22 February 2022

クーベルチップ 『ハクセキレイのよる』原画展

宣伝がギリギリになってしまったが、3月中、お世話になっている弘明寺にある児童書店、子どもの本& クーベルチップで『ハクセキレイのよる』の原画展をやらせていただくことになった。 
During March, some original illustrations for my latest book "White Wagtails in the Night" will be displayed in a lovely indipendent children's bookshop in Gumyoji, Yokohama.
2022年3月3日(木)〜27日(日)
 木〜土曜日:12:00-18:00、日曜日:12:00-17:00 (月・火・水曜日定休)
子どもの本& クーベルチップ店内
 横浜市南区大岡2-1-17(横浜市営地下鉄弘明寺駅から徒歩3分、京急弘明寺駅から徒歩7分)
この原画を見ると苦労と失敗の痕跡が……!
絵本原画展は、見に行っても絵本と何も変わらないので何が良いのか分からない。むしろページサイズで裁ち落としされていず、文字も入っていないので間抜けて見えるだけ。
という声を聞くこともある。今は印刷の技術も上がり、はっきり言って印刷された絵本のほうが原画より美しいこともある。
『ハクセキレイのよる』も然りで、印刷会社さんの努力なくして出来上がらなかった絵本なので、絵柄としては印刷物のほうが良いかもしれない。
だからこの展示は、制作の裏側がわかるようなパネルも作り、足を運んでくださった方が絵本づくりを垣間見られるものにしようと努力してみた。

ついでに宣伝。
クーベルチップのある弘明寺の桜並木を取材して作った『さくらがさくと』は、オーストラリアに続いて、この2月にアメリカでも発売された。 同じ英語なのでオーストラリア版と何も変わらないと思うが、アメリカ版はどうやら各国から取り寄せやすいようだ。アメリカ版発売に伴い、絵本の書評家さんがインタビューしてくださった。
My Sakura book, "When the Sakura Bloom" is now out in the US, too!
As early as in August, Maria Marshall,a book reviewer, contacted me to ask if she could interview me about how I made the Sakura book. 
Thank you so much, Maria! 

Friends in the US, let me know if you ever spot this book in book shops near you. 

21 February 2022

3歳半

いつの間にか3歳も半分。 
家では一日中喋っているし、大人同士の会話もかなり理解しているし、初めて会った人とも会話で意思疎通ができるようになった。 物事の因果関係もかなり認識していて、誰々にはヒミツね!というのも、〜のふり!つもり!というのも分かるようになった。
まだ活用や単語がちょっとおかしくて「お湯がわけた!」とか「そうしればできる?」などの言い回しがかわいい。

赤ちゃんの頃は今現在が"快"か"不快"かで生きていただけだったのに、時間の感覚が出て来たので、"さっきからずいぶん長いこと車の中にいる"ということに気付くようになってしまった。ちょっと遠くに出かけると「まーだ、つかないのー?」と言われてしまう。
でも逆に先のことを見据えて、今こうしておくべきだということも、少しできるようにはなった。
親が自然公園を連れ回しては鳥の話ばかりしているので、何気に20種類以上の鳥を識別するけれど、本人は何よりもバスと電車が好き。逗子第一運動公園に京急車両が保存されていることを思い出して遊びにいったら、30分くらい「ドアがしまります! 発車しまーす! ガタンガターーン」と運転していた。
We visited the old Keikyu train car reserved in a park in Zushi. She loved being a train driver.
My mum bought these beautiful set of little bowls and dishes from Yahoo auction.  They were probably from the bottom tier of Seven-tiered Hina doll set for Hinamatsuri, the Girl's day. Little one loved them and almost everyday, she prepares a huge party for her little stuffed friends like Kingfisher and Sasa the rabbit.  
コロナだというのに、うちでは毎日毎日大宴会が開かれている。飲み物はドングリ茶だし、だいたい20時にはお開きになっているけれど。
Sketching at a nature park.
ヘイケボタルの湿地で、水に落ちたテンナンショウの赤い実を取りたそうに眺める。

18 February 2022

English for Birding 最終回を終えて

文一総合出版の雑誌『BIRDER』で5年間にわたって連載させていただいた鳥見英語の勉強ページ「English for Birding」が最終回を迎えた。
書こうと思うと、あやふやに認識していることも、知らないこともいっぱいあることに気付き、英単語の発音から、湿地を表す言葉の使い分け、形態を表す単語、雌雄や幼鳥の特別な言い方、鳥の出てくる慣用句まで、いろいろと勉強することになった。
普通の英会話の教科書には出て来ない、バーダー特有の単語やフレーズを紹介できたかと思う。
続けようと思えばいくらでも続けられる連載だったのだが、あまりダラダラと書き続けるのもと思い、内容をしぼりキリの良い60回目で終わりにさせていただいた。
長らく読んでくださったみなさま、どうもありがとうございました。
I've finished writing the series of sixty articles about learning English for birding for the Bunichi Sogo publsihing's BIRDER magazine.
並べてみたくなってトライしたのだが、うちの狭い床では半分ずつしか入らなかった……!

14 February 2022

Bunting sketches

冬になり、少し鳥を描ける機会が増えてきた。ここ数ヶ月の鳥スケッチを一気にアップ。
A flock of Rustic Buntings gothering just before they go to roost. 
夕方遅くススキ原をのぼる途中で梢に止まる鳥の群れを見つけた。 のぞいてみるとカシラダカ! 全部で20数羽いた。しばらくそっと見ていたら、下の薮へ入っていったようだった。ねぐらだろうなあ。
もう一度同じ時間に行って、同じように見られるのか見てみたいと思ったけれど、結局叶わないうちにひと月過ぎてしまった。
ちっともカシラの羽が立っていないカシラダカ。 出かけている環境のせいなのか、この冬はずいぶんカシラダカの群れに出会った。
逆に数えるほどしかツグミを見ていなくて、ちょっと気になっている。家の周りではシロハラのほうがよほど遭遇率が高い。
 
Common Kingfisher
Grey Heron
雑木林の中のベンチで家族でお昼ご飯を食べていたら、チビが「あれ、なに?」とタヌキを見つけた。 疥癬にかかってピンクの肌が見えている個体だった。 お昼を食べているわたしたちのテーブルまでやってきてじーっとこちらを伺っていたので、もらいなれているんだなぁ、でもあげないぞ、と思いながらスケッチしていたら、しばらーくして、さっと何かをとって薮の中へ。 何か青いもの…あれ、チビの靴!!! ベンチの下に脱ぎ捨ててあった靴をタヌキが咥えて持って行っちゃった! 慌てて追いかけ無事に取り返したけど ピクニックの人の下に落ちている人工物には食べ物が入っているとでも思ったんだろうか。 食べ物かどうかよく確認もせずに持って行っちゃうんだ。 昼間にフラフラしている時点で、よっぽど切羽詰まっているんだろうなあ。
餌をあげて人間と野生動物の距離感がおかしくなるのも困るけれど、あまりにかわいそうな疥癬タヌキ。家の近くで見かける個体もことごとく疥癬を患っている。野生化に置いたままで、簡単に治療ができたりしないものだろうか。
Poor Raccoon dog suffering from mange was wondering around in daytime.
Common Reed Bunting.
オオジュリンはしばらく同じところに止まって葦から食べ物をほじくり出しているので、けっこうスケッチしやすい。
Comon Snipe
オカヨシガモ、採餌中。
Saw several Meadow buntings perching and feeding on grass after a snowy day. まだ地面に雪が残っていて、寒いのか膨らませた背中のオレンジ色がきれいに映えていた。チビといると鳥スケッチはなかなかできないので小さな紙質の悪いスケッチブックしか持っていず、色の雰囲気がうまく出せなくて残念。
コゲラ
絵には描けなかったけれど、とても久しぶりに青いルリビタキも見てとてもうれしかった。

5 February 2022

東郷まどかピアノリサイタル2022

3月19日(土)に伯母の東郷まどかが横浜の戸塚のさくらプラザ・ホールでピアノリサイタルを開く。
 I designed a leaflet for my aunt's piano recital in March.
今回のテーマは「大作曲家の若き日々」で、バッハ、ショパン、バルトークがそれぞれ若き日々に書いた作品を取り上げるという。
3月半ばまでには、もう少し感染者数がおさまっていてくれるといいが。
※印刷したチラシと異なり、第一ヴァイオリン奏者が田代藍さん、ヴィオラ奏者が大島路子さんに変更になっています。
This green paper for the leaves on the left above corner is made by my little one! 
チビに「お仕事してくれるー?」っと葉っぱの元になる紙を絵の具と色鉛筆で適当に緑色に塗ってもらい(使う色だけは、わたしがある程度指定)、その間にわたしはちゃっかりPC作業。出来上がった緑の紙をスキャンしてphotoshop上で葉っぱ型に切り抜いて若葉を作った。チビとの初コラボ作品!

29 January 2022

Mum's Birthday Party

先日、偉大なる母の誕生日だった。 
相変わらずのダメ娘は、母の誕生日だというのにお昼ご飯付きのベビーシッターをお願いしたけれど、チビは小さなテーブルを並べ、小人やぬいぐるみを招待し、ドングリお茶にたくさんのごちそうを作って主賓を出迎えていた。 
A few days ago was my wonderful mum's birthday. 
She's been the best mum and grandma ever. So my little one and I decided to throw a party for her. 
We set up tables and invited lots of little people and stuffed animals. My little one made a nice pot of acorn tea and cooked a Chinaberry dish, a Scycamore dish, a Chinese tallow dish, rubber and felt vege dish, pipe rice with sweet potato (rice = something from inside a pillow) and so on. 
The cake was a real one. A gorgeous fruit tart from a shop, which my husband and little one chose and preordered several days before.
I made a hand coloured print of a bat writer & translator.  My mum's blog title is "A Letter from a Bat" so I thought it would make a nice icon.  
My little one drew a bus with her granny and herself on it.  
母のブログが「コウモリ通信」なので、本を訳し、書いているコウモリを作った。
どうやって本を持たせればよかったのやら……よりによって手のない生き物!
『ハクセキレイのよる』を献本した先輩画家のOさんが、雁皮紙は裏から着色ができて、ヤマト糊で貼れば良いと教えてくださったので、どうしても試してみたくなってその技法で作ってみた。少なくとも8センチ四方という小さなこの絵ではとてもきれいに作ることができた!
裏からの着色だと空のような大面積が上手く塗れるようになるにはかなりの技術が必要そうだし、絵が大きいと糊貼り時にやっぱりシワができそうな気もするけれど、もうちょっと研究して練習すれば、ハクセキレイの原稿よりは良い状態の原画ができそうな気がしてきた! 
一人で制作していると、やりたいことがあっても知識も技術も足りなくて、堂々巡りしていることが多い。まわりに教えてもらえる先輩画家やアイディアをくれるイラストレーター仲間がいるというのは本当にありがたいことだ。

4 January 2022

Winter Holidays

Hope you all had a wonderful Christmas & New year holidays.
We certainly did! 
We had Christmas Dinner on a beach, cooked in Dutch oven on an open fire. 
毎年恒例、クリスマスディナーは浜辺でダッチオーブンのローストチキン。 チビは海藻スープを作っていた……。
電車好きのチビにサンタが持って来てくれたサフィール踊り子。どうやら木の列車を小人が必死で塗ったらしい。
Santa brought Little one a wooden train painted (by one of his elves) in Saphir Odoriko colour (her favorite train that passes our place).
New Year's eve's outing was to see this enormous flock of Baikal Teals. 
In my area, the Baikal teal is a rare bird and normally, it is only be spotted one or two mixed in with Eurasian Teals. But I knew this bird makes a huge flock elsewhere in the world, such as in Korea, so I'd been wanting to see a flock of them. In that lake, some people counted tens of thousands of them.  I couldn't tell how many but when I looked through the scope I could just see many many heads with that unique swirl pattern.  Drawing them was very difficult since I soon lost track of which part of which bird that I was drawing.   
One dream came true right at the end of 2021!
ちいさなかがくのとも12月号の『わたし はくちょうを みたの』を買ったので、チビに本物のハクチョウを見せようと白鳥の郷も訪ねた。
Tundra Swans and Pintails. I wish it was a bit milder evening.  It was really cold! 
オオハクチョウ、アメリカコハク、マガンもいた。かなり寒かったけれど、絵本で読んでいたので、チビもずいぶん真剣に眺めていた。
あまりに久しぶりにしっかり鳥をスケッチできる環境に身を置いて、鳥の形をとるのがヘタになったなぁと反省。数時間、一カ所に腰を落ち着けて描く時間ってやっぱり大切だなあ。
年越しとお正月は今年も祖母宅で過ごした。
わたしが置いていったおもちゃがまだいくらか残っているので、遊ぶものには事欠かない。祖母がせっかく動物のぬいぐるみなどを干してきれいにしておいてくれたのに、チビは人形の家に釘付け。小さな鍋ややかんをストーブにかけてぐつぐつしていた。やっぱり魅力的だよなあ。
「なーんで すぐに ごはんだよーとか、おふろだよーってなっちゃうの?」と最近よく言うようになった。ただひたすら"今現在"を生きる時期を越えたんだなあ。その割に、早くご飯を食べて、早く服を脱いでお風呂に入って、早く寝間着に着替えて、また遊べる時間を作ろうと想像力を働かせるほどには時間の概念がないので、ぐだぐだと駄々こねて時が過ぎてしまい始末に悪い。
うちのレモンの木と一緒に買った祖母宅のレモン。最初はほぼ同じだったはずなのに2つも大きな黄色い実を付けていた。うちのはアゲハとクロアゲハの餌になるばかり。
Long-billed Plover. 
チビは夫とストライダーを楽しんでくれていたのに、前を電車が通る遊水地だったので音がするとつい「あ、NEXが来た! あ、踊り子だ!チビちゃんと見ているかなあ」などと気になってしまいスケッチに集中できない……。ママ鉄病っていうやつだろうか。

1 January 2022

Happy New Year!

あけましておめでとうございます。
 年々、ブログをサボりつつありますが、月に数度は更新することを目標にしたいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2022 is the year of the tiger but I've never seen a wild one in my life. So instead, I drew a Scaly Thrush or Tora-tsugumi, which means tiger thrush in Japanese. A few years ago, this bird appeared in a plum orchard very close to my place and stayed there for two months.  In the evening, when the sun sets behind the trees, the orchard scenery looks like the famous Ukiyoe painting by Utagawa Hiroshige.  
3年前の冬、近所の梅林に長く滞在していたトラツグミ。ちょうど梅が満開になるころまでいてくれて、3月2日を最後に見かけなくなった。
でも去年も一昨年も来ていないので、一年だけのことだったらしい。

今年はありがたいことにすでに絵本の仕事が詰まっている。
それを順調にこなしつつ、鳥やチビのスケッチも怠らず、というので精一杯な気がする。

24 December 2021

ハクセキレイのよる

新作絵本『ハクセキレイのよる』が発売される。
福音館書店の月刊誌「ちいさなかがくのとも」2月号で、そろそろ各地の書店に置かれ、販売は1月中の約ひと月だ。
My next picture book, "White Wagtails in the Night" is out now. 
White Wagtails gather in the evening and roost at trees in the middle of roundabout in front of a station. This simple story is just about how they spend the night there.  
とうごうなりさ さく
福音館書店 月刊誌「ちいさなかがくのとも」2月号
定価440円(税込)
街中でよく見かける白黒の鳥、ハクセキレイが夕方ねぐらに集まり、朝に飛び立つまでを描いた絵本。何でもない一夜のお話だけれど、自分が寝ている間に他の生き物たちがどう過ごしているのか思いを馳せる1冊になったら良いなと思う。
絵本には夜のことしか書いていないが、普段はコンビニなどの駐車場で尾羽を振りながら餌をついばむ姿をよく見る鳥だ。コンビニでよく見かけるから最近は「コンビニ鳥」と呼ばれているというので、裏表紙はコンビニ前の姿にしてみた。 
Before they roost in trees, they gather on top of a buildings, probably to check if the roost site is safe.    
「街中の木に集まって眠る鳥のお話は作れないか」とちいさなかがくのとも編集部から企画をいただき、この絵本作りは始まった。お話をいただいたのが妊娠が判明した直後だったので、赤ちゃんが生まれたら鳥が寝ている時間の取材なんてしばらく絶対にできなくなると思い、やるなら今だ!ちょうど冬だし!っとよく知っている東戸塚駅のハクセキレイのねぐら観察をはじめた。一カ所だけを見て書くのは不安だったので、横浜駅、横須賀の街路樹、金沢八景駅周辺でのねぐら入りも見た。場所によって、ねぐら入り後の様子がよく見られるところ、声がよく聞こえるところなどあったので、やはり複数箇所見るのは大切だった。
街中だと双眼鏡で観察するのも憚られ、とても望遠鏡を据えてスケッチはできず苦労した。 
おりこみふろくの「おおきなひとのための『ハクセキレイのよる』」を書いてくださった亀谷辰朗さんが主宰されている、「ハクセキ道場」と呼ばれるハクセキレイ標識調査も見学させていただき、雌雄、若鳥での羽色の違いを間近に見させていただいた。その後我孫子市鳥の博物館でのセミナーも聞きにいった。スケッチは鳥博の剥製を覚え書き程度にメモしたもの。
絵本にも、背中まで真っ黒な雄、背中はグレーの雌、頭までグレーの若鳥と様々な個体を描いたので探してみてほしい。
ハクセキレイがねぐら入り前に一時集合し、その後木に入る時間とその時の空の色を間違いなく描きたかったので、チビを連れ、色鉛筆を持ち出し、鳥の様子と空の色をメモする取材もした。
色に関しては、カメラの設定で写真はいくらでも見た目と乖離するので、例え上のような適当なメモでも、直接紙に表現しておいたほうが、確実な気がする。
I hate drawing buildings and cityscapes. After drawing several scenes, I always find somethings not consistent through the book. In order to check if things are at the right place in each scene, I made this model.  It can help!
原画制作もとても苦労した。黒の線と面はリノリウムを彫り、それを雁皮というとても薄い和紙に摺った。下にアクリル絵の具で夕暮れや街の色を塗った紙の上に重ねて糊づけした。貼った直後は良いのだが、そのうち紙の伸び縮みの違いのせいかシワができてしまって、スキャン後に印刷会社さんにかなりデジタル修正していただくことになってしまった。
色校が出て来たときには、あまりにきれいに修正されていて感動。印刷会社さんの技術の賜物の絵本でもある。
あとから思えば版画を白い紙に摺り、下の色と別々にスキャンしてデジタル合成すれば迷惑をかけずに済んだ。
またできあがった絵本を先輩画家にお送りしたところ、雁皮紙を裏打ちする技法や、雁皮紙の裏から色を塗る方法があるはずだと教えていただいた。日本画や版画の技術をどこかでしっかり勉強し、うまく紙を扱えるようになれば、もうちょっと上手にできたかもしれない。
なにはともあれ知識不足と修行不足を思い知った絵本にもなった。
When I finished all the colour roughs, I made a little dummy book and read it to my little one. She was in my womb when I started this picture book project but she was already a good listener then.  Thanks to her, who asked me things that she did not understand, I changed some wordings. Now she remembers the storyline and can almost read it by herself.

この2月号のおりこみふろくのエッセイはBIRDER誌等で大活躍中の野鳥写真家の菅原貴徳さんというのも鳥屋にはうれしいポイント!

16 December 2021

Christmas tree 2021

We put up our christmas tree and realised how big Little one became.
Her favorite decorations are the wooden train and everything shiny.  

This drawing is from the 2019 when she was one-year old. 
好きなもの、色についての主張が激しくなってきた。裏起毛のうさこちゃんのワンピースを買おうと思ったら「うさこはやなの!」の一点張りで、「こっちがいいの! これほしい、これ、これ、こっち!!!」と言うのは、うちの木のおもちゃみたいな列車がついたトレーナー。来冬は着れそうにないサイズだったけれど、あんまり欲しいというので買ってあげることに。