26 October 2017

ナキウサギ

北海道旅のハイライトは、何と言ってもエゾナキウサギだった。
Japanese Pika was something I really wanted to see in Hokkaido and I did watch several of them quite well.  Pika is a small mammal that looks like a mouse but actually a cousin of rabbits.  Japanese Pika only lives in rocky mountain area in Hokkaido.  They are considered to have come to Hokkaido during the last ice age but could not cross the Tsugaru Strait to Honshu island, which was not covered with ice.  



生息していると言われる地域にいくと、ピーッという鋭い鳴き声はあちこちから聞こえるのだが、実際に姿を見ようと思うと難しい。



次の卯年の年賀状はナキウサギにしよう、とつぶやいたら、普通の人には卯年にネズミを描いていると思われちゃうかもよ、と言われてしまった。



ナキウサギふぁんくらぶが出している『ナキウサギの声が聞きたいー小さなNGOの悪戦苦闘物語』の中に、暑さが苦手なナキウサギにとって永久凍土が地下にあり、風穴のある環境がとても重要だという説明のあと、十勝三股で永久凍土を含む地層が見られる場所があると出ていたので興味を持って訪ねてみた。しかし残念ながら昨年の台風の影響でそこに通じる林道は未だ通行止めで、しかももう永久凍土が顔を出した状態にはないとのことだった。確かにむき出しになっていたら、そこからどんどん解けてしまうという問題がある。糠平湖周辺は、去年の台風後に開通していない林道、道路も多く、被害の多さを実感した。
でも、三股山荘で思いがけず田中豊美さんが描かれた北海道の生き物の原画がいくつか見られたので得した気分だった。



The surroundings where I saw pikas was very beautiful.  Several kinds of mosses and lichens were creating a fairy-tale scenery.   



Pika's skeleton at Higashitaisetsu Nature Center.  
ひがし大雪自然館に立ち寄った。大雪山系で見られる生物について、けっこう詳しく、そしてきれいに展示されていて、目についたタテハ系のチョウやカメムシの名前を調べたりと長居してしまった。ナキウサギの骨標も見つけてスケッチ。

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