10月27日、山口蓬春記念館で開催中の秋季企画展「花鳥風月ー山口蓬春、日本の美を描くー」という展示に合わせて 「鳥類学的な視点で見てみよう!」というギャラリートークをやらせていただいた。
I did a gallery talk event at Hoshun Yamaguchi Memorial Hall. I talked about the birds in Hoshun's paintings.
現在展示されている作品には、鳥が描かれたものが5点あり、それぞれの鳥についてお話した。花鳥画にはよく鳥が描かれているけれど、自然科学をベースにした絵ではないので、鳥類学的に見ると、環境と種が合っていなかったり、オオルリがオスばかり7羽も飛んでいたり、ちょっと不思議なものも多い。
でもお話するにあたって、改めて鳥や植物の生態を調べたり、その絵を描いた背景となった出来事や記述を読んで、なるほどと気付いたことがいくつかあった。どんなことでもちょっと調べると、新しいことが分かるからおもしろい。
写真提供:山口蓬春記念館
このお仕事をするにあたり、日本野鳥の会、NPO法人バードリサーチに鳥のデータをいただき、また加藤俊之さん、野口好博さんにパワポ用の鳥の写真をお借りした。
本当にありがとうございました。
展示されている絵に、ハマユウとナンヨウセイコウチョウを組み合わせたものがあった。ハマユウと言えば、三浦半島の天神島が北限だというお話をしたのだが、帰りにその天神島に久しぶりに立ち寄った。満潮時で海側に渡れなかったけれど、遠くの杭で食事中のミサゴが見られた。
チビはコウボウムギの上で貝殻を握ったりして何やら楽しそうに遊んでいた。
正面から描きたいのだが、目が合うと遊びに集中してくれなくて、上手く描けない。
The other day, we found this winter plumage stonechat. It was my first time finding a stonechat in Yokohama during the migration season.
ノビタキ
ジョウビタキいないかなあと出かけたのだが、代りに見つけたのは、なんとノビタキ!
トキリマメ
さやをあけたら種はまだ茶色っぽかった。でも、今日になって見たら真っ黒になっていた。さやが開いてしまったので、あわてて黒くなった?!
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