友人を訪ねて、三宅島に行ってきた。「この日の船のチケットを取ったから、よろしく!」っとメールするだけで、港から港まで、数日間の解説付き三宅観光をアレンジしてもらえるVIP待遇が受けられる機会を逃すわけにはいかない! おかげさまで島をくるくる、火山地形から鳥から植物まで、堪能してきた。
I visited Miyake Island, one of Izu islands, located 175 km southeast of Tokyo, to see my friend. It is a volcanic island erupted as recent as the year 2000. You can study many geological features like a whole area covered by ʻAʻā lavas, lava tree mold, scoria cone and caldera. It is also a bird island having several of our endemic species that can not be seen on the mainland Japan.
大路池
カルデラ湖なので在来の魚はまったくいない。でもいまは放流されたバスを釣る場所として密かに有名らしい。
My friend took me to a secret view point of Tairoike, the crater lake on the south of the island.
錆ヶ浜から三本岳をのぞむ。この日は年度末で島外に出る人が多く、フェリーはたくさんの紙テープでの見送りとともに出港していった。
シチトウスミレ(タチツボスミレの変種)
The Izu islands often have different variant species from our usual ones on mainland. Normally, they are the variations adapted to the life on the coast and have glossy, thick leaves. But it's very difficult to tell!
アツバスミレ(スミレの変種)
倒木の上から、新芽をたくさん出しているヒトツバ。
ハチジョウキブシ
2010年に訪れた時よりも、さらにオオバヤシャブシとハチジョウキブシなどの先駆植物があちこちに入り込んでいるように感じた。どちらも三宅島の景観を作る植物なので、しっかり絵を描きたいと思っていたのだが、どこにでもあることが災いして、最後まで残しておいたら、時間切れ。あんまりよく描けなかった。絵を描き出すと何日あっても足りない。
じっと座って絵を描いているからか、何度もイタチに遭遇した。植生が回復したのに伴って、さらに増えてきているのだろうか。
本土では減少が心配されているイタチだが、三宅島ではドブネズミやクマネズミを駆除するために導入された外来種で、いまはオカダトカゲやアカコッコ、ウグイスなど在来の生物への影響が心配されている、と生物学者目線のコメントを書いてふと、『ガンバの冒険』は、ドブネズミが主人公で、導入された恐ろしいイタチと戦う話だったなと思い出した。あれはもっと先の八丈島が舞台らしい。
Japanese Weasel is an introduced animal on Miyake island. Around 30 weasel were released during the 70s and 80s in order to get rid of rats. Now the number seems to be increasing to hundreds. Some precious native species like Izu Thrush and Okada's five-lined skink have been suffering from the predation.
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