23 April 2020

3月、4月のスケッチなど

このご時世に仕事がいっぱいあって、どちらにしろ出歩いて遊んでいる余裕がないのは、とてもありがたいことだと思う。でも4月に入ったらチビを一時保育に入れられるからきっと仕事が進むと思っていたのに登園自粛することになり、何一つ終わらないし、何一つ出来ていない感じがした4月前半だった。

ちょっと先が見えたものも出て来たので、ようやくチビのスケッチに少し色を付け、スキャンしてアップすることにする。スケッチブックを見返しても、4月前半の絵は一つもない。描きたいシーン、いっぱいあるのになー。



昨年から何両かの列車はおもちゃ箱に入れていたのにあまり興味を示していなかった。でも、小さい頃わたしが大好きだった、谷内こうたの『なつのあさ』をお正月に母が持って来てくれて以来、絵本に出てくるのと「同じ」列車というので興味を持ちはじめた。
子育てサポートからのベビーシッターさんと遊んでもらうために、ちょっと早いかと思いつつも大量のレールを投入したら、いつの間にかそれなりに遊べるようになった。
These days, she loves the wooden train toy.  She's got two box full of them, which were half mine and half my cousins'.  She can join some rails. 



「じーじーじー(字の意)」と床に落ちた紙を見つけると描いている。
チビと一緒に開封して読んだ『さくらがさくと』の重版のお知らせも、目を離した隙に緑と紫の線だらけになってしまった。
My friend gave her a set of crayon made of vegetables last year for her half birthday.  She put them straight into her mouth back then so I had to hide them for some time.  But now she can draw very nice lines. 



In front of her new beautiful bookshelf.  
ご飯を食べていて、「ほらカブだよ。小さなカブ。うんとこしょ、どっこいしょ」などというと、『おおきなかぶ』を確認しに行かずにはいられない。それなのに、絵本がぐちゃぐちゃに積み上げられていて、肝心の本が見つからなかったり、自分で取り出せなかったりしていたので、ついつい奮発して子ども用本棚を買ってしまった。



We went to a secret place near my place to enjoy the Sakura blossom back in the end of March.  I wanted to draw her in front of Sakura trees but I didn't manage to draw neither her nor Sakura nicely.  And she turned out pretty big compared to the tree, which then reminded me of Henri Rousseau's "To Celebrate the Babay." 



アミガサタケを見つけた、と夫に言ったら、なんで採って来なかったの!と怒られてしまった。一本しかなかったしなあ。



新型コロナを蔓延させないために、どの程度の自粛が、どのくらい続くのか皆目検討がつかない中で、今どのくらい外出自粛すべきなのかの判断が難しい。
2週間だけなら、外の世界を見ず、ほとんど歩かず、毎日家の中で遊んでも良いかもしれない。でも半年や一年になるとなったら、この子は長距離を歩けるようにもならず、犬も猫も絵本の中の存在で、他の子と遊ぶことも知らずに赤ちゃんから子どもになってしまうのだろうか、と不安になる。

今は、ちょうど歩く練習の真っ最中なので散歩には出るようにしている。家の中だと動ける範囲は数歩だから。車やバイクが通るとおびえて動けないので、川や公園などみんなの散歩コース的なところに行かざるをえなくて、悩ましい。
このウイルスで、こうした何の生産性も無さそうな公園や川、空き地の重要さに、多くの人が気付いてくれたらいいけどなあ。



クーベルチップに行くついでに、現地では鉛筆スケッチだけしてきた、弘明寺の大岡川沿いの桜。
こんな時期ながら、『さくらがさくと』の原画は、弘明寺の子どもの本& クーベルチップでも、西宮のギャラリーアライの「花咲く頃展」でも展示させていただき、無事に終了した。見にいらしてくださったみなさま、本当にありがとうございました。





家から見える梨園で、おじさんが花真っ盛りの木を切っていた。なんでも、うちが住んでいるマンションのせいで日当りが悪くなって、生育が悪くなってしまったのだとか。家の周りに梨園があることが気に入っているわたしにとってはショックな事実だった。
ひと枝いただいてきたので、絵を描いた。本物を見ながら、直接絵の具で描けるのはうれしい。



ハルリンドウだと信じていたら、フデリンドウだった!

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