28 July 2023

夏休み 餌台のウソ

宿泊した八千穂山荘の餌台にウソがやってきた。
ウソは『14ひきの もちつき』にも出てくるし、わたしが日々使っているイギリス製のコップにもついている(お腹の赤い亜種だけど)し、太宰府のお土産の木彫りの鷽も持っているので、チビはよく知っている鳥だったが、これまで見たことがなかったので、とってもとっても喜んだ。 
Yachiho Sanso, where we stayed two nights had a bird feeder and the Bullfinch famies came reguraly.  So we sketched and sketched them.  
普段、遠くの点のような鳥や、一瞬飛んだ影を見せられて、「ほら、あのオレンジがヤマガラだよ」「いまのサンコウチョウ。見た?」などと言われているチビは、鳥がこんなに近くで見られるのは不思議で仕方なかった模様。「この木の後ろに網があるの?」と巨大なフライングケージに向かって窓がついているのかと、しきりに聞いてきておかしかった。

こうした小鳥の餌台の是非は賛否両論あって、わたしはどちらの意見にも納得する部分がある。でも、双眼鏡はまだうまく使いこなせないけれど鳥を見たい、描きたいチビと一緒にいると、こういう場所は本当にありがたい。小さい子にとって、"遠くの点ウォッチング"はやっぱり魅力的とは言い難く、鳥に興味を持たせるのは難しいから。
ウソの幼鳥は、わたしも初めて見た。単体で見たら、ダルマエナガ?!とか言ってしまいそうな顔をしている。
メスは飛来頻度が低かったけれど、それでもチビはちゃんとオス、メス、幼鳥をしっかり見分けていた。 
餌台のウソはよっぽど気に入ったらしく、帰りの車で、「フィーフィー」しか言わないと思ったら、自分は山荘の餌台にいた"ウソち"なんだと言い出す始末。本物のチビは、代わりに今も山荘にいて、餌台のヒマワリの種を食べているということになっているらしい……。
My Little one could immediately identify males, females and juveniles.
最終日の朝食後には、イカルとイカルの幼鳥もやってきた。
夫が見つけ、「あれなんだ?」っと言っていたら、チビがすぐさま「イカル!」っと識別したらしい。 見たことがないのによく知っているのは『14ひきの さむいふゆ』にひっそりと描かれているから。

 わたしは最終日の早朝に一人日の出とともに起きて、八千穂高原散歩をさせてもらった。
ホオジロがいっぱい。イカル、コガラ、ヒガラ、ノスリ、キビタキ、アカゲラ。遠くアオバトとホトトギスの声。幸せ!

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