10 November 2020

第22回フィールドスケッチ会

11月8日に葛西臨海公園で、新型コロナの流行と雨天中止で11ヶ月ぶりになってしまったフィールドスケッチ会を開いた。これまで最低でも年に3回くらいはやっていたのだが、2020年は今回が最初で最後になってしまった。公式報告はこちら
We held the field sketching event on the 8th November.  
Daurian Redstart and ducks. 
鳥類園の池が見える草地に座り込み、まずはカモ類で準備体操をしようと、オカヨシガモやコガモ、ハシビロガモをスケッチしていたら、「ヒッヒッヒッ」という声が聞こえてきた。ジョウビタキ! まだ今季は双眼鏡で見ていないんだった! どこにいるのかと望遠鏡から目を外したら、なんと目の前にいた。あわててピントを手前にずらして描いた。ついでに後ろのカモ類も。
オカヨシガモの頭は全体的にマットに薄茶のイメージがあったので、左下に描いた個体のように、頭の模様が非常にくっきり、上側は焦げ茶(ちょっと緑色に見えなくもない)で、下側は薄茶に別れたタイプのが数羽いて気になった。個体差は大きいらしいのでその範囲なのか、もしかしたらヨシガモとの雑種か。
Sleeping ducks are one of the easy things to draw, I thought, but actually, they go round and round! 
Pochards(ホシハジロ)
Goshawk
遠くの松の木のオオタカ。水面に浮かんだカモと違って体は動かさず、頭の向きが変わるだけなので、案外、スケッチしやすい。でも、猛禽の正面顔はむずかしい。
Azure-winged Magpie 
オナガは家の近くでも時々見かけるが、市街地だったりして、スケッチする機会がこれまであまりなかった鳥。葛西臨海公園ではじっくり観察できてうれしい。
お披露目会をしようと座った園内のベンチの目の前にクイナが出てきてくれた。
みんなお披露目会そっちのけで観察してスケッチをしはじめた。鳥のスケッチはタイミングが一番大切なので、機会があったら逃してはいけない。
目の前とはいえ、木の後ろだったので、ちょっとクイナが動くと自分が座った位置からは見えなくなってしまい、なかなか形が捉えられない。でもきっとその木のおかげで長い間、採餌していてくれたのだと思う。

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