21 January 2020

製本所見学

昨年いっぱい原画を描いていた新作絵本『さくらがさくと』が2月に福音館書店から出る。
今日はその絵本の製本をしているところを見学させていただけるというので、板橋にある清美堂を訪ねてきた。
My new picture book will be out soon on the 10th February. 
Today, I visited Seibido, a book binding factory to see my new book being bounded!  It was very exciting to see the printed sheets turning into a book step by step.  And it is not just a book but my book!   




工場入り口には、品名「さくらがさくと」と書かれた大きな紙のブロックがどーんと置かれていた。印刷会社NISSHAさんから送られてきた印刷物だ。



直角が取れた角を下にして斜めにし、振動を与えて紙を揃える。これをすることで、裁断の位置が紙によってずれなくなる。



Cutting the paper.  
上下左右3ミリを残して裁断。このくらいの厚みの紙の束も一瞬でスッパリ切れてしまう!



Paper collator.  
丁合といって、ページ順にセットする作業をする機械。右下が一番外側のページ、つまり表紙に貼付けられるエンドペーパーで、桜の絵本のグレーピンクが見えている。この絵本は横幅304mmなのだが、この機械でできる最大サイズらしく、ページごとの紙をのせる棚から紙がはみ出し気味だ。
間違いが出ないよう、カメラがセットされている。



セットされたものが出てきた。



Sewing the book in the middle.   
中のページの背中に特殊な布、寒冷紗を貼り、ミシンで縫い、その後、中心で折る。 わたしの絵本が機械に乗って動いていた!
このあと三方をきれいに揃えて切る化粧断ちが行われる。



This is the back side of the cover with the cardboard inside.
これはすでに厚紙を貼る作業がなされて、出来上がっていた本の表紙の裏面。 この作業も、別の本で見せていただいた。



How exciting to see the cover of my books already made and being piled up in the factory!



Binding the inside paper and the cover with plastic glue.  
表紙と中身をくっ付ける機械。写真は同時に刊行される別の本の作業。

このあと手作業で一冊一冊を丁寧に検品しているところや、売り上げカードやハガキを自動で入れる機械、包装作業なども見せていただいた。絵本はそれぞれ大きさも縦横比も違うし、使っている紙や印刷の仕方も異なる。上がってきた印刷物を見て、毎回、機械への入れ方などを工夫して作る必要があるという。

家に帰り、寝かしつける前にチビと何冊か絵本を読んだ。ついつい、どうやって製本されているのか見てしまう。本によってずいぶん綴じ方が違うことがわかった。
読んだ本の一冊は、わたしの小さい頃の愛読書、林明子の『おつきさまこんばんは』。実家から持ってきた本だが、見たら清美堂で製本されたものだった。

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