太平電機株式会社でECOひいきプロジェクトとして作っている「地域の自然を守るタオル」の新作ができあがった。前回の3種類につづき、今回もデザインしたのは奄美の生物で、アマミノクロウサギとリュウキュウアカショウビン。タオルの売り上げの一部が奄美大島の自然保護に寄付される。
I made two new embroidery designs for the towel series, of which part of the sales go to nature conservation in Amami. They are Amami rabbit and Ruddy Kingfisher.
今回も、刺繍デザインには苦労した。
アカショウビンは、亜種リュウキュウの紫がかった羽色にぴったりな刺繍糸の色を決めるのに、ずいぶんやり取りをした。鳥の羽も、刺繍糸も、どの光の元で見るか、どの角度で見るかによって色が変わる。クライアントと刺繍をする業者とわたしの間で目指す物も手元のサンプルの見方もずれるので、難しいのだ。
アマミノクロウサギのほうは色味が単純なので簡単かと思いきや、形次第ではただの黒い塊に見えてしまう。クロウサギらしさを出すポーズで作り直した。
このタオルシリーズは現在、奄美大島の4カ所でお土産として置いているほか、横浜の日本料理店でも取り扱っている。新作2種が納品されるのは、1月末から2月のようだ。販売店リストはこちら。
また地域の自然を守るタオルのページにあるお問い合わせフォームからも直接買うことができる。
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