5 September 2019

夏の鳥見

I haven't forgotten how to draw birds, have I?
I've been busy and it's been too hot to go out for birdwatching. But we did go out a few times to see some special birds for summer.
この夏は絵本の原画作りなどで忙しかったが、夏らしい鳥の風景を見に、少しだけ出かけた。



大磯照ヶ崎のアオバト
Flock of White-bellied Green Pigeons coming to Terugasaki in Oiso to drink sea water is one of the must see scenery in summer.  
朝のほうがアオバトの飛来数も多いし、涼しい。チビも一緒に朝早く起きて出かけた。滞在時間は1時間ほどだったけれど、定点から観察できて、「今日は鳥を見たぞー!」という気分になれる。



神奈川県立 生命の星・地球博物館でやっている「アオバトのふしぎ」展も見てきた。
神奈川県の地理が俯瞰できる衛星写真が大きく展示されていて、丹沢山地から照ヶ崎へと飛んでくるアオバトを想像できたのがよかった。確かに丹沢から照ヶ崎までは、大磯丘陵により緑が連続している。
サロン・ド・小田原の学芸員のお話も聞いてきた。照ヶ崎は関東大震災でいまより2メートルほど持ち上げられたといい、今、アオバトが降り立っている岩などはその時に海面に現れた部分だという。大震災前も大磯の海岸は岩場だったが、その多くは漁港などを作る際に埋め立てられてしまったようだ。アオバトにとっては、大震災で、ちゃんと降り立てる岩場が新たに出て来たので幸運だったということか。



ダイサギ(Great Egret)
あまりに久しぶりに鳥をスケッチしたので、形を取るのに苦労した。やはり定期的に手は動かさなければ!



オオバン(Common Coot)



Barn Swallow gathering to roost at reed bed.  
夏といえば、ツバメのねぐら入りも見たい光景。8月25日、そろそろツバメも渡りはじめてしまって、もう数は少ないかなと思ったけれど、3000羽くらいいただろうか。とっても見応えのあるねぐら入りだった!
暗くなってきても全くツバメの気配がないと、今年はここにねぐらはないのかな、などと心配になる。いつもそうだ。
でも、「あ、1羽いた」「また1羽」となり、気付いたときには空がツバメだらけになっている。どこからどうやって、同じ時間にそこに集まって来られるのか、本当に一瞬の出来事なのだ。
ねぐら入り前に遊水池の上を飛び回り、水を飲む。
だんだん本当に暗くなり、気付くと飛んでいるのはツバメからコウモリへと入れ替わっている。



葦原にとまるツバメ。



夏に見たい花といえばカラスウリ!
昼間の散歩中に夫がとってきたつぼみは、水に挿しておいたらちゃんと花開いた。
白い花なので、久しぶりにアクリルガッシュを出してスケッチした。



翌日の夕方、さらに小さかったつぼみも開きはじめたので観察。



ちょっと水の吸い上げが悪かったのか、開く速度が遅く、完全には開かなかったけれど、開く様子が分かっておもしろかった。

No comments:

Post a Comment