
上総中野のけよけよ市で、タケノコご飯やタケノコの天ぷら、おでんのお昼ご飯。「けよけよ」というのは、「食えよ、食えよ」や「食べていきなよ」という意味の方言だという。
At Kazusa Nakano. Below is my mum sketching us waiting for a train.
We got off at Kazusanakagawa and walked almost four kilometres among the paddy fields, through the tunnel, to visit Gyoganji temple.
The temple has stunning carved ranma, panels between the top of the sliding door and the ceiling which brings light and breeze into the room. Three of ranma in the room were carved by a sculptor called Nami-no-Ihachi and were the design of dynamic waves, just like Hokusai's Great Waves off Kanagawa.
As a matter of fact, it is said that Hokusai got the inspiration from this ranma and made that famous Ukiyoe print.
The interpreter at the temple showed us one of the ranma carving from the back side and there, we could find waves in exactly the same shape as Hokusai's design.
上総中川で下車して行元寺も訪れた。左右に田んぼしかない道を延々と歩いたところにあるのだが、秘宝の多いお寺だ。
かやぶき屋根の建物に、「波の伊八」の名前で知られる、房州生まれの武志八郎信由が彫った波の欄間彫刻がある。これに北斎が影響を受けて「神奈川沖浪裏」の浮世絵を作ったと言われているものだ。実際に比べてみると北斎の絵と波の形がそっくりな部分がある。
波をあんな風に真横から見た構図を最初に描いたのは、北斎ではなくて「波の伊八」だったということだ。そしてわたしも、北斎の絵に影響を受けて、『きょうは たびびより』のヒヨドリが波間を飛ぶシーンの構図を作ったりしている。
「波の伊八」は行元寺から九十九里の海岸まで馬で出かけて行き、馬に乗ったまま海に入って波を見たと言い伝えられているらしい。「神奈川沖浪裏」の絵を見る度に、東京湾にあんな荒い波が立つことはまずないのにと思っていたのだが、実は九十九里の波だったというわけなのか。
1 April 2018
風景の中の鳥たち 東郷なりさの作品展
今回、新潟に行ってきたのは、「ビュー福島潟」の方からお声がけいただいて、5月に個展をやらせていただくことになったからだ。
I am going to have a solo exhibition at a nature centre, "View Fukushimagata," in Fukushimagata Nature reserve in Niigata.
The building designed by Jun Aoki, has a cylindrical shape tapering down to the bottom, and inside there is a helical walkway to climb all the way up. The space where I exhibit my works is a circular gallery on the fifth floor.
『風景の中の鳥たち 東郷なりさの作品展』
日時:2018年5月12日(土) - 6月10日(日) 9:00-17:00
※月曜休館 ※入館は16:30まで
場所:水の駅「ビュー福島潟」5F 企画展示室
(新潟市北区前新田乙493)
入館料がかかります(一般400円、小中高生200円、未就学児無料)。
鳥のいる風景を描いた水彩画、版画の作品や、自然科学絵本の原画など約40点を展示する予定。
福島潟たよりの春号の表紙にも、DM用に作った絵を使っていただいた。
絵はハガキサイズの2倍という大判の消しゴム判子シートを使って、リダクション法の版画で作った。
愛鳥センター紫雲寺さえずりの里などにも、すでにDMなどを置いていただいていた!
I am going to have a solo exhibition at a nature centre, "View Fukushimagata," in Fukushimagata Nature reserve in Niigata.
The building designed by Jun Aoki, has a cylindrical shape tapering down to the bottom, and inside there is a helical walkway to climb all the way up. The space where I exhibit my works is a circular gallery on the fifth floor.
『風景の中の鳥たち 東郷なりさの作品展』
日時:2018年5月12日(土) - 6月10日(日) 9:00-17:00
※月曜休館 ※入館は16:30まで
場所:水の駅「ビュー福島潟」5F 企画展示室
(新潟市北区前新田乙493)
入館料がかかります(一般400円、小中高生200円、未就学児無料)。
鳥のいる風景を描いた水彩画、版画の作品や、自然科学絵本の原画など約40点を展示する予定。
福島潟たよりの春号の表紙にも、DM用に作った絵を使っていただいた。
絵はハガキサイズの2倍という大判の消しゴム判子シートを使って、リダクション法の版画で作った。
愛鳥センター紫雲寺さえずりの里などにも、すでにDMなどを置いていただいていた!
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