27 October 2023

追悼:カブコとカブノスケ

10月25日、カブノスケが死んだ。捕まえてきて3ヶ月と8日生きた。 カブコは9月12日、2ヶ月足らずだった。
Our male Rhinoceros Beetle passed away two days ago. This male lived over three month with us, more than a month after the female was gone. 
To commemorate them, I made a linocut yesterday. 
We now have five of their kids, young worms.  

カブカと一緒にずいぶんスケッチした。カブカは幼稚園の先生に教えてもらい、折り紙でカブトムシを作れるようになって、空き箱でカブトムシの家なる工作まで作っていた。
8月14日、カブカが卵発見。実際には、少し前から見ていたらしいが、この日ようやく卵だと確信したらしくて教えてくれた。全部で11個。別のケースに移してみた。
8月24日、幼虫誕生を確認。 
卵は全部で14個は産んでいるのを確認したけれど、最終的に大きくなった幼虫は6匹。うち1匹途中で死亡。なかなか生き残るのも大変らしい。全部生きられても困るけど!
8月後半から9月にかけて、カブコは産卵のためか土に潜って出てこず、姿を見る機会が少なかった。
This was the last sketch I did of the male beetle.
When I show my linocut to my daughter she decided to draw the beetles herself. 
何を思ったのか、ずいぶん前にいただいたパステルを思い出したように引っ張りだしてきて描いていた。

そしてこれは8月末頃、A3用紙の真ん中を切って折りたたむことで、8ページの冊子を作るやり方を覚えたカブカが、夜に「なんかお話描いて」っと持ってきたので、寝転がりながら15分くらいで作ったお話。なかが3見開きしかないって難易度が高い!

カブカさん初めてのペット、思ったよりずっと長生きしたし、ちゃんと子孫も残してくれたので、まだまだ楽しみは続く。

20 October 2023

Drawing in pen

After joining Sydney Smith's workshop, I've been trying  to sketch loose in brushed pen and signed pen. We recently visited an aquarium and a zoo, the best kind of places to practice drawing. 
カブカと水族館や動物園でスケッチ。一緒に絵を描けるのはとっても楽しい!   
普段野鳥をスケッチしているときは、スコープ越しだし見られる時間も限られるしで、スケッチする画材を変えて楽しむ心の余裕がないけれど、動物園などだと生き物観察というよりは絵の練習気分のほうが強いので、自由に描ける気がする。
夏のアトリエ直後、かわいそうだったカブカのために相模川ふれあい科学館へ。 
Sketches from the Aquarium Sagamihara.
「アカエイちゃんだー」など、ちゃん付けで呼ぶ子どもたちいっぱい。さかなクンの影響すごい。
園の友達が大好きだというので、こんなカブトムシかと興味津々でヘラクレスオオカブトを眺める。なんだか作り物みたい!
運動会の代休にはカブカと二人で金沢動物園へ。
ガラス越しで、ちょっと遠いし、高さ的にも見えにくいし、あまり動かないし苦労したコアラ。
お母さんのお腹に袋があって入れるというは子どもには大変魅力的らしく、カブカからいいなあ、入りたいなあと言われるが、ついついわたしは母親に同情してしまう。あんな大きい子どもが入っていたら大変だ!
絵を描いているとすぐに時間が経ってしまってなかなか全部を回れない。どれも描きたがるので対象を絞らせるのに苦労するけど、 サイは『エルマーのぼうけん』に出てくるので、クロサイもインドサイも描いた。

7 October 2023

運動会

It was the sport day at little one's kindergarten. 
幼稚園の運動会だった。
三連休、一番天気の良い日! 風邪が流行っている中、元気に参加できてありがたい。
メッセージを書くガーランド、絵描いちゃった。

練習ではカブカの組が勝ったことないという玉入れ。本番は一回勝ってたけど、カブカは戦力外っぽかった。「あれじゃ玉入れじゃなくて、カゴ当てになってるじゃん」っと夫。
けっこう遠くて、豆粒のようなスケッチばっかり。
1学期の面談で、ダンスには全く参加してくれないんですっと担任の先生から言われてたけど、カブカ、それなりに踊ってた!
It was a bit too far to draw children.  But it's always fun to scribble something. 

5 October 2023

4歳アルバム

I made the four-year-old album! 

It is more like a journal to record my daughter's growth. 
It's very sad to realise that it is going to be the last album with my gran in it and I can not give it to her anymore. She was the most dedicated reader of this album in the family.
4歳アルバムもなんとか作った。
アルバムは記憶を作っていると思う。カブカがよくわたしが小さい頃のアルバムを読んでほしいと持ってくる。50日ごとに母が当時の様子を7-8文くらいで書いてくれたもの。体調が悪い、入院したなどとばっかり書かれていて、カブカの元気さが本当にありがたく感じる。カブカは、4歳や5歳のわたしがピアノや自転車の練習をしているなどと読んで、やらなくちゃ!と思ったりしているらしい。
ただ写真が並べられただけだと、数十年前のものは、もうどういう状況で撮られたものかさっぱりわからなくなってしまうけれど、ほんの一言でも書いてあると、その写真が意味をなしてくる。 写真って撮るだけじゃだめで、編集が必要なんだなあと思う。 
写真のないエピソードがなかったことになるのも、画像にできない記憶が忘れ去られるのも寂しい気がして、わたしはその時に流行っている言い回しとか、印象に残った会話も書き留めている。これがまだできないというのも入れておくと、次の年にできたというのがわかるようになっておもしろい。 毎年同じところに行っても、年齢によって反応や遊びも違う。
これはどちらかといえばわたしのための記録。いつかカブカが小さい頃を振り返って絵本を作るときに、4歳ってどんなだっけ、何ができたんだっけと思ったときに思い出せるように。 
そして、もしカブカ自身が子育てをするようになったら、見返すのかも。わたしも自分のアルバムなんて、子育てしはじめて初めて、自分が子どもの頃はどうだったのだろうと、アルバムに興味を持った気がする。
とりあえず記録と記憶に留めるものだから、美しいアルバムというより、みっちりぎっちり!