20 January 2023

4歳児との遊び

What we've enjoyed in the past month.
小正月、舞岡公園でさいと焼きを見た。青竹が爆ぜるバンっという音がチビはちょっと怖かったらしい。
We went to see a fire festival called Saitoyaki. This bonfire send the year god, who came to visit us for the New Year, back to their home.
かまどを作り、薪を集めてパパがやっていることを真似をする。
今年もクリスマス・ディナーは浜辺でダッチオーブンローストチキン。チビの友達一家も呼んで賑やかだった。
 
チビが大量のタマミルとへんな形のカニの死骸を見つけ、みんなで観察。家に帰って調べたらコブカニダマシとベニツケガニのようだった。ちょっと不思議なものを見つけるのがとても上手になってきた!
Drawing ice on the surface of a pond and trying to touch it.
She looked like a kind of gnome in the knit cap made by Ruchi's mum.
We've been dying wools with several natural materials like acorn caps and berries.
草木染にちょっぴりハマっている。ピンク、濃いピンクはヨウシュヤマゴボウ(濃度の違い)、紫系のグレーはシャリンバイの実と葉、枝をミョウバンで染めたもの。その手前の茶色は石灰を入れたもの。一度煮た状態ではなかなか綺麗な緑だったのだが、2度目に煮たら茶色くなってしまった。今度もう一度、緑の状態で定着するのか試してみたい。黄色っぽい茶色はクズの葉。一番右にある茶色い玉はクヌギの殻斗だ。
人形たちはみんなセーターを作ってもらい冬に備えた。
Fancy nails made of pistachio shells sticked to the nails just with sellotapes.   
おやつに食べたピスタチオの殻を見て 「爪みたいー!」 「色塗りたいー!」 というのでやらせてみた。
「おしゃれ〜」(……なのか?!) 
電車かバスの柄がついているか、ポケットがついている服にしか興味を示さないうちのチビも、 こんな"おしゃれ"したいんだなあ。セロテープで止めただけなので、わたしも付けさせられたが、すぐに取れちゃうので何もできず。
ほぼ一年前までブランコは怖くて乗れなかったのに、気づけば大好きになり幼稚園の遊び時間にも黙々と一人乗っていることも多いらしい。座り漕ぎなら自分で漕ぎ出せるようにもなった。

7 January 2023

祖母の家、わたしのおもちゃ

大晦日の夕方に夫に祖母宅まで送ってもらい、お正月は祖母と合流してきた母、わたしとチビの4人でひたすらのんびり過ごした。
We did nothing but sit around on the New Year's day and the next day.  Because little one wanted to play with my old doll house, which my mum made, at my grandma's place.  She brought her seven little dolls with her to let them stay in this house.   
人形の家にかかっている絵は、すべてわたしが小さい頃に作ったものだが、この左の絵は銚子の日の出だ。幼稚園から小学生にかけて、一時期毎年のように銚子に日の出を見に行っていた。それも初日の出は混むからと、なぜか大晦日の日の出を見に!
There was my little weaving toy, too. She needed her great-gran to sit with her and tell what to do next otherwise she often forgot to rotate the heddle.

4歳児にはちょっとまだ難しい。気に入って持って帰ってきて家でも作りたがったものの、隣でひーばーが見ていてくれないので失敗続き。結局わたしが作る羽目になっている気がする。

千葉で鳥見

お正月を過ごす祖母の家が船橋なので、年末は千葉県プチ旅行。チビ連れドライブは、一度の移動を短く、道中を面白くするに限るのでアクアラインを通って海ほたるに立ち寄り、その後銚子方面へ。
We made a little trip to Chiba prefecture and spent the New Year in my grandma's place.

 

We found an American Wigeon couple (at least the male was the American one) at Umihotaru Parking area along the Aqua Line high way, which runs across the Tokyo Bay. It's rather rare to find a pure American one and not a crossbred with a normal wigeon.  So I am not quite sure if this is pure but it looked so.   
そのほかハマシギ、ミユビシギ、トウネン、オカヨシガモ雌、スズガモ雌、ウミウ、ウミネコ、ユリカモメ、セグロカモメ、イソヒヨドリ、ハシブトガラスなど。 

嘴基部の黒い線がいまいち無いか、脇に少し細くある程度だけど、頭部の見た目はかなり純粋な感じ。実はライファー。 ヒドリガモ雄にずいぶんちょっかいを出していた。
久しぶりに多種多数のガンカモを見た。うちのあたりではこういう光景は見られないので貴重。
銚子には何度も来ているものの、カモメに海鳥探しでひたすら漁港を周ってばかりだったので、犬吠埼灯台周辺を歩いたのは、小学生以来か。銚子電鉄にも初めて乗った。
本当は漁港を丹念に回って鳥見に専念したいところだけれど、チビ連れなので観光や遊ぶ時間も大切に。チビを自然好き、鳥好きにするには、あまりエクストリームな鳥見をさせないことが肝心、という夫の信念が、今の所うまく行っていると思うから。チビが楽しいと思える鳥見をして、チビが好きなこともやる旅行にしないと、出かける=鳥見=いやだ!っとなってしまうのではと思っている。
それでもわたしは良い鳥がいるとすぐ、チビなんて放って絵を描いてしまうのだが、幸い鳥見には行きたいけど、"鳥はそんなに好きじゃない"っという夫が、チビと周辺に植物探しの探検に行ってくれたり、おやつの買い出しに行ってくれたりするので、鳥見=親が自分と遊んでくれないイベントにならずに済んでいるところもある。
何かおもしろい、拾えるものを探している時間が一番楽しそう。
君ヶ浜で作った鏡餅。

1 January 2023

Happy New Year!

あけましておめでとうございます。 
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2023 is the year of rabbit and this is Japanese Pika, which my husband and I saw in Hokkaido together back in 2017.  
My little one asked me, "Where was I when you saw it?  In your tummy?" 
She doesn't understand that there was time when she didn't even exist at all.  
卯年、北海道旅で見たエゾナキウサギを選んでみた。決してねずみではありません!

今年は絵本を作る年。ひたすら原画を作る年。
でも一冊も出版はされないので、がんばって倹約する年。
最近、チビがとても上手に生き物スケッチをするようになってきたので、負けないように精進の年。

24 December 2022

ピアノの発表会

My aunt, a piano teacher, gave two piano lessons to my little one as a birthday present in summer and she strated learning it. With very unenthusiastic parents, her progress is slow and she is still in the stage of playing it with one hand but she had her first recital!
ピアニストの伯母に熱烈な勧誘を受けて、ついに夏からチビはピアノを習いはじめている。
わたしも通ってきた道。
ピアノが好きとは全く言えなかったわたし自身が、「お稽古しなさい」とピアノの部屋に入れられるたびに、嫌でピアノの下にもぐり、そこに並んでいる絵本を読んでいた口なので、あまり強制せずに適当にやらせることにした。
ドレミがなんとなく身について、音楽の世界の入り口を知っていれば良いかなくらいの気持ち。
それにしてもしょうもない生徒で、レッスン中に大泣きはするは、ピアノの下でかくれんぼをはじめるは、らしい! 
でも伯母が、「今度の発表会、プログラムにもう名前入れちゃったから、一曲でも弾くつもりあったら、出てね!」っと強引に、伯母の生徒たちの発表会への出場を決めてしまってからは、「おばちゃんがプログラムに載せちゃったんだもん」っと必死で練習し、なんとか3曲連弾の上パートを弾いてみせた。3つ目の伯母とやったハンガリー民謡の「こおろぎ」なる曲は、あまりにテンポがゆっくりになり、寒くて死にかけのコオロギになっていたけど、この日の天気にはぴったりだったかも。

司会は、今は伯母が受け継いでいる「小さい鐘の会」という名のこの発表会を初めた当人である祖母が、今年もまだ勤めている。
チビはひーばーちゃんが自分の名前と曲目を言ってくれるのがうれしかったらしく、舞台に出る直前のことなのにやけに鮮明に記憶していて「"今日はリラ・フレッチャーの 汽車とねむれねむれを、お母さんと連弾します"って言ってたねえ!」と夕飯を食べながら話していた。
(そう、わたしも簡単な伴奏とは言え、20年ぶりにピアノを練習し、発表会に出る羽目になったのだ。)
せっかくこんな場に来たので、ピアノを弾く他の生徒さんもスケッチ。
I had to play the lower part in my little one's performance so I couldn't draw her but I sketched some of other students.
and my aunt.

18 December 2022

もちつき

『14ひきの もちつき』(いわむらかずお さく)が好きでよく読んでいたので、もちつきは前からとても楽しみにしていた。
Little one experienced two mochi-pounding events, one at our local community and the other at her pre-school.  It's an event to prepare mochi for New Year's decoration and the festive dishes.  Although these days, since the events were held during the school term, which is too early for the actual New Year, we just ate the mochi right away. 
「せいろから ゆげが ふいてきた」 
絵本で読んでいると、体験するころには臼に杵、せいろ、そして捏ねどりなんていう単語まで完全に覚えている。
町内会のもちつき大会では、お囃子もやっていて、「絵を描きたい」とはいうものの、太鼓の音が怖いチビは近づきたくはなくて、「目がいいから遠くからでも描けるの」っとやっっっけに遠くに陣取って描いていた。遠すぎてわたしは苦戦。 
Parents could come and watch the kids pouding mochi at her pre-school. So I went there briefly with my sketchbook.
自分の子は写真を撮りたいから、人の子を描く。年中・長は一人10回ずつ、年少は5回ずつつかせてもらっていた。
ついた餅を丸めているところ。

持ち帰ったおもちは『おもち』(彦坂有紀・ もりといずみ さく)を読みつつ焼いて、いそべやきと、きなこもちに。
After toasting mochi, we dipped some in soy sauce and wrapped them with nori, a kind of seaweed.  The other, we dipped briefly in hot water and powdered them with sweetened Kinako, the roasted soybean flour.
And she wanted her little dolls to be having a mochi pounding day as well. 
人形たちの「もちつき大会」もやりたがった。
せいろをのせてお米を蒸す釜が必要だとか、臼の横にはバケツの水を用意しないといけないとか、言うことがやけに細かくてびっくりした。
こうして自分の手の届く範囲で再現することで、また理解も深まるのかも。
市民の森にたまたま落ちてた竹の臼に、わたしが木の枝で作ってやった杵。

17 December 2022

みかん狩り

近所の果樹園でみかん狩りができるとなんとなく知ってはいたのだけれど、やったことはなかった。 幼稚園のバス停仲間のお母さんから、みかん狩りに行ってきたの、という話を聞いた週末、ついに足を向けた。
地域情報教えてくれるママ友ってありがたい。
We visited our local pick-your-own orchard for satsuma mandarin picking! 
They only charged us for the weight of the fruits but not the time.  So we spent a relaxing time drawing satsuma and the scenery as well.  
地域の果物や野菜を食べられる環境は、本当にうれしい。
We picked something like twenty of them but they were so tasty and we ate them in a few days.  So we went there again, second time with our friends. 
おいしくて数日後には無くなってしまったし、とっても手軽だったので、遊ぼうと約束していた友達一家を誘って、翌週にもう一度行ってしまった。
みかん狩り後、スケッチモードに入って、テントウムシやセイタカアワダチソウの穂、センニンソウなどを描き始めたチビをスケッチ。

7 December 2022

第25回フィールドスケッチ会

12月3日にスケッチ会を新横浜公園で行った。公式報告はこちら
Seven of us had a field sketching day at Shin-yokohama park on the 3rd of December. It became really cold since the beginning of the December. But luckily that Saturday was not windy so when the sun shone, it felt warm.
草陰で寝ているコガモやオカヨシガモを描き、だんだんと前を泳いで横切ったオオバン、浮かびながら寝てくるくる回って流されているホシハジロやキンクロハジロなどを描き足していった。
Coots feeding under water.  
陸にあがって採餌しているところも描きたかったのだが、散歩の犬などが近づくとすぐに水に戻ってしまうので、なかなか落ち着いてスケッチできなかった。

I wanted to draw the preening Shovelers but it was difficult!
雄の多くはエクリプスから換羽途中だったので、その段階の違いでさまざまな模様の個体が見られた。胸の鱗状の模様がきれいなのについ目がいって、全体の形を取り損ねてしまったり。
桜の木の下に座って水鳥を描いていたら、真上の木でシジュウカラが芋虫を食べ始めた。ときどき上を見上げて空を警戒しては、足で押さえた獲物をつついていた。 あまりに距離が近かったので身じろぎもできずに肉眼でスケッチ。ページを変えることもできなかったので、空白を探して隙間に描いていった。芋虫から嘴を離す瞬間、とろーりとした液体のようなものが糸を引くのが見えた。
時々、こうして真剣に鳥を描く時間を作らないと、どんどん形が取れなくなっちゃうなあ!

21 November 2022

秋色

Everywhere are all so yellow and red at this time of the year.
My favorite moment, sitting on piles of fallen leaves and drawing my little one in autumn sunlight.  
ササについた不思議な綿状の卵を見つけ、「絵、描きたい」というのでふたりでケヤキのふかふかの落ち葉に座り込んでスケッチする。この後チビは、カナヘビを自力で捕まえ、ご満悦だった。
午後に夫と遊びに行った自然公園では、『あきぞらさんぽ』(えがしらみちこさく)よろしく落ち葉のプールにどぼーんし、『14ひきのあきまつり』(いわむらかずお)のかくれんぼを真似して落ち葉に埋もれようともしたらしく、髪の毛からトレーナーから靴下、靴の中まで落ち葉だらけにして帰ってきた。
These days, when she spots something, she insists on drawing it: this time, turtles in the pond.   
もうそろそろ暗くなるんだけど、と思いつつも絵を描きたいと言われると、つい付き合ってしまう。
車で寝ちゃった。寝顔はまだチビっぽい。
Sweet potato digging at her preschool's allotment.
秋は幼稚園行事の季節でもある。親がサボって絵を描いていたので、チビは一人、芋蔓と格闘。ちゃんと一人で掘り上げていた。
鷹取山に登った。ハイキングコースにも、多少岩をよじ登るようなところがあるけれど、チビはほとんど手を出さずとも自力で歩いた。一年前に比べると、歩くのが本当にしっかりした。 

神武寺周辺は普段あまり見かけないアカガシがいっぱい。アカガシの殻斗はフワフワでしっかりしていて、人形たちの高級カップになるのでチビのお気に入りで、大喜びでたくさん集めていた。鳥はよく見たのはエナガとシジュカラ、メジロくらい。でもリュウキュウサンショウクイの声を一声聞いた。帰りは逗子駅で列車の増結作業も見物。
おおたぐろまりさんから、今では貴重な『この羽だれの羽?』をいただいて以来、熱心に羽探しをしているチビ。池の端に流れ着いたらしい水鳥の体毛を数枚拾い集めていた。 茶色いしどうせいつもいるカルガモだろうと思っていたら、カルガモとも他のカモとも似ていず、調べていたらクイナらしいと判明! 一冊の絵本でも子どもの遊びが変わって、発見があるなあ。
ホトトギス(Japanese toad lily)
追記:ご指摘いただいて調べ直したところ、花が立ち上がった茎の上についていて、雄しべの根元に斑点があるので、どうやらヤマホトトギスらしいとわかった。
Total eclipse of the moon on the 8th November. 
 8日の皆既月食も望遠鏡で観察。天王星、こんなことでもないと決してどの星だかわからない気がする。