It's been a while since I joined the seabird research at Sagami Bay but I decided to post an article since I wanted to remember the breathtaking event, an arctic skua attacking a flock of common terns!
5月、また三鳥連の相模湾船上調査に参加させていただいた。
クロトウゾクカモメがアジサシの群れに突っ込んできた。魚を咥えた一羽が追われる。上から急降下、下から急上昇。そのアクロバット中も、しっかり狙ったアジサシから目を離さず、頭を傾けたりしていた。
海の盗賊はおそろしい。アジサシは諦めて魚を落としてしまった。
A flock of Red-necked Phalaropes. There were 40 of them, so as I was told. It seems like a magic to me to be able to count these birds doing hide-and-seek between waves.
アカエリヒレアシシギは三日月か半月にくちばしが生えたみたいな形だ。
後半は波も高く、鳥は見つけにくかったけれど、オオミズナギドリがダイナミックソアリングをはじめた。
ヨットも風を受けて斜め。
28 May 2016
23 May 2016
リトルターン調査
今年はまた、NPO法人リトルターン・プロジェクトの営巣調査に参加させていただいている。森ヶ崎水再生センターの施設屋上で繁殖するコアジサシの保全活動をしているグループだ。調査前にまた少し、スケッチもさせてもらった。
屋上に出ると何かに驚かされたコアジサシが群れになって飛んでいた。一昨年の5月、「すでに100羽もいる!」などとブログに書いた記憶があるが、去年から数が増え、今年も1500羽ほどがいるとスタッフの方が教えてくれた。コアジサシは集団防衛によって猛禽類などの天敵から卵や雛を守るというから、数の多さが繁殖の成功につながると信じたい。
暑くて口を開けつつ抱卵する親鳥。
I joined the Little Tern Project's nest research again. It is a project to create a nesting ground for the Little Tern on the roof top of a sewerage facility building. The place is very close to Haneda airport and you see the airplanes regularly taking off in the background.
It's been successful and this year the rooftop seems to hold 1500 birds. The generation born there must be increasing.
"Nest is supposed to make on a rooftop, isn't it? I was born there and so was my mother. Penthouse is the best, you know?" Some young might be thinking so!
午後からは営巣調査に参加。営巣地内に立ち入る時間を極力減らすため、みんなで一列になって一気に歩き、巣や卵の数を記録する。この日の調査結果はここに出ている。
A peregrine came to the colony and took one adult! After the accident, Little Terns made big flocks and kept flying round and round the area for more than 20-30 minutes as if they were mourning for the lost one.
調査でコロニーに入ると、割れている卵の殻がいくつか見つかった。補食されてしまったものもありそうだ。よく見ると模様はかなりバリエーションがある。スタッフがコアジサシのペレットも見せてくださった。
屋上に出ると何かに驚かされたコアジサシが群れになって飛んでいた。一昨年の5月、「すでに100羽もいる!」などとブログに書いた記憶があるが、去年から数が増え、今年も1500羽ほどがいるとスタッフの方が教えてくれた。コアジサシは集団防衛によって猛禽類などの天敵から卵や雛を守るというから、数の多さが繁殖の成功につながると信じたい。
暑くて口を開けつつ抱卵する親鳥。
I joined the Little Tern Project's nest research again. It is a project to create a nesting ground for the Little Tern on the roof top of a sewerage facility building. The place is very close to Haneda airport and you see the airplanes regularly taking off in the background.
It's been successful and this year the rooftop seems to hold 1500 birds. The generation born there must be increasing.
"Nest is supposed to make on a rooftop, isn't it? I was born there and so was my mother. Penthouse is the best, you know?" Some young might be thinking so!
午後からは営巣調査に参加。営巣地内に立ち入る時間を極力減らすため、みんなで一列になって一気に歩き、巣や卵の数を記録する。この日の調査結果はここに出ている。
A peregrine came to the colony and took one adult! After the accident, Little Terns made big flocks and kept flying round and round the area for more than 20-30 minutes as if they were mourning for the lost one.
調査でコロニーに入ると、割れている卵の殻がいくつか見つかった。補食されてしまったものもありそうだ。よく見ると模様はかなりバリエーションがある。スタッフがコアジサシのペレットも見せてくださった。
18 May 2016
サシバの里
Ichikaimachi in Tochigi prefecture is now called Sashiba no sato, the land of Grey-faced Buzzard. Small paddy fields stretch along every small valley between the hills and that is the typical favored habitat for the Grey-faced Buzzard.
サシバの里と言われる市貝町には、これぞ谷津田という景観があちこちに残っていて、どこもここもスケッチしたい風景だった。でも谷戸地形は、紙に表すのが難しい。
ウグイス、キビタキの声も聞こえるけれど、一番声を張り上げて歌っているのはガビチョウだった。やはり手入れをできる人が少ないらしく、山はけっこう薮だらけ。
でもさすが「サシバの里」というだけあって、入り組んだ谷戸のあちこちでサシバの姿を確認できた。ピックイーと言う声が聞けたのもうれしい。
This area is designed only to protect the birds and habitat but not to welcome visitors. So there is no organised view point or trail to walk to see the buzzard so you just have to drive and watch them mainly from the car. I was rather worried that visitors may block the road and cause trouble with the locals.
電柱や電線は真下の田んぼの中の餌を探せる格好の止まり場らしい。
出会ったおばあさんは、「サシバの里って言われて、それなりには個体数がいるみたいなんだけれど、まだわたしはサシバを見たことがないのよ。鳥はいろいろいるけれど、どれがサシバなのやら」と話していた。
ある意味では、人々が程よく無視するなかで、サシバがひっそり生きている、里山本来の姿なのかもしれない。観光資源としては、芝ざくらのほうがよほど人気らしい。
道の駅の駐車場をタガメが歩いていた!
サシバの里と言われる市貝町には、これぞ谷津田という景観があちこちに残っていて、どこもここもスケッチしたい風景だった。でも谷戸地形は、紙に表すのが難しい。
ウグイス、キビタキの声も聞こえるけれど、一番声を張り上げて歌っているのはガビチョウだった。やはり手入れをできる人が少ないらしく、山はけっこう薮だらけ。
でもさすが「サシバの里」というだけあって、入り組んだ谷戸のあちこちでサシバの姿を確認できた。ピックイーと言う声が聞けたのもうれしい。
This area is designed only to protect the birds and habitat but not to welcome visitors. So there is no organised view point or trail to walk to see the buzzard so you just have to drive and watch them mainly from the car. I was rather worried that visitors may block the road and cause trouble with the locals.
電柱や電線は真下の田んぼの中の餌を探せる格好の止まり場らしい。
出会ったおばあさんは、「サシバの里って言われて、それなりには個体数がいるみたいなんだけれど、まだわたしはサシバを見たことがないのよ。鳥はいろいろいるけれど、どれがサシバなのやら」と話していた。
ある意味では、人々が程よく無視するなかで、サシバがひっそり生きている、里山本来の姿なのかもしれない。観光資源としては、芝ざくらのほうがよほど人気らしい。
道の駅の駐車場をタガメが歩いていた!
15 May 2016
ヒヨドリ 北へ
朝の箒川でのんびり朝ご飯を食べていた5日の6時過ぎ、80羽程のヒヨドリの群れが北北東へと飛んで行った。春の渡りだ!
そのあと数分ごとに、数羽から十数羽の群れが同じ方向へ飛んで行く。1時間近く見ている間に、300羽弱が数えられた。
気になったのでGoogle Earthで地形を見てみると、群馬側は足尾山地、茨城側は八溝山地があるから、平野を飛んでさらに北上しようと思ったら、宇都宮から那須塩原へと東北本線に沿って行くことになる。わたしが見ていたのは、ちょうど野崎駅の近くだったから、ちょっと納得。鳥も新幹線も、いちばん平らな所を移動していく。那須から白河へと抜ける峠で空を見上げていれば、きっと渡るヒヨドリがたくさん見られるに違いない。
Oriental Reed Warbler was singing at a bank of a river. The bright yellow Turnip rapes make a nice background.
コチドリ(Little Ringed Plover)
Some cobblestones at the riverbank were beautiful celadon blue. I picked a small one and painted a Little Ringed Plover.
箒川の上流には、緑色凝灰岩の一枚岩があるらしいので、それだろうか?
We visited the Kazuo Iwamura's museum in Nakagawa machi. He is the author and illustrator of the famous picture book series of 14 mice. The museum is surrounded by nice woodlands and allotments where you can walk around and find the world of 14 mice stories! It's a beautiful place and we found many Japanese tree frogs.
ニセクロチャワンタケだろうか。
気になったのでGoogle Earthで地形を見てみると、群馬側は足尾山地、茨城側は八溝山地があるから、平野を飛んでさらに北上しようと思ったら、宇都宮から那須塩原へと東北本線に沿って行くことになる。わたしが見ていたのは、ちょうど野崎駅の近くだったから、ちょっと納得。鳥も新幹線も、いちばん平らな所を移動していく。那須から白河へと抜ける峠で空を見上げていれば、きっと渡るヒヨドリがたくさん見られるに違いない。
Oriental Reed Warbler was singing at a bank of a river. The bright yellow Turnip rapes make a nice background.
コチドリ(Little Ringed Plover)
Some cobblestones at the riverbank were beautiful celadon blue. I picked a small one and painted a Little Ringed Plover.
箒川の上流には、緑色凝灰岩の一枚岩があるらしいので、それだろうか?
We visited the Kazuo Iwamura's museum in Nakagawa machi. He is the author and illustrator of the famous picture book series of 14 mice. The museum is surrounded by nice woodlands and allotments where you can walk around and find the world of 14 mice stories! It's a beautiful place and we found many Japanese tree frogs.
ニセクロチャワンタケだろうか。
13 May 2016
ある晴れた日
It was a bright sunny day yesterday. The sky was so blue and no cloud could be spotted. Too nice to be working at home. So we had an early lunch and went outside.
When the day is as fine as this, we know the best place to visit! The tree house!
作家や料理人や芸術家や思想家が生産的になるのは、すべてが暗く、停滞して、荒涼とし、冷たくなる「絶望の季節」だ、と母がいま訳している雨の本に書いてあるらしい。それだというのに、毎日、真っ青な空が広がっているのだ。
だから昨日の午後は、仕事をさぼって、横浜のなんじゃもんじゃカフェに行ってきた。
This is a Special cafe on the tree in the middle of residential area in Yokohama.
Drinking coffee or ginger ale or apple cider (non alcohol, though) on the tree, you can be the white and brown bears in "La casa sull' albero" by Marije and Ronald Tolman.
ヒトツバタゴではなくて、タブノキらしい。
Tree branches go through inside the tree house.
When the day is as fine as this, we know the best place to visit! The tree house!
作家や料理人や芸術家や思想家が生産的になるのは、すべてが暗く、停滞して、荒涼とし、冷たくなる「絶望の季節」だ、と母がいま訳している雨の本に書いてあるらしい。それだというのに、毎日、真っ青な空が広がっているのだ。
だから昨日の午後は、仕事をさぼって、横浜のなんじゃもんじゃカフェに行ってきた。
This is a Special cafe on the tree in the middle of residential area in Yokohama.
Drinking coffee or ginger ale or apple cider (non alcohol, though) on the tree, you can be the white and brown bears in "La casa sull' albero" by Marije and Ronald Tolman.
ヒトツバタゴではなくて、タブノキらしい。
Tree branches go through inside the tree house.
12 May 2016
沼ッ原湿原
We visited a bog hoping to see Eastern Skunk Cabbages. They bloom in early spring just after snow have melt. So we were perhaps a little too late to see their best because we only saw a few, tiny ones.
「♨︎ サウナ ざぜん」は、わたしが愛用している『花のおもしろフィールド図鑑(ピッキオ編著)』のザゼンソウのページに出てくるイラスト。
早春に花粉を独占的に虫に運んでもらうために、ザゼンソウは肉穂花序を化学反応で発熱させて虫を暖め、活動的にさせているという。20度ほどにまでなるとか!
見に行った時期が遅かったのか、あまり大きなのが咲いていなくてちょっと残念だった。
The yellow balloons in the water were the eggs of the Black Salamander. We thought we found some adults, too, but they were not the salamanders but newts.
クロサンショウウオの卵があった。黒い成体が周りを泳いでいたので「あっ!」と思ったけれど、成体のほうはアカハライモリだった。
Japanese fire belly newt.
オスがメスに対して直角に回り込み、尾を曲げて震えていたのは、求愛行動だったようだ。
午後の時間、アオジとともに、眠れないフクロウが鳴いていた。
板室温泉
前に来たのは6年前!
「♨︎ サウナ ざぜん」は、わたしが愛用している『花のおもしろフィールド図鑑(ピッキオ編著)』のザゼンソウのページに出てくるイラスト。
早春に花粉を独占的に虫に運んでもらうために、ザゼンソウは肉穂花序を化学反応で発熱させて虫を暖め、活動的にさせているという。20度ほどにまでなるとか!
見に行った時期が遅かったのか、あまり大きなのが咲いていなくてちょっと残念だった。
The yellow balloons in the water were the eggs of the Black Salamander. We thought we found some adults, too, but they were not the salamanders but newts.
クロサンショウウオの卵があった。黒い成体が周りを泳いでいたので「あっ!」と思ったけれど、成体のほうはアカハライモリだった。
Japanese fire belly newt.
オスがメスに対して直角に回り込み、尾を曲げて震えていたのは、求愛行動だったようだ。
午後の時間、アオジとともに、眠れないフクロウが鳴いていた。
板室温泉
前に来たのは6年前!
10 May 2016
ゴールデンウィークの夏鳥たち
ゴールデンウィークは、なかなかわざわざ出かけない北関東の森や川を歩いてきた。どうせ出かけるなら、とつい地元と全く異なる環境に足を運びたくなるけれど、同じ関東内の違う環境を見るのもおもしろかった。イカルのペアとシメの群れやクロジ夫婦がいたり、サンショウクイがあちこちで鳴いていたり。
Summer visitors are all here. We saw many many Narcissus Flycatchers!
鳴いてくれなかったので悩んだけれど、どうやらツツドリだったらしい。
コサメビタキ(Asian Brown Flycatcher)
一度止まってしまうとなかなか見つけられない。
ラショウモンカズラ
"Where is Mummy? I am hungry! "
親鳥1羽が幼鳥2羽を連れて渓流沿いで餌をとっていた。
エサ〜!
Jupiter and its moons.
望遠鏡で木星を見たら、ガリレオ衛星が3つ確認できた。後から調べたら、一番左がカリスト、隣がガニメデ、木星の右がエウロパ。イオは木星の後ろに隠れてしまっている。
Summer visitors are all here. We saw many many Narcissus Flycatchers!
鳴いてくれなかったので悩んだけれど、どうやらツツドリだったらしい。
コサメビタキ(Asian Brown Flycatcher)
一度止まってしまうとなかなか見つけられない。
ラショウモンカズラ
"Where is Mummy? I am hungry! "
親鳥1羽が幼鳥2羽を連れて渓流沿いで餌をとっていた。
エサ〜!
Jupiter and its moons.
望遠鏡で木星を見たら、ガリレオ衛星が3つ確認できた。後から調べたら、一番左がカリスト、隣がガニメデ、木星の右がエウロパ。イオは木星の後ろに隠れてしまっている。
9 May 2016
In Search of Spring Migrants
From the end of April to the early May we have so called "Golden Week," a week holiday. On the first day, I went out to watch birds with four very skilled young birders, looking for migrants.
日本を代表する若手バーダーと言っても過言ではない4人と、霞ヶ浦周辺に鳥見に行ってきた。鳥が出ると、「どの種か」からは始まらず、「一番右が幼鳥だ」だとか「P6が幼羽だ」だとか、そんな会話が飛び交うのだから恐ろしい。
Reed bed was lively with songs of Oriental Reed Warblers and Zitting Cisticolas, all celebrating spring. An Eastern Marsh Harrier was scanning over the reed and a flock of Whimbrels flew above us. It was just pleasant to be there.
There was a flock of Ruffs and Long-billed Dowichers. One male Ruff was almost in breeding plumage and his head was in beautiful orange.
羽づくろい中のエリマキシギ。直接頭掻き。
エリマキシギは大きさにバラエティがある。基本的にはオスのほうがメスよりも一回り大きいけれど、中には小さく灰色でメスのフリをしているオスもいることを知った。
The Marsh Sandpiper (left) and the Wood Sandpipers.
タカブシギが首を傾けた。上空のトビを気にしていたみたい。
ムナグロの群れ。翼がとがっていて、エレガントだ。夏羽のきれいな個体もまじっていた。
ツバメチドリ。鳥は動かないのだが、風が強くて、望遠鏡が振動するのでちょっと描きにくかった。
Three Oriental Pratincoles were sitting on a ground with dandelions and daisy fleabanes.
Japanese Swamp Warbler
実はオオセッカを見たのははじめてだった。チュルチュルっと鳴いて葦原を飛び出しては戻って来て、葦に止まる。全体的に茶色なのが印象的。
We finished our birding at a floodgate looking down a reed bed again. Reed turned orange with the last sun of the day. Whimbrels gathered to roost and made a big flock in the sky.
日本を代表する若手バーダーと言っても過言ではない4人と、霞ヶ浦周辺に鳥見に行ってきた。鳥が出ると、「どの種か」からは始まらず、「一番右が幼鳥だ」だとか「P6が幼羽だ」だとか、そんな会話が飛び交うのだから恐ろしい。
Reed bed was lively with songs of Oriental Reed Warblers and Zitting Cisticolas, all celebrating spring. An Eastern Marsh Harrier was scanning over the reed and a flock of Whimbrels flew above us. It was just pleasant to be there.
There was a flock of Ruffs and Long-billed Dowichers. One male Ruff was almost in breeding plumage and his head was in beautiful orange.
羽づくろい中のエリマキシギ。直接頭掻き。
エリマキシギは大きさにバラエティがある。基本的にはオスのほうがメスよりも一回り大きいけれど、中には小さく灰色でメスのフリをしているオスもいることを知った。
The Marsh Sandpiper (left) and the Wood Sandpipers.
タカブシギが首を傾けた。上空のトビを気にしていたみたい。
ムナグロの群れ。翼がとがっていて、エレガントだ。夏羽のきれいな個体もまじっていた。
ツバメチドリ。鳥は動かないのだが、風が強くて、望遠鏡が振動するのでちょっと描きにくかった。
Three Oriental Pratincoles were sitting on a ground with dandelions and daisy fleabanes.
Japanese Swamp Warbler
実はオオセッカを見たのははじめてだった。チュルチュルっと鳴いて葦原を飛び出しては戻って来て、葦に止まる。全体的に茶色なのが印象的。
We finished our birding at a floodgate looking down a reed bed again. Reed turned orange with the last sun of the day. Whimbrels gathered to roost and made a big flock in the sky.
8 May 2016
Rice fields and wintering ducks
A brown package arrived from France!
It was from Dr. Claire Pernollet and contained her PhD works, "L'utilisation des rizières par les canards hivernants," which has my illustration on the cover.
I was very happy to be asked to do this work after more than a year since we met during the International Ornithological Congress in 2014.
Rice fields flooded during winter become good foraging grounds for ducks.
国際鳥学会(IOC)のご縁で、Dr. Claire Pernollet氏の博士論文の表紙を描かせていただいた。論文の表紙に絵をつけるなんて、日本ではあまり考えられない気がするけれど、ヨーロッパではよくあることなのだろうか。章扉にもカモの羽を使ったアート作品があり、後ろには夜のカモの水彩画やドラマの歌を夜のカモの話に替歌したものが出ていたり。素敵な文化だ。
論文はフランス南部のカマルグでの田んぼとカモ類についての研究だ。冬期、田んぼをどのような状態にするかによって、雑草や落ち穂の量に違いが出るか、カモ類の利用に違いが出るか、またカモ類の田んぼへの影響などを調査、考察したものだ。カモ類が採餌できる場所であるためには、やはり冬水田んぼにしておくことが重要で、収穫直後に耕してしまうのが、一番よくないらしい。カモ類は刈り株を押し倒し、雑草の種を食べる。ただ雑草の種の量は、カモの利用では有意には減らないようだ。
それでも冬期に水を張った田んぼのほうが収量が多く、農家にとっても、越冬するカモ類にとってもメリットが大きい結果になったという。
It was from Dr. Claire Pernollet and contained her PhD works, "L'utilisation des rizières par les canards hivernants," which has my illustration on the cover.
I was very happy to be asked to do this work after more than a year since we met during the International Ornithological Congress in 2014.
Rice fields flooded during winter become good foraging grounds for ducks.
国際鳥学会(IOC)のご縁で、Dr. Claire Pernollet氏の博士論文の表紙を描かせていただいた。論文の表紙に絵をつけるなんて、日本ではあまり考えられない気がするけれど、ヨーロッパではよくあることなのだろうか。章扉にもカモの羽を使ったアート作品があり、後ろには夜のカモの水彩画やドラマの歌を夜のカモの話に替歌したものが出ていたり。素敵な文化だ。
論文はフランス南部のカマルグでの田んぼとカモ類についての研究だ。冬期、田んぼをどのような状態にするかによって、雑草や落ち穂の量に違いが出るか、カモ類の利用に違いが出るか、またカモ類の田んぼへの影響などを調査、考察したものだ。カモ類が採餌できる場所であるためには、やはり冬水田んぼにしておくことが重要で、収穫直後に耕してしまうのが、一番よくないらしい。カモ類は刈り株を押し倒し、雑草の種を食べる。ただ雑草の種の量は、カモの利用では有意には減らないようだ。
それでも冬期に水を張った田んぼのほうが収量が多く、農家にとっても、越冬するカモ類にとってもメリットが大きい結果になったという。
2 May 2016
春のスケッチ
Trying to catch up and capture the spring. The season changes day by day.
ナツトウダイとたぶんニオイタチツボスミレ。となりにタチツボスミレが咲いていて、色や花の形が明らかに違った。
Common Kingfisher.
The Peregrine brought out a Japanese Tit, which he'd stored between the rock before, to give to his mate.
“I have always longed to be part of the outward life, to be out there at the edge of things, to let the human taint wash away in emptiness and silence as the fox sloughs his smell into the cold unworldliness of water; to return to town a stranger. Wandering flushes a glory that fades with arrival.” ("The Peregrine" by J.A Baker)
Whenever I see Peregrine, I always think that I must read J.A. Baker's "The Peregrine" because it is quoted by many books I recently read. And the writing is so beautiful!
お昼過ぎ、枝に止まってキョロキョロしだした。
アオサギのヒナたちはもうこんなに大きい。
Black-crowned Night Heron.
シュンラン(Cymbidium goeringii)
ブルーベリーソースのかかったレアチーズプリンみたいなスジオチバタケ。
ナツトウダイとたぶんニオイタチツボスミレ。となりにタチツボスミレが咲いていて、色や花の形が明らかに違った。
Common Kingfisher.
The Peregrine brought out a Japanese Tit, which he'd stored between the rock before, to give to his mate.
“I have always longed to be part of the outward life, to be out there at the edge of things, to let the human taint wash away in emptiness and silence as the fox sloughs his smell into the cold unworldliness of water; to return to town a stranger. Wandering flushes a glory that fades with arrival.” ("The Peregrine" by J.A Baker)
Whenever I see Peregrine, I always think that I must read J.A. Baker's "The Peregrine" because it is quoted by many books I recently read. And the writing is so beautiful!
お昼過ぎ、枝に止まってキョロキョロしだした。
アオサギのヒナたちはもうこんなに大きい。
Black-crowned Night Heron.
シュンラン(Cymbidium goeringii)
ブルーベリーソースのかかったレアチーズプリンみたいなスジオチバタケ。
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