A few weeks ago, I received the simplified Chinese edition of the "Magnificent Birds" book! It's very interesting to see it because I can read some of the characters and assume what is written.
Magnificent Birdsの中国語版、『华丽的鸟』の見本が家に届いた。
英国沃克出版社著、东乡奈梨莎绘、汪珍译、北京联合出版公司
When the translation deal was decided, publisher asked me how to write my name in Chinese. My last name Togo has Chinese characters but not my first name Narisa. So I asked my dear friend artist, Yiting Lee to help me pick the characters. It's so good to have international friends.
中国語版が出るにあたり、出版社から、名前の漢字を聞かれた。「東郷」はそのまま簡易体にするので良いが「なりさ」は平仮名しかないので困った。今になって、名前の漢字を自分で選ぶことになるとは!
この場合、中国語で「なりさ」と読めることが肝心だ。日本語で「な」と読んでも、例えば「菜」の字は中国語では「ツァイ」になるので使えない。
ケンブリッジで一緒に学んだ仲間のYitingに助けてもらおうと聞いてみたら、とてもおもしろいことを教えてくれた。日本人の名前として「なりさ」を訳すなら一般的には「奈里紗」になる。どれも日本語で使う漢字でしょ? もし西洋人の名前として訳すなら「娜瑞莎」だよ、とのこと。人種によって漢字を変えるのだそうだ。
結局、あまり人種が分からないように、また植物系の文字をピックアップして「奈梨莎」に決めた。
さらに言えば、中国語の場合は四声がある。本当はそれぞれの音がしっかり異なるほうが聞こえが良く、「奈梨莎」はその点ではちょっとイマイチらしいが、そこまではあまり気にしないことにした。
外国語を一律にカタカナにしてしまうのとはずいぶん違う。
カワセミは中国語では「普通翠鳥」、タンチョウはそのまま「丹頂鶴」だった。
I also received the paperback Booksource proprietary edition of the book from the U.S.
アメリカからはペーパーバックのBooksource版というのも出た。どうやらこれは図書館や学校向けに作られる廉価版のようだ。これについては全く聞いた事もなかったので、ちょっと勉強したいと思っているところだが、教育の場にこういう形でも色々な本が入るというのは良い制度かもしれない。
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