わたしが文章を書いた写真絵本『いつも仲間といっしょ エナガのくらし』が 第72回 産経児童出版文化賞の産経新聞賞を受賞しました!!
『いつも仲間といっしょ エナガのくらし』
(命のつながり シリーズ7)
東郷なりさ作、江口欣照 写真、高野丈 編集
文一総合出版
6月12日に贈賞式に参加してきた。とってもフォーマルな式で、なんだか緊張した。 紀子さまの臨席を賜り、受賞作それぞれに対するお言葉をいただいたり、直接お話する機会も少しあったのでなおさら。
6月12日に贈賞式に参加してきた。とってもフォーマルな式で、なんだか緊張した。 紀子さまの臨席を賜り、受賞作それぞれに対するお言葉をいただいたり、直接お話する機会も少しあったのでなおさら。
写真は写真家の江口欣照さん (右)と担当編集の高野丈さんと。大変お世話になりました。
大賞の『ひき石と24丁のとうふ』の大西暢夫さんのスピーチもとてもよかった。基本はイラスト絵本を作っているわたしにとって、絵本にするつもりはなくて20年撮り溜めていた写真がふとしたきっかけから絵本になるというプロセスは新鮮だった。でもある意味では、とりあえずスケッチし続けるというのも同じようなものなのかな。 バスが好きだったカブカと何度も読んだ『路線バスしゅっぱつ!』の鎌田歩さん(受賞作は『巨石運搬!海をこえて大阪城へ』)や、世界で大活躍中のケンブリッジ・スクール・オブ・アートの同窓生が作った『まぼろしの巨大くらげをさがして』の訳者さんにもお会いできたし、そのほかたくさんの初めましての絵本作家や絵本編集者、そして選者のみなさんとお話できて楽しかった。
みなさんからの講評によれば、江口さんのかわいいエナガの写真は、「かわいい」には惑わされないぞと思っていらっしゃる選者さんをもつい魅了してしまった模様〜
シマエナガ人気の中で、エナガの絵本だったのもよかったようだ。これは文一総合出版ならではかな。わたしが子どもの視点、子どもに伝わる言葉を絵本に持ち込めたのかなと思っている。