19 June 2009

砂漠



砂漠でたった一人で迷ったら、
西でも東でも、北でも南でもいいから、とにかくいったん歩き始めたら二度と絶対に方向を変えないこと。
いったん歩き始めた方向が、街やオアシスへの最短距離なのだと思い込むこと。

森達也『東京スタンピード』より


卒論調査という、砂漠をさまよっている気分だ。データがあまりとれなくて、不安な日々。
先生に相談に行ったら、あまりコロコロ変えても、データにならなくなる。このまま続けてみましょう、と言われた。ふと上の一節を思い出した。ひたすら歩き続けてみることも必要なのかもしれない。「弱気になって方向を変えてばかりいたら、最後まで砂漠から抜け出せない」から。



でも、歩き続けるなら、風景の変わる旅がしたい。同じ調査地に通い続ける、研究者気質がわたしにはどうやら足りないようだ。
ヤマグワからヒメコウゾ。季節がどんどん変わっていくのは、焦るけれど、ありがたい。

10 June 2009

@研究室

These days, I spend most of my time in and around the university. When I'm home, I don't want to go to school but once I go there, it is also a pain in the neck going back home.


One thing that had bothered me about being in university was that I could not do any of my art works.
So I took a palette and some brushs of water color to the school and bought a new sketchbook. Now, I can draw pictures at my desk in the university, too!




ヤマザクラ(Prunus jamasakura)



クマシデ(Carpinus japonica)

9 June 2009

きびだんご



7日はバードソンだった。Birdwatching + marathon = Birdathon。毎年行われる、この学生バードソンは、12時間のうちに何種類の鳥を見聞きできるかをチームごとに競うイベントだ。
今年は、友人たちの調査を手伝いつつの参加。だから目標種数は1種=キビタキ。たぶんキビタキだけは10個体以上を見聞きした。

チーム「きびだんご」のロゴマークを描いていたら、ついでに鳥のお手玉を作りたくなった。きびだんご、るりだんご。売れないかな~

3 June 2009

Life List



Hoopoe (ヤツガシラ)
少し前に、都内の公園に来ていたヤツガシラ。珍鳥の追っかけを趣味にはしたくない、と思うのだけれど、情報をもらうとつい見に行ってみたくなってしまう。

Hoopoe was my 250th "Lifer bird" in Japan; a "new bird" for me. Bird watchers love to compile a life list, which is a list of all the birds species they saw in their lifetime. Someone told me that a person with more than 300 Japanese bird's life list is a real crazy birder.

I don't want to chase very uncommon visitors to Tokyo just to add one more to my list. I'd rather visit their nomal habitat myself. That's what I'm usually thinking...but actually, I went to a park in Tokyo to see this Hoopoe right after I got the information!

It seems that this life list habit is unique to birders when I look around other naturalists. I've met no botanist nor animal watchers talking about their life list. Maybe birds are just about good number of species to count life list, not too few like mammals, not too many like plants or insects.

21 May 2009

葉脈上の毛



すっかり森が緑になって、調査に忙しくなってきた。最近、研究室にいると誰かしらが植物の同定に頭を悩ませている。
葉の裏面の葉脈上に毛があると・・・ 
無毛だと・・・ 
葉先が尖るのは、尖らないのは・・・


植物の種の違いはなんとも微妙だ。図鑑の識別点をたどっても、解説にある毛の量や生え方なんて、個体による差も大きいし基準もわからない。
どうやら、わかる人にはその植物種らしい"雰囲気"が見えるらしい。「うまく説明はできないけれど、オトコヨウゾメの葉は端整な感じ」などとと言われる。そういう印象が実は大切なようだ。
ただその超人(?)の域に達するまでは、地道に毛の有無や鋸歯の形の確認をしながら識別し、"種の印象"を自分の中で作り上げていくしかないのだろうか。

チャトゥチャック

今頃になって、ようやくタイで買ってきたものを整理している。



Fish shaped lantern from Chatuchak Market. When I saw the funny looking lanterns hanging on the wall, I thought I must buy one. But I have no place to hang that one in my little apartment.
So, I decided to buy it for my hostparents in the US, who should have lots of space!! Now it's on its way across the Pacific ocean.
Since it is made of metal (perhaps bronze?), at Suvarnabhumi Airport, I was asked to open my bag and show this funny thing...




モダマ(藻球)
植物の研究室に入ったのだからと、タイに行く前に「東南アジア樹木紀行」という本を読んで行った。バンコク、クアラルンプールなど都市の街路樹や寺院で見られる樹木を解説した本だ。木を気にしながら街を歩くと、毎年泊まっているホテルに植わっているのがアソカノキであること、鳥を探して見上げていた木がアメリカネムノキでだったことに気がついた。一度見たことがあるもの、図鑑や写真で見たものは、なぜか目に入りやすくなる。
チャトゥチャック市場でも、モダマを見つけた。直径3cm以上ある大きな豆の種で、アクセサリーなどとして使われる。神奈川でも、ビーチコーミングで南西諸島、もしかしたら熱帯(!)から漂着してきたモダマ(Entada属)の種を拾えることがあるようだ。今回はつい市場で買ってしまったけれど、いつかは自分で拾いたい。

14 May 2009

お客さん



クチバスズメ(Marumba sperchius)
登校したら、わたしの机のコルクボードにお客さんがいた。スケッチし始めても、まったく動かない。羽が少し痛んでいる。
帰るときも、まだ同じ場所にいた。しばらく、わたしの机の飾りになってくれるつもりらしい!

11 May 2009

調査の手伝い、という名目でフィールドに出る機会が増えた。3月末から都会にばかりいたので、森の中にいられることが無性にうれしい。
しかも"調査地"は電波圏外が多い。携帯からもPCからも解放?されてホッとするのは、普段、あまりに情報に囲まれすぎているせいかもしれないと思う。何にしても、足りないくらいのほうが、ありがたみが増していい。

そろそろ、まじめに植物を覚えなければ、というので勉強と称して絵を描いてしまった。



フタバアオイAsarum caulescens
I learned that the aoi-no-mon, the crest of Tokugawa clan is designed after this plant. Somehow, the crest has three leaves but the actual plant has only two leaves and the Japanese name of the plant is also Ftaba-aoi, which means twin-leave aoi.

1 May 2009

ありがとうございました



今日、おかげさまで無事にクイナ通り展が終わりました。
見にいらしてくださったみなさま、宣伝してくださったみなさま、本当にどうもありがとうございました。カフェに立ち寄ると、ゲストブックに新たなコメントが書き加えられていて、毎回、とてもうれしかったです!
本当に多くの方に支えられていることを改めて実感し、感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも、またWeb上のクイナ通りを、どうぞよろしくお願いします。

Bookcover

Now I'm into stencil. The beginning was when my mother bought several colors of stamp pads for eraser stamps. Because I wasn't good at curving erasers, I changed method and tried stencil instead, which I've been familiar with for years.



カワセミ(Common Kingfisher)



サンコウチョウ(Japanese Paradise Flycatcher)

One thing good about stencil is that it is easily reproduced. My mother made special sized bookcovers for field guide of birds with my stencil designs. And thanks to my friend, now they are sold at Hobby's World, which is a special shop for birdwatchers.


□■□ Hobby's World □■□
ステンシルブックカバーのページ